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加藤宏 美肌ケア

お肌にも悪影響な「黄砂」に注意!

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤です。

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目のかゆみや鼻水、くしゃみ…花粉症かな?と思っていたがどうやら長引く…というあなたの症状、もしかしたら黄砂かもしれません。

 

黄砂とは?

黄砂とは、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原などの土です。

この地域の農業や生活環境に被害を与えるだけでなく、大気中に浮遊し黄砂が核となる雲が発生し、雨となって降り注ぎ、地球全体の気候にまで影響します。

海洋にも入る事で海の生態系にも影響すると考えられています。

砂漠の風で高く巻き上げられ、日本へは偏西風に乗って飛んできます。

このように黄砂が大気中に舞い上がって地上に降下する現象自体を黄砂と呼ぶこともあります。

 

 

黄砂のピーク

2月から5月にかけて砂漠では砂嵐がよく起こります。

その為、日本へはその時期に多く見られます。

4月から3月あたりがピークですが、5月にもまだ多く見られます。

夏ごろにはほとんど見られません。

 

PM2.5との関係

黄砂と共に飛んできて、色々悪さをしてくれるのがPM2.5です。

黄砂自体はとても細かい砂であり、以前であれば空が黄色っぽく霞んだり、洗濯物などに付着したりといった被害程度でした。

今現在では、PM2.5という大気汚染物質が一緒に飛んでくることが問題になっています。

PM2.5とは、直径が2.5マイクロメートル以下の大きさの粒子状の物質の事です。

粒が小さいので体内の奥まで入り込み、様々な害を及ぼします。

 

黄砂の体への影響

黄砂が飛んでくると呼吸器を通じて体に入り込みます。

黄砂を鼻から吸い込んでしまうとくしゃみや鼻水、口から入れば喉の痛み、目に入れば目のかゆみ…。

特に、気管支や肺などに影響する事で喘息がひどくなると言われています。

また、黄砂に含まれる二酸化ケイ素が炎症を起こし、花粉症のようなアレルギー様症状を引き起こします。

 

これにPM2.5が加わるとさらに症状がひどくなります。

呼吸器系に及ぼす害だけでなく、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどを悪化させます。

さらに血液中にも取り込まれ、循環器系にも影響が出ると言われています。

心筋梗塞や肺がんとの関係があるとも考えられています。

 

 

黄砂のお肌への影響

花粉が花粉症皮膚炎を引き起こすように、黄砂もお肌にダメージを与えます。

黄砂は風と共に飛んでくる物ですが、お肌は風が当たるだけでも水分を奪われてしまい、乾燥しやすくなります。

乾燥して敏感になったお肌に風が当たる時に、さらに黄砂が加わる事でお肌に与えられるダメージはさらに大きくなります。

黄砂やPM2.5などがお肌に付着すると、肌を守ろうとして活性酸素が発生します。

活性酸素は強い殺菌作用を持ち、本来は体に入ってきた異物に抵抗する働きを持ちます。

しかし、量が増えると元気な細胞まで傷付け、さらにはDNAにもダメージを与えます。

そうなると、真皮層でお肌のハリを保つ働きのコラーゲン線維やエラスチンなどのタンパク質を破壊し、そうなると肌のタルミ、しわなどの原因になります。

さらに、活性酸素の刺激により色素沈着も促進され、シミを悪化させます。

活性酸素の働きは体内を酸化させる事、酸化とはすなわち老化を進める事と言えます。

 

黄砂への対策

黄砂やPM2.5のピークは4月ですが、本格的な夏を前にした5月にもまだまだ多く飛んでいます。

さらに、5月と言えば4月に環境が変化する事が多く、さらにゴールデンウィークの連休明けには生活リズムが変化しており、自律神経のバランスも乱れがちです。

お肌でもターンオーバーが乱れてさらに乾燥しやすい状態にあります。

 

そんな敏感なお肌に対し、黄砂などの物質が与える影響、また強くなる紫外線と、お肌を取り巻く環境は非常に厳しい物です。

 

しっかり対策する事でお肌を守りましょう。

 

黄砂からの防御

マスクやメガネなどで直接お肌をさらさない事で黄砂が付着する事を防ぎます。

アレルギー症状が強い方であれば、この時期はむやみな外出を控えるというのも必要です。

窓を開けっぱなしにする事も控えましょう。

 

帰宅後の洗顔

外出から帰宅した後はすぐにメイクを落とし、洗顔して黄砂を洗い流しましょう。

呼吸器系への影響もあるのでうがいも必須です。

洗顔後は化粧水でしっかり保湿する事を忘れずに。

 

優しいお肌ケア

肌は敏感になっているので特に摩擦しないように、洗顔時にもよく泡立てた洗顔料で肌を動かさないように洗います。

直接シャワーで洗い流したり、熱いお湯を使うのは避けましょう。

 

ビタミンの摂取

活性酸素による酸化に対しては、抗酸化作用の高いビタミンAyaビタミンC、ビタミンEなど、抗酸化ビタミンを摂るように心がけましょう。

タバコに含まれるニコチンはビタミンCの吸収を妨げますし、アルコールを分解してエネルギーに変換する際にはビタミンB1を消費します。

お肌を気にされる方は特にタバコとアルコールは控えた方が良いでしょう。

 

まとめ

新年度を迎え、また今年(2019年)はゴールデンウィークが10連休と長い方も多く、変わった環境で身体はストレスが多くなりがちです。

適度に発散するとともに敏感なお肌のケアも十分に気を付けましょう。

 

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「エモーショナルイーティング」から抜け出し美肌を作る!

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤です。

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エモーショナルイーティングとは?

エモーショナル(emotional)とは、「感情の」「感情的な」、イーティング(eating)とは、「食べる事」、つまり「感情的な食事」とでも訳しましょうか。

本来人間も含めて動物は空腹時にだけ食事をするように出来ています。

ライオンもお腹いっぱいの時は獲物がいても襲いません。

(縄張りを荒らされるときは別のようですが…)

 

人間は空腹でなくても三度の食事を摂ったりすることが有りますが、基本的にはお腹がすくから食べます。

 

ところが、

お腹がいっぱいなのに食べてしまう…

急に甘い物が欲しくなる…

イライラすると反射的に何か食べたくなる…

 

このような方々は要注意!

本来は体が欲する事によって起こる食欲が感情によって起こっています。

これがエモーショナルイーティングです。

 

何故起こる?

身体が必要とするからではなく、感情を満たす為に起こる食欲であるエモーショナルイーティングが起こる原因にはいくつかあります。

 

ストレス

ストレスを感じると、脳は感情や欲望を上手くコントロールできなくなり、衝動的に食べてしまう事があります。

また、ストレスを感じる事で満腹中枢を刺激するホルモンであるレプチンの働きが悪くなり、沢山食べても満腹を感じないという状態になる事があります。

 

ストレスを感じ始めた当初は身体が興奮状態になり、交感神経優位となって胃腸の働きが悪くなるので食欲は上がりにくいのですが、その状態が続いているとストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールは摂食中枢を刺激するので、空腹でもないのに食欲が増してしまうのです。

 

 

空虚感

退屈な時や、なんとなく満たされない気持ち、または怒りや悲しみ、不安などの負の感情を持った時、人間はその感情を何かしらでスッキリさせたいと考えます。

発散させるために好きな事に集中したり、音楽を聴いてリラックスしたり…

すごくリラックスした状態のときは副交感神経が優位になっている状態です。

胃腸の働きを良くするのは副交感神経の働きです。

食べる事で副交感神経が優位になります。

つまり、食べる事によって身体をリラックスさせて負の感情から脱しようとしてしまうのです。

退屈な時につい口がさみしくなる…なんて状態もこれと同じです。

 

友達と食事をする事が多い

一人で食事をしなさい、という訳ではありませんが、仲の良い友達と食事をすると楽しくてつい食べ過ぎてしまう事が有ります。

誰かと一緒に楽しく食事をする事はストレス解消にはとても良い事ですが、感情のままに食べていると摂り過ぎてしまう場合が有ります。

これが続くと一人でもつい多く食べてしまう事にもつながります。

 

子供の頃の食習慣

子供の頃に何か良い事をするとご褒美に甘い物を食べさせてもらった、等のように何かを食べた時に幸せな感情を思い出す、という事があります。

このような幼少期の幸せな感情とセットになった食欲が大人になってからも残っている場合があります。

これが習慣化してしまっていると、ほっとしたい、安らぎたいという感情の時に食べ物を求めてしまいます。

子供の頃に好きだったお菓子やファーストフードが大人になってもなんとなく食べたくなることがある…というのも食習慣の一つです。

 

 

 

空腹でもないのに食べてしまう事で…

つまり、空腹を満たす為でなく感情を満たすために食べてしまうのがエモーショナルイーティングです。

言うまでもなく、あまり良い物ではありません。

感情を満たす、という目的が有ったとしても、本来食事は肉体の為に必要な物。

感情に任せて食べてしまっていれば体が必要とする以上のカロリーを摂取する事になり、胃もたれなどの体調不良や、最終的には肥満の原因になります。

寝る前に食べてしまうと、食した物を消化する為に胃腸を活発に動かそうとします。

そうなると胃腸に血液が集まり、体内での循環は悪くなります。

副交感神経が優位な状態でも全体的な血流が悪ければ睡眠の質は低下し、疲労が残って蓄積したり、その為に目覚めが悪くなったりといった事が起こります。

 

美肌作りの天敵

先述のように、睡眠を妨げると肌荒れやニキビなどの肌トラブルの原因になります。

しかしながら、食べ過ぎでお肌に気になるのは糖質の取りすぎです。

糖質とは、甘いものに含まれる砂糖ばかりではなくごはんやパン、麺類などの主食、粉物と言われる小麦粉製品なども含みます。

体によさそうと思われがちな果物も食べ過ぎれば果糖という糖質の取りすぎになるので要注意です。

糖質は主にエネルギー源として使われますが、使い切れずに余ってしまうと最終糖化産物(AGEs)に変えられます。

AGEsが体に蓄積することは体が糖化する事、すなわち老化が進むと言う事です。

体の部位に蓄積すると様々なトラブルの原因になりますが、お肌に蓄積すればたるみやくすみなどの原因になります。

 

エモーショナルイーティングを避けるには…?

 

感情をコントロールする

ストレスを趣味や運動などで発散したり、退屈やさみしい気持ちを何かに打ち込んで忘れたりといった感情のコントロールが理想です。

まずは、自分がどのような感情の時に食べてしまうのかを意識してみましょう。

 

15分我慢してみる

そもそもエモーショナルイーティングとは感情の食欲によって起こる物であり、身体が食べ物を欲している状態ではありません。

まずは15分我慢してみましょう。

一時の感情によるものであればこれだけで落ち着く事も多いです。

食べたいものをずっと我慢しろ、と言われたらしんどいかもしれませんが、まずは15分、どうしても辛ければ10分でも良いでしょう。

この時、自分がどういう感情を持っているかを見極める事も大切です。

15分我慢してもまだ食べたいと感じるのであればそれは身体が欲している食欲かもしれないので食べても良いでしょう。

何度も食べたいという感情が現れる方の場合、少し時間を置く事で解消できる食欲が必ずあるはずです。

 

まとめ

どうしても食べるのをやめられない、痩せられない…というあなたのお悩み、エモーショナルイーティングかもしれません。

食べ過ぎは体型のことだけでなく、お肌にも悪影響が有ります。

まずは15分の我慢から取り組んでみてくださいね。

 

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ゴールデンウィークの美と健康作り

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤です。

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2019年のゴールデンウィークは10連休という方も多いでしょう。
予定は決まりましたか?
ゆっくり過ごされる方、どこかへ出かける方、様々かと思いますが、過ごし方によってお身体にもお肌にも影響があります。
今回はゴールデンウィークの過ごし方についてお話します。

紫外線対策


紫外線は一年中地上まで届いています。
こちらのブログでも何度かお話していることではありますが、夏だけ日焼け止め…というのは本来NG。
一年を通じて必要な物です。
春を過ぎてそろそろ初夏を迎えようかと言う5月、紫外線量は増加します。
わかっているけど、夏しか日焼け止めを塗らないのよね…
なんて方も、さすがにそろそろ紫外線対策をしないと大変ですよ!

生活のリズムが狂う

どこかへ出かけたりするにしても、家で過ごすにしても、生活の時間が不規則になったり、いつもと違う時間軸での生活になったりと、疲れやすい時期でもあります。
お顔は体の状態が現れやすい所です。
身体の疲れはそのままお肌に現れます。
そんな状況で、少なくとも疲れて帰ってメイクも落とさずそのまま寝てしまう…
なんて事は絶対しないように!

気を付けたいのは「時差ぼけ」です。
何も、外国へ旅行したという方でなくても、極端に生活の時間がいつもよりずれると時差ぼけが起こります。
一日は24時間ですが、人間の体内時計はそれよりも長く個人差ありますが24時間から25時間の間くらい。
ずっとそのままだと生活時間帯がどんどんずれてしまいます。
そうならない為に生活の中でリセットする機能が有ります。
朝起きて日光を浴びるとその時点で体内時計がリセットされ、新たに24時間が始まります。
睡眠に関わるメラトニンというホルモンがあり、眠る時にはメラトニンの分泌が高まり、朝日を浴びてリセットするとメラトニンの分泌が止まり、目が覚めます。
リセットしてから14時間から16時後くらいにメラトニンは再び分泌が活発になり、眠たくなって睡眠を取る、という流れになります。

朝起きずに昼過ぎまで寝ていたり、昼夜が逆転するような生活をしていたりすると体内時計が乱れ、睡眠不足になります。
朝日だけでなく、夜に起きて部屋の照明などの明かりを浴びるとその時点で体内時計がリセットされます。
そうなると夜になっても眠れず、メラトニン分泌はまた数時間後に高まる…そうなると眠る時間が遅くなり、また起きれない、という悪循環です。

また、夜に明るい照明の中にいても実はメラトニン分泌が抑制され、眠れないという事もあります。

睡眠不足はターンオーバーが乱れる要因の一つ!

 

睡眠不足にならない為に

睡眠が足りないとターンオーバーが乱れて肌荒れやニキビなどの原因になります。
旅先ではいつもと生活の時間帯がずれていたり、普段できない経験をする事で脳も興奮状態になっていたりと、自律神経が乱れがち。
そうなると睡眠不足につながります。
枕が変わると眠れない…なんて方は枕を持参できればベストですが…
それ以外にも、しっかり眠れる環境作りをしてみましょう。
寝る前に適度にストレッチなどをして身体を動かし血流を良くする事でリラックスできます。
お風呂やシャワーは身体をリラックスさせますがお湯の温度が熱すぎると逆に交感神経が高まって興奮状態になります。
目安としては40℃くらいまでの温度ですとリラックスできますがそれより高いと興奮状態に。
感覚の個人差もあるので気持ちよくてリラックスできる程度の温度で行うと良いでしょう。
逆に、朝起きた時には熱めのシャワーなどで交感神経を高めるとスッキリ目が覚めます。

旅行中の乾燥肌予防

旅行での移動中、車の中や飛行機の中、滞在先のホテル等…
結構乾燥する状況に置かれることが多いですね。
そして、上記のように体も疲れて緊張状態でいるとお肌にも現れて乾燥もさらに進みます。
お肌の保湿は念入りに!

 

食べすぎと運動不足

出掛ける方ばかりでなく、家でのんびり過ごすという方も当然いらっしゃるでしょう。
何となく家でゴロゴロ、ついつい食べ過ぎてしまって…となってしまう方!
バージニア工科大学の研究で、
高脂肪の食事をわずか5日間取り続けただけで体のエネルギー代謝に悪影響、と言う事が明らかになっています。
食事をして血糖値が上がるとインスリンというホルモンの働きでブドウ糖を取り込みエネルギー源として使われますが、高脂肪の食事の影響でこのインスリンの働きが悪くなり、血糖値が上昇します。
血糖値の上昇は糖尿病、肥満などのリスクが高まりますが、美容が気になる方にとってはお肌のトラブルも心配です。
それは「糖化」によるものです。
血糖値の上昇により体内で最終糖化産物(AGEs)が作られ、それが蓄積されることにより様々なトラブルの原因になります。
これがお肌に蓄積するとお肌は黄色っぽいくすんだお肌になり、ハリがなくなりキメも粗くなります。
AGEsの蓄積や血糖値の上昇で老けてみえるようになるという研究結果も報告されています。
10連休の方は5日間どころかもっと長くなるかもしれませんね。
のんびりした生活もほどほどにしないと大変なことになりそうです…。

まとめ

紫外線対策は基本としても、あとは不規則な生活にならないように気を付ける事で対策になります。
睡眠不足を防ぐには規則正しい生活から。
朝食を抜いたり、夜遅くに食事をしたりといった事も要注意です。
普段よりゆっくりするのは良いですが、いつもの時間軸から外れすぎるのは気を付けましょう。

 

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東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part1

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

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昨年放送された番組を再編集と言う形で、再びNHKで鍼灸が取り上げられました。

「東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~」

 

昨年の放送では漢方薬や、ヨガなども含めての東洋医学というくくりでしたが、今回はそこから鍼灸だけを詳しく取り上げた形で今週と来週の全二回で放送されます。

 

百会の持つ力とは?

番組内では腰痛のお悩みを持つ芸人の土田晃之さんが鍼を受けられました。

一般の方の鍼灸のイメージではおそらく痛い所に鍼をする、灸をする、と思われているでしょうか。

もちろん、そういう施術もあります。

しかしながら最初に先生が鍼をしたのはなんと頭。

百会(ひゃくえ)というツボです。

ツボにも色々な役割があります。

脳脊髄疾患や頭痛など、頭に関係する疾患や症状に使われる一方で、痔や子宮脱といった頭からだいぶ離れた疾患にも使われたりします。

今回は体をリラックスさせるという効果が注目されました。

百会に鍼をする事でストレスを感じた時に分泌される「オレキシン」というホルモンの量が減る事が実験で分かっています。

オレキシンを分泌する脳の視床下部という部位に働きかけ、分泌を抑えて身体をリラックスさせる効果が有ります。

この効果を検証するのにネズミを使った実験を紹介されていました。

 

ネズミで?と思われたかもしれませんが、実は動物でも人間と同じように経絡やツボが有ります。

 

頭と胴体が有って、そこから四本の脚(腕)が出るというのは多くの動物で共通です。

大体同じツボで人間と同じような効果が有ります。

 

番組内では一週間孤立させてストレス状態のネズミがイライラして狂暴になっている所に、百会に鍼をすると大人しくなる様子が出ていました。

 

百会は人間の施術でも良く使われるツボです。

身体全体の気の流れを整える、現代的にわかりやすく言えば今回のようにリラックスする、という事で良いでしょう。

 

腰痛の原因は腰の骨、関節、筋肉などの問題だけでなく心理的な物もあります。

ストレスもその一つ。

百会でリラックスさせる事は腰痛にも良い事なのです。

 

鍼をすると筋肉がゆるむ?

土田さんの施術の場合ではまず仰向けになって百会の鍼から始まり、脚のツボの鍼へ、という感じで進んでいきました。

そしてその後はうつぶせになり、腰、背中、首肩の辺りも鍼がされます。

背中を触った時に骨の出っ張った部分を感じますが、これは背骨の棘突起と呼ばれる部位です。

先生が頭の方から順番に棘突起が触れる所を皮膚に印を付けていくと…

だいぶ歪んでいる事がわかりました。

 

本来はまっすぐに近い物ですが、これは姿勢のバランスなどの原因によって筋肉の緊張の左右差が有り、引っ張り方が違うので生じたゆがみです。

 

鍼をする事で筋肉の緊張が取れ、背骨の並びはまっすぐに近い物になりました。

ではなぜ鍼で筋肉がゆるんだのでしょうか?

鍼の太さは色々ありますが、よく使われるものは0.2㎜くらいです。

非常に細いので出血する事も少ないですし、鍼をした後に痕が残る事もありません。

とはいえ、皮膚を破って体内に入るのには違いありません。

非常に小さい物ですが、傷が出来ています。

 

傷が出来れば身体はその傷を治そうとします。

その為に血管を拡張し、そこへ流れる血液の量を増やして傷を治そうとする反応が起こります。

その結果、血液の流れがよくなります。

筋肉のコリの原因の一つは血行不良。

血流が良くなる事で緊張が取れ、コリの症状が改善します。

 

土田さんの場合では背骨のバランスも良くなり、体の動きも良くなっていました。

ご本人も筋肉の硬さが無くなり軽くなったことを実感されています。

 

西洋医学と東洋医学

最後に紹介されたのは西洋医学と東洋医学の融合というテーマでした。

以前の放送でも紹介されていた様に、東洋医学における経絡やツボというのは西洋医学におけるトリガーポイントという物に似ています。

 

 

ツボに刺激して離れた所に効果が出るように、トリガーポイントに刺激をするとそこ以外の部分の痛みが取れます。

 

同じ人間の体ですから、まったく別の物を見ているわけでは無いのですね。

 

ここで大切なのがエビデンスという物です。

エビデンスとは直訳すれば証拠、医学においてはこういう治療をした時にこういう結果がでるのはなぜか?という問題に対して実験や調査でその根拠を明らかにした物です。

 

東洋医学は経験医学と言われ、このツボに鍼をした、灸をした、そうしたらこういう反応が起こった、という経験を積み重ねた物です。

そこに根拠はあるのか?と長らく言われてきました。

現代では科学的にみてもその効果が明らかになってきています。

最後に紹介されていた東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生が診ていたのは脊柱管狭窄症の患者様。

脊柱管狭窄症とは、背骨に空いている穴が狭くなり、そこを通る神経を圧迫して痛みやしびれが出てしまいひどくなると歩けなくなってしまう物。

この方は手術をして痛みはとれたので歩けるようになったものの、しびれが残ってしまい悩まれていました。

先生が鍼をすると冷えていた足が温かくなった感じがして、しびれも軽減したとの事。

 

この効果は、脚のツボを刺激する事で背骨で神経を圧迫している部分の血流を良くして起こった物です。

これも実験で明らかになっている鍼の効果の一つ。

 

このようにもっと東洋医学の効果が明らかになり、そして今回のようにテレビなどで鍼灸が取り上げられてもっと皆様の身近な物になっていただける事を期待しています。

次回、(2019年3月25日午後10時45分~11時10分)の放送では美容鍼も取り上げられます!

是非ご覧になってくださいね。

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美肌とストレスと自律神経の関係とは?

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

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ストレスとは?

ストレスとは、外部から刺激を受ける事で現れるゆがみや変調の事です。

身体は状態を一定に保つ働きが有りますが、それが乱れている状態です。

よく、「〇〇がストレス…」などのように、ストレスの原因になる物をストレスと呼んでいる事が有りますが、厳密にはゆがみや変調を起こす刺激の事はストレッサーと呼びます。

現在ではストレッサーも含めてストレスという言葉が使われている事が多いです。

ストレッサーには

物理的ストレッサー…温度や湿度などの天候等

生物的ストレッサー…細菌やウィルスなどの侵入等

化学的ストレッサー…化学物質による刺激等

社会的ストレッサー…社会的な役割、立場、人間関係等

心理的ストレッサー不安や怒り等

などが有ります。

 

ストレスとは悪い物なのか?

様々な病気やトラブルの原因として名前が出るストレスですが、必ずしも悪い物ではありません。

楽しいイベントの前の日に、次の日が楽しみでドキドキしたりするのは体にとって心地よく、良いストレスです。

適度に緊張したりするのは体に良い物、というより必要な物です。

何の刺激も無い状態が続けば身体は弱くなってしまいます。

ただ、ストレス社会と言われる現代では興奮や緊張するストレス源が多すぎる為、過剰なストレスの刺激が長期に渡って続く事によって身体への負担が大きくなり抵抗力が下がってしまい、様々なトラブルの原因になります。

 

ストレスを感じるとどうなる?

動物にとってのストレスとは、敵に襲われる事です。

では、襲われた時にどうなるかを見てみましょう。

 

自律神経は交感神経と副交感神経の二つが有りますが、この場合では交感神経が活発になって興奮状態になります。

敵はどのくらい強いのか、を判断して闘うのか逃げるのかを決めなければなりません。

その為に脳は興奮するので眠気は無くなります。

闘うにしても逃げるにしても、身体を活発に動かさなければならないので筋肉の為に集中します。

肝臓はグリコーゲン(蓄えられた糖質)を分解して血糖値を上げ、エネルギーを供給します。

酸素を沢山取り込むために呼吸は速く激しくなり、気管支は拡張します。

心臓は筋肉や脳に酸素とエネルギーを送る為に激しく動きます。

必要なところに血液を集中して送る為に、末梢の血管は収縮して血流が悪くなります。

この状況では消化器の働きは必要ありませんので、唾液や消化液の分泌は抑えられ、消化器も動かなくなります。

 

そして、闘いを終えた、または安全なところに逃げ帰った時には今度は副交感神経が活発になり、身体はリラックスして消化器の働きが活発になり、緊急時に備えて栄養を取り込みます。

さらに疲れた体を休める為に脳もリラックスして眠たくなるのです。

 

このように、交感神経と副交感神経が状況に応じて切り替わる事で身体は適応しています。

これは動物が生きていくために身に付けた優れたシステムです。

しかしながら、この緊急時への反応は長時間持ちません。

ただ、実際には闘うにしても逃げるにしても、それほど長時間続くという事はありません。

 

闘うか、逃げるか、〇〇か…

さて、皆さんの悩みやストレスに感じている物は何でしょうか?

年齢別に見ていくと20代前半くらいまでは学業や受験などの事が多く、それ以降は仕事に関する事、60代以降になると自分の健康状態の事が上位に来るようです。

例えば、仕事の事全てにおいて、闘うか逃げるかだけで片付くでしょうか?

上司に真っ向から立ち向かって闘うという人、どうしても納得がいかずに新しい職場を探す人(逃げると言ってしまうと失礼ですが…)という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方はどちらでもなく我慢をしているのではないでしょうか?

仕事に限らず、職場での人間関係、また友人・家族との人間関係等々、人間にとってすべてが闘うか逃げるかでは片付かない物があります。

我慢というのは何らかの原因で身体に負担を掛け、ゆがみが生じた状態、まさにストレスです。

この状態が長く続いていると身体には不調が起こります。

 

先ほどの自律神経の反応で考えてみましょう。

緊張状態が続いて脳の興奮が続いていると眠れなくなり、不眠症に悩まされます。

心臓や肝臓の反応で血圧や血糖値も高い状態が続きます。

消化器の反応が悪いので食欲不振や便秘になります。

便秘が続くと身体は無理にでも出そうとして逆に下痢を起こす事もあります。

末梢血管が収縮しているので血流が悪く、冷えにもつながります。

 

気になる美容面では…?

顔は心と体を映し出す鏡、身体の状態がこんなではお顔はどうなるでしょうか?

睡眠不足でお肌が荒れたり、便秘をするとニキビが出来たり、といった事を経験したことが有る方は多いのではないでしょうか?

睡眠不足ではお肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下する事で肌荒れの原因になります。

便秘では老廃物が体に滞ってしまい、肌から無理に出そうとしてやはり肌荒れの原因になったり、ニキビが出来たりします。

冷えの状態ではお肌に必要な栄養素や酸素がきちんと行き渡らず、これも肌トラブルの原因になります。

血流が悪いと血色の悪いお肌になり、くすんで見えてしまいます。

 

美容鍼灸で身体にも鍼をする理由

以前もお話したように美容鍼灸は全身治療です。

お顔のトラブルの原因は、このように身体にもあります。

お顔に鍼をすることで血流を改善したり、コラーゲン分泌を促進したりといった反応が起こります。

しかし、根本の原因はやはり体にあります。

鍼灸で自律神経のバランスを整えておくことでよりお顔の効果を上げる事が出来るのです。

 

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気になる「赤ら顔」はどうして出来る?

赤ら顔とは?

赤ら顔とは、顔が赤くなってしまう状態の総称です。
原因はいくつかありますが、大きく分けると、

血管の影響によるもの
皮膚その物が赤いもの

の二つに分けられます。

血管に原因がある赤ら顔

このタイプは、血管が拡張して肌から透けて見える事によりお肌が赤くなります。

気温の変化

周囲の気温が急に変化するとそれに対する反応で血管が拡張します。
一時的な物なので心配ありません。

冷え

血管が拡張する事が原因なので、血行が良い場合に起こると思われがちですが、実は冷え等で血行が悪い場合にも起こります。
血行不良の状態では、体は無理矢理血流を良くしようとして血管を拡張しようとします。
その結果赤ら顔になってしまいます。

自律神経の乱れ

自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが良ければ問題ありませんが、様々な原因によりバランスが乱れてしまう事が有ります。
自律神経は血流の調節にも働いているので、乱れると血管が拡張し赤ら顔の原因になります。

このような状態の方は上半身に血液が集まりやすく、のぼせやすい事があります。
血液が上に集まるとお顔も赤くなりやすいです。

赤面症

いわゆる赤面症も赤ら顔に含まれます。
精神的な緊張で自律神経のバランスが崩れて起こります。

皮膚が薄い

血流が透けて見える原因として皮膚が薄く透けやすい場合があります。
体質的に元々薄い方もいらっしゃいますが、気を付けなければならないのは間違ったスキンケアです。

古い角質が多いお肌はくすみなどの原因にもなりますが、過剰に取りすぎるのも良くありません。
洗顔時にゴシゴシとこすってしまう方や、ビーリングをやり過ぎてしまう事などで角質を落としすぎてしまうと表皮が薄くなります。

バリア機能が低下するので、この後お話する炎症も起こりやすくなってしまいます。

皮膚その物が赤い事が原因の赤ら顔

皮膚が赤くなっている物は主に炎症が原因です。

肌荒れ

肌が荒れて不快な症状が出ているものを肌荒れと言いますが、この時炎症が起きていれば肌に赤みが出ます。
慢性的に炎症が起きていれば赤みが出ている状態が続きます。

ニキビ

ニキビには段階があり、皮脂が毛穴に詰まって白ニキビ、黒ニキビといわれる段階を経て、皮脂をエサにアクネ菌などの皮膚の常在菌が増加すると炎症が起こり、赤ニキビと言われる状態になります。
この赤ニキビがいわゆるニキビの状態です。
頻繁にニキビが出来ている時には皮膚も赤味を帯びています。

ニキビがきれいに治ってくれれば良いですが、頻繁に出来てしまったり、できたものをつぶしてしまったりといった事が原因でニキビ跡が残る事があります。
ニキビ跡はいくつか原因がありますが、ニキビの炎症を抑える為に毛細血管が拡張し、これが赤く見えてしまう事があります。
これも赤ら顔の原因になります。

 

皮脂が多い

体質的な物や食事や睡眠などの生活習慣の影響、ストレスなどによる自律神経の乱れ、間違ったスキンケアなどによって皮脂の分泌が過剰になるとお肌が炎症を起こしやすくなります。
これを脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と言います。
頭皮に良く見られるものですが、お顔でも起こります。

敏感肌

お肌が乾燥しがちでちょっとした刺激で炎症などの肌トラブルを起こすお肌を敏感肌と言います。
炎症を起こしやすいので赤味を帯びている事が多いです。
また、お肌が乾燥しているとそれを何とかしようとして体は一生懸命に皮脂を出そうとします。
結果的に脂が多いお肌になってしまい、先ほどの脂漏性皮膚炎にもつながります。

赤ら顔対策

こすらない!

お肌ケアの基本です。
洗顔時にゴシゴシこするのは絶対にNGです!
こすってしまう事で角質を落としすぎると皮膚が薄くなるので、赤ら顔だけでなくバリア機能の低下による肌トラブルにもつながります。
洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしくお肌に広げた泡で汚れを浮かすようにして洗い流します。
流す時にシャワーのお湯を直接かけるのも皮脂を落としやすいので避けましょう。

ニキビをつぶさない!

膿が溜まったニキビを指で押すと中身が飛び出し、そうなるとスッキリしたような感じもしますが…
お肌に対して強い刺激を与える事になり炎症が悪化する事や、つぶしてしまった時に正常な皮膚をつぶしてしまい炎症や壊れた毛細血管の影響などで皮膚が赤くなってしまうことが有ります。

自律神経が大切!

自律神経は血液の流れを調節しているので、バランスが乱れる事で血流に影響して赤味がでるばかりでなく、皮脂の分泌やターンオーバーなどのお肌に大切な要素にも関わる事から赤ら顔にとっても重要です。
過度なストレス、睡眠不足などで自律神経が乱れるので、規則正しい生活習慣と、適度なストレス発散で体のバランスを崩さないよう心がけましょう。

赤ら顔に対する美容鍼灸

お顔に対する鍼は血行促進作用により血液の流れを良くして滞りを無くし、赤味に直接働きかけます。
そして、ターンオーバーを整えてお肌の状態を良くします。

とはいえ、大切なのは自律神経を含め身体の状態です。
上田式美容鍼灸Ⓡは身体の状態から整える事でお肌の状態を良くしていきます。

ニキビが出来てしまった時につぶさずきれいに治す事も大切ですが、ニキビが出来にくい体を作っておくほうが良いと思いませんか?
その他の原因に関しても同じです。
お身体の状態を見直してみましょう。

※関連記事

悩みの種の「ニキビ痕」を薄くするには…?

大人が出来ると治りにくい?「ニキビ」を改善する5つの方法

寝不足でお肌が荒れるのは何故? ~睡眠と美肌の関係~

 

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春に肌トラブルが起こる「ゆらぎ肌」とは?

季節の変わり目はお肌のトラブルが起こりがちな時期です。

年度替わりでイベント事や人との出会いも多いのに、肌荒れやニキビなどで悩まされてしまっていては残念な事になります。

 

ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌という言葉をご存知ですか?

ゆらぎ肌とは、お肌のトラブルが起こりやすい状態の事を言います。

特別、お肌に悪い事をした覚えはないのになぜかお肌が…

と感じたら、ゆらぎ肌になっているかもしれません。

ゆらぎ肌の症状としては、

ニキビ

かゆみ

くすみ

乾燥

べた付き

化粧ノリが悪い

等が挙げられます。

 

敏感肌と何が違うの?

症状だけをみるといわゆる敏感肌と同じような感じですがそれとは違うのでしょうか?

この違いは、慢性的に現れる症状か、一時的に起こる物か、という事です。

敏感肌は季節や環境に関係なく、常にトラブルを起こしやすい肌の事を言います。

持って生まれた体質など、元々お肌が弱い場合を言います。

これに対してゆらぎ肌は様々な原因によって一時的にお肌のトラブルがおこりやすい状態を指します。

原因によってお肌が不安定な状態になっている時にトラブルが起こりやすくなり、原因が無ければ通常のお肌になります。

 

 

春にゆらぎ肌が起こりやすい原因

ゆらぎ肌の原因はいくつかありますが、特に起こりやすいのは季節の変わり目、そして春の時期です。

なぜこの時期にはゆらぎ肌になりやすいのでしょうか?

 

1.温度差による負担

まだまだ変わり目のこの時期には日によっての温度差や、朝晩での温度差が大きく、体への負担が大きくなり自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れにもつながり、お肌にも現れやすいので要注意です。

 

2.環境の変化による負担

学生さんは卒業や入学、進級など、社会人になってからは就職や人事異動などで周りの環境の変化が起こりやすい時期です。

慣れない環境ではストレスを感じ、それがお肌にも現れます。

 

3.お肌の汚れ、肌荒れ

気温の上昇と共に汗の量も増え、いくらかお肌は潤う時期に。

また、暖かくなると皮脂の分泌も増え、お肌がべた付きやすくなる時期でもあります。

そしてこの時期、春一番など強い風が多く、何より厄介な花粉が多く飛んでいる時期ですね。

風で舞った花粉やホコリは、べた付いたお肌に付きやすく、お肌が汚れて肌荒れを起こしやすくなります。

 

4.紫外線

紫外線は一年中降り注ぐもの、このブログでは常に日焼け止めは一年中必要な物としてご紹介させていただいていますが、やはり紫外線量が増えてくるこの時期からは特に注意が必要です。

 

5.乾燥肌

「お肌が潤うといったばかりなのに…」

と思われたかもしれませんが、冬の乾燥でやられたお肌のダメージからはまだ回復できていません。

そして、季節の変わり目で自律神経のバランスは崩れやすく、お肌のターンオーバーも乱れがちなこの時期にはバリア機能が低下するので水分が蒸発しやすく、気を抜くと乾燥肌に悩まされることになります。

 

 

ゆらぎ肌対策

つまり、ゆらぎ肌の原因は内的・外的ストレス。

そういった状態に対応する為には肌体力を付ける事が大切ですね。

肌体力とは、以下の5つです。

1.ターンオーバー

ターンオーバーとは、お肌の表皮の入れ替わりの事。

健康な20代の女性ではおよそ28日ですが、加齢や代謝の低下などによってこの日数が伸びてしまい、古い角質細胞が残ってガサガサのお肌、くすみやしわなども出来やすくなってしまいます。

2.バリア機能

表皮の一番外側にある角質層の状態がバリア機能に大きく関わります。

角質層がしっかり水分を保持して潤った状態であればバリア機能がしっかり働きます。

その為に、1天然保湿因子(NMF)、2細胞間脂質、3皮脂膜の3つが非常に重要になります。

3.基底層の再生力

ターンオーバーは表皮の一番深い所にある基底層で細胞分裂が起こる事によって始まります。

再生力が弱ければ新しく細胞が生まれず、ターンオーバーが遅れる原因になります。

4.ハリと弾力

お肌のハリと弾力に大きく関わるのが表皮の下、真皮層。

真皮層のコラーゲン線維が細かい網目状の構造を保っているとハリのあるお肌になります。

加齢、代謝の低下、紫外線の刺激などによってコラーゲンの破壊が起こり、再生が遅れるとコラーゲンが不足し、弾力の低下につながります。

5.血行

血液の流れは体のあらゆるところで重要です。

血流が滞っていると必要な物が届けられず、不要な物を排出する事が出来ません。

お肌のトラブルに関しても血流の滞りがあると起こる物が多く、お肌だけの問題では無い事は血流から考えてもわかります。

 

美容鍼灸でのゆらぎ肌対策

顔は心と体を映し出す鏡であると捉える上田式美容鍼灸Ⓡにおいては美容鍼は顔の鍼だけに限らず、身体全体を整える事こそがお顔にとって重要な事であると考えます。

肌体力とは肌に限らず、文字通り体の力も重要な事です。

ゆらぎ肌の原因5つ以外にも、女性では生理前後にホルモンバランスが崩れる事により、特に肌トラブルが起こりやすくなります。

お顔に行う鍼で血行が良くなりお肌が良くなる効果も有りますが、肌トラブルの原因は体にも有り、体を整えてあげる事こそ重要なのです。

ゆらぎ肌にならないよう、肌体力をつけてこれからの時期を乗り切りましょう!

 

※関連記事

美しい肌を保つ5つのポイント、「肌体力」とは?

「肌理(キメ)」って一体何?きめ細やかなお肌を作る5つのポイント

美肌を作るために…「ターンオーバー」って一体何?

 

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「ガッテン!」慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP

2週続けてNHK「ガッテン!」では鍼灸が放送されました!

前回は首コリの治療の一つとして取り上げられましたが、今回はテーマが鍼灸なのでさらに内容も充実です。

 

なんか怪しいよね?

 

まず初めに街中でのインタビューです。

鍼灸の効果を実感したことがあり絶賛している方がいる一方で、

「うさんくさい」

「治ると思えない」

という意見も、当然あります。

なぜ良くなるのか、がよくわからない。

そして「鍼を刺す」という行為に対して「痛い」とか「怖い」というイメージを持ってしまう方が非常に多いです。

そういったネガティブなイメージをどれだけ変えられるのか?こうしてメディアで取り上げられるのは非常にありがたい事ですね。

 

 

鍼一本で施術

 

続いて流されたのは私もお世話になっている病鍼連携連絡協議会の長谷川尚哉先生の施術です。

首が回らないという患者様に、首に一本鍼をするだけで不通に回るようになってしまいました。

ちなみにその後に放送された逆子に対する鍼の施術でもツボに一本鍼をしただけで胎児が動いて逆子が改善しました。

施術に対しての考え方は色々有りますが、私はしっかりと結果が出るのであれば本数は少ないに越したことは無いと考えます。

余計な刺激は効果を下げる事が有ります。

むやみに本数が増えれば受ける患者様の負担も増えてしまいます。

何より、鍼を怖いと感じてしまう方にとっては本数が増えればそれだけ怖いと感じてしまうはず…?

 

そもそも「ツボ」とは?

ツボって何?

よく患者様からも聞かれる事の一つです。

今回の番組でもツボや経絡についての内容がありました。

 

「ツボ」は身体の状態によって現れる物で常に有るのではない

「筋膜」がシワになった所

「筋膜」はいくつかの筋肉でつながっているがそれが「経絡」と似ている

といった事が挙げられていました。

 

ツボはその日によって大きさや場所が変わるなんてことも言われます。

体調によって現れ、まったく問題ない体であれば現れない、というのは事実だと思います。

しかしながら、まったく問題がない体というのは無いのでは、とも思います。

 

健康とは、単に病気でないという事ではありません。

例えば病院へ行っても「問題ないです」と言われるのに、また健康診断を受けても何も引っかからないのに、何かしら体につらい所があるという方は沢山いらっしゃいます。

 

東洋医学に「未病(みびょう)」という言葉が有ります。

病気ではないけれども、何かしら体では異常が起こっている状態です。

この段階で病院へ行っても「何ともナシ!」となってしまうのです。

東洋医学では未病の段階で治すのが一番優れた医者とされます。

 

未病の段階で体にツボが現れ、そのツボに対して状態を整える治療をする事で未病の状態をより良い状態にしていきます。

そうする事で病気になってしまう可能性を少なくすることが出来ます。

 

身体の状態を100%完全に整えておけば全くツボは無いという事になるとは思いますが、そのままでその状態を維持する事は不可能でしょう。

だから予防のために整えておくことが大切なのです。

 

顔にするから美容鍼?

 

ゲスト出演されていた山根千佳さんは週一で鍼を受けているそうです。

受けているのは「美容鍼」。

「むくみがとれる」

とお話されていました。

画面の解説では美容鍼について

「小顔など美容を目的で行う鍼治療」

と書かれていました。

 

その後に三人のゲストの体を診てツボが出来ているか?=不調があるか、を確認した所、一番ツボの反応が有るのが山根さんでした。

体を整える為にその後鍼をしたのですが

「手にするのは初めて」

だそうです。

 

週一で鍼を受けているのになぜ不調なのだろう?

と疑問に思ったのですが、手が初めてという事はおそらく体に鍼をしていないと思われ、日頃体は整えていないのでしょう。

 

お顔にする鍼にも美容効果はもちろんあります。

しかしながら、上田式美容鍼灸Ⓡでは、顔は心と体を映し出す鏡であるととらえています。

つまり、お顔を美しくするには身体の状態をきちんと整える事が大切になります。

 

身体の状態が悪ければお顔は美しくなりません。

例えば、便秘をするとニキビが出来たり、寝不足でお肌が荒れたり、といった事を経験されたことが有る方も多いと思います。

 

手の親指と人差し指の付け根辺りにある「合谷(ごうこく)」というツボに鍼をすると、お顔の血流が良くなるという実験も紹介されていました。

体調が良くなるだけでもお顔は変化します。

鍼はお顔への刺激だけでなく体を整える役割も有ります。

顔にだけ刺激して終わりであれば美顔器と変わりません。

 

たまに、体はいいので顔にだけやってほしい、というお問い合わせをいただく事がありますが、上田式ではお受けする事が出来ません。

 

まとめ

東洋医学では、鍼灸でも漢方でも何か処置をしてその結果症状が改善したとしても、なぜそのような効果が出たのかが明らかでない、と思われてきました。

昨今ではなぜ良いのか?という部分が科学的にも解明されつつあり、理解も深まっています。

 

最終的には患者さんが悩む症状がどれだけ改善するのか、という所ですが、なぜ良いのかがわからないと「うさんくさい…」と思われてしまうのでしょう。

我々も理論的に説明してより患者様に安心して受けて頂けるようにすればもっと鍼灸に興味を持つ方々も増えるのではないでしょうか。

なんとなくよくわからない物、ではなく、安心して受ける事が出来る、もっと明るいイメージになって沢山の方に受けて頂けるよう、私も頑張ります!

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顔が大きいのでは?!と感じさせてしまう5つの原因とは?

こんにちは!

JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。

 

友達と横に並んだ時に、

『もしかして、私の顔は大きいのでは?』

とコンプレックスに感じてしまうことはありませんか?

 

さらに、

自分の顔が大きく感じるせいで

 

・ヘアスタイルが決まらない

・コーディネイトが決まらない

・メイクで悩んでしまう

・体格が良く見えてしまう

 

などで悩んでいませんか?

美人の条件として小顔が定番に

テレビ番組などで

『 めっちゃ顔が小さ〜い!』

というのが褒め言葉として使われて、よく耳にするようになりましたよね。

 

確かに女優さんやモデルさんを見ると、

<八頭美人>と言われるような小顔でシュッとした体型をしているので、

思わず憧れてしまいますよね。

 

小顔に見える条件とは?

そもそも小顔に見える条件には、

身長の問題や骨格の要素など様々な問題が絡み合っているので、

一概に、

顔そのものが、他の人と比較して極端に小さいという人は、

多くいらっしゃる訳ではありません。

 

そうは言っても、

実際に、

顔そのものが大きく見えてしまう原因が存在していることも事実です。

 

では一体、

何が原因となって顔が大きく見えてしまうのでしょうか?

 

顔が大きく見えてしまう原因とは?

原因①  表情筋のたるみ

パソコンやスマホを見続けることによって、

表情筋の筋肉が硬縮たり、加齢による筋肉の衰えなどが原因となって、

顔の筋肉がたるんでしまうと、

肌のハリがなくなり、フェイスラインが下がって来てしまい、

顔が大きく見えてしまう原因となってしまいます。

 

原因② 脂肪

バランスの取れた食事を心がけようと思っていても、

仕事が忙しく、食事がいつも深夜になってしまったり、

ストレスのために、

ついつい甘い物を食べてしまうなど食習慣が乱れてしまうと、

顔に脂肪が付き過ぎてしまい、

顔が大きく見えてしまう原因となってしまいます。

 

原因③  水分代謝の低下

塩分の摂りすぎやアルコールの飲み過ぎなどによって、

体内に水分を蓄えようしてと保水作用が働いてしまい、

必要以上に、

水分を身体に溜め込むことが原因となって顔が浮腫んでしまい、

大きく見えてしまいます。

 

原因④  姿勢が悪い

猫背やストレートネックなど 姿勢が悪くなってしまうと、

顔を肩口よりも前に突き出すような姿勢になってしまっている為に、

顔が身体よりも前に出ている分、

顔が大きく見えてしまいます。

 

原因⑤  口呼吸

 

・口の周りの筋肉が未発達

・言葉を喋る機会が少ない

・アレルギーや慢性鼻炎などで鼻通りが悪い

・顎の筋肉や噛む筋肉が弱い

 

などが原因となって『口呼吸』が習慣化してしまうと、

口の周りや舌を動かす筋肉が緩んでしまい、

フェイスラインがたるんで顔が大きく見える原因となってしまうんです!

 

まとめ

■ 表情筋の硬縮や衰え

■ 食生活

■ 顔の血行やリンパの流れが悪い

■ 姿勢

■ 呼吸による口周りや顎の筋肉への影響

 

などが原因となって、

顔自体が相対的に大きく見えてしまうんですね。

 

さらに、

これらの原因は一つだけとは限らず、

いくつかの原因が重なり合って顔を大きく見せてしまうこともあるので、

セルフメンテナンスで改善することが難しいことが多いのが現実です。

 

そこでおすすめなのが、上田式美容鍼灸(R)です!

 

上田式美容鍼灸(R)は、

全身を整える治療も同時に行なった上で、

小顔になるようにお顔の筋肉へアプローチするので、

顔を大きく見せてしまう5つの原因全てを改善して、あなたを小顔にしちゃいますよ!

 

鍼をしたことが全くない人でも安心できる、

世界基準の安全な美容鍼灸で、めっちゃ小顔 になって、

『 あれ?!』

『 なんだか痩せて顔が小さくなったね!』

と、友達に羨ましがられちゃいましょう♪

 

お近くの認定美容鍼灸師がいるサロンはこちらから

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「ガッテン!」“新原因”発見!衝撃の肩・首のこり改善SP

先日放送されたNHK「ガッテン!」のテーマは肩こり、首こりでした。

こりの本当の原因とは?

肩こりと首こりは違う?

皆さんの悩みでもとても多い首、肩こりについて番組の内容も含めてご紹介させていただきます。

 

「肩こり」は日本人だけのもの?

先日、ブログで紹介させていただいた内容でもあるのですが

どうして日本人は「肩がこる」のか?

外国人は肩がこらない?という話はよくありますが、今では英語でも

”stiff neck”、”stiff shoulder”などの首こり、肩こりを表現する言葉があります。

肩こりは日本人だけのものではなく、外国の方も感じるということです。

しかも、外国の方のほうが首のこりと肩のこりを区別して考えているようです。

日本人は首でも肩でも「肩こり」と呼んでしまうことが多いですね。

 

大きな「僧帽筋」のコリ

どうして首肩のこりを一緒にしてしまうのかといえば、首から肩、背中にかけて大きな「僧帽筋」がこりの原因の一つだからではないでしょうか?

 

後頭部から背中にかけて始まり、肩甲骨に終わる僧帽筋は背中の表面を覆うような形で存在する大きな筋肉です。

肩甲骨を動かしたり支えたりといった働きがあり、姿勢にも関係するので悪い姿勢でいると負担が大きく、肩こりの原因の一つです。

 

大きな筋肉なので広い範囲でコリを感じるため、首でも肩でも同じ「コリ」としてとらえてしまいがちです。

 

首こりの原因になる筋肉とは!

番組で「首コリ」の原因についてお話していただいたのは東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生です。

全てが「肩こり」なのではなく、「首こり」の場合には肩こりと同じ対処ではよくなりません。

首こりの原因は「後頭下筋群」です。

 

後頭部と首をつないで、頭を支えるのに重要な役割を持つ後頭下筋群。

小さな筋肉なのでそれほど大きな力を発揮するわけではありませんが、頭を支えるのに常に働いており、こりやすい筋肉でもあります。

 

番組で首こりの原因として紹介された二つのうちの一つ、「姿勢」に大きくかかわる筋肉です。

姿勢が悪いと頭を支える為に負担がかかる筋肉なのでコリの原因になります。

 

ではよい姿勢をとればよいのか?

バレエをしている方の首コリも番組で取り上げられていました。

バレエをする人は姿勢が良いのに何故…?と思われたかもしれませんが、実は無理に背筋を伸ばそうとするのも首に負担がかかってしまいます。

顎を引いたままの姿勢になると後頭下筋群に負担がかかるからです。

 

首の骨である頸椎はゆるやかにカーブを描くのが正しい形ですが、それがまっすぐになってしまう「ストレートネック」という状態があります。

見た目はきれいですが、首にかかる負担が非常に大きい姿勢です。

 

このストレートネックの原因は一つには不良姿勢、そしてもう一つが無理に背筋を伸ばそうとする事です。

不良姿勢でも、良すぎる姿勢でもよくないとは…何事も「ちょうどよい」のが一番ですね。

 

「鍼の深さ」が治療の違い?

粕谷先生が首コリ、肩こりに悩む方へ鍼をするところが紹介されていましたが、首と肩の治療の違いとして鍼の深さが取り上げられていました。

 

肩こりの大きな原因である僧帽筋は体の表面の近くにあるので鍼を浅く入れ、首こりの原因である後頭下筋群はもっと深いところにあるので鍼を深く入れるということです。

鍼の刺激量を決める要因の一つが「鍼の深さ」です。

では、強い刺激をするために深くすればよいのでしょうか?

 

実際、肩こりで僧帽筋を狙うとする時、深い鍼をしても浅いところにある僧帽筋には刺激をすることができます。

しかし、肩の場合にはむやみに深い鍼をするとその下にある肺にあたってしまう恐れがあります。

どこを刺激したいのか?という事に合わせて適切な深さで鍼をすることは重要なポイントになります。

 

 

なぜ「目」が関係するのか?

首こりの原因二つの一つは姿勢でした。

そして、もう一つは「目」です。

 

実際、首こりの原因となる後頭下筋群がある後頭部と背骨の境目のあたりの部位は肩こりにも目の症状にも重要な部位です。

この二つに「頭痛」を合わせて、「肩こり」「頭痛」「目の疲れ」という三つは非常に深い関係があります。

例えば、この三つの内の二つが、あるいは三つすべてが同時に現れるということはよくあります。

 

筋肉の緊張でコリがあり、そうなるとそこを通って頭へ行く神経を刺激してしまい、頭痛として現れます。

そこになぜ目が関係するかというと…?

目の動きと関係するのが後頭下筋群だからなのです!

 

何かを見るときに目が動きますが、この時目を動かす筋肉と一緒に緊張するのが後頭下筋群なのです。

 

イメージしてみてください。

スマホを見る時、背中を丸めて目を酷使して画面を見ていませんか?

 

背中を丸めていると頭が前方へと出てしまい、それを支えるために後頭下筋群に負担がかかります。

さらに画面を追いかけて目が激しく動くと、さらに後頭下筋群の緊張が強くなってしまうのです。

 

こんな感じでパソコンやスマホを長時間使用していると、見事な首コリができてしまうという訳です。

 

首こりを解消するには?

首のこりを解消するには鍼も良いです。

でも、自分で何とかしたい時には…?

番組で紹介されていたセルフケアのエクササイズを紹介させていただきます。

1・イヤイヤ運動

首を左右にゆっくり「いやいや」とするように振ります。

この時、目は閉じて行います。

20往復で1セットとします。

2・うなずき運動

その名の通りうなずく動作で首を前後にゆっくりと動かします。

20回を1セットとします。

3・アゴ引き運動

顎を引くようにして後頭部を伸ばし、3秒間ストレッチします。

その後緩めてリラックスします。

この動きを10回で1セットです。

 

この三つの運動をそれぞれ一日3セット行います。

 

筋肉はじっと緊張していても、使いすぎてしまっても、緊張が強くなり血流が悪くなります。

適度に筋肉を動かしてあげることで筋肉のポンプ作用により血流がよくなります。

そしてストレッチすることで硬さを取り、さらに血流をよくしてあげるのですね。

 

これらの運動は寝て行うとさらに効果が高まります。

起きている状態では頭を支えるために常に筋肉が緊張しているからです。

横になって頭を重力から解放してあげると筋肉の負担が減り、さらに緊張が取れやすくなります。

例えば、ちょっと肩をもんだり、肩たたきをしたりといった時には座ってやることが多いと思いますが、こんな時でも横になって行うと筋肉の緊張がなくなり、さらに効果が高まりますよ。

 

まとめ

首のこりも肩のこりも同じようなものとして考えてしまいがちですが、実は別物。

原因となる筋肉も違います。

何が原因か?を考えるのは大切です。

お悩みにあった対策が必要です。

なかなか良くならないお悩みは一度当院までご相談ください。

 

さて、次回の「ガッテン!」は2月20日水曜日19時30分から放送です。

テーマは

「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP」

です!

この回は鍼がメインです、ぜひご覧くださいね!

 

※関連記事

どうして日本人は「肩がこる」のか?

筋トレのススメ~肩こりを改善してフェイスラインをスッキリする~

 

外国人は肩がこらない=肩こりが無い、だったが今では「こり」を表す言葉もあり、英語でも首のコリを”stiff neck”、肩のコリを”stiff shoulder”と表現するとご紹介させていただきました。

 

 

つまり、肩がこるというのは日本人特有のものでは無く、外国の方でもこるのですが、首・肩のコリ、と大きくとらえている日本人と違い、首と肩のコリをはっきりと分けて考えているようです。

実際、日本人は首のあたりが辛くても「肩こり」と呼んでしまいがちです。

 

首から肩、背中を覆う「僧帽筋」
それがなぜかと言えば、一つには肩こりの大きな原因の一つである「僧帽筋」の存在が有るからです。

 

首から背中にかけて、背骨の棘突起に始まり、肩甲骨と鎖骨につながるこの筋肉は主に肩甲骨を動かしたり支えたりといった役割を果たしています。

姿勢を保つのにも大きな役割を果たしており、不良姿勢で大きな負担がかかると筋肉が緊張しやすく、肩こりの原因になります。

 

そして、首から背中にかけて大きく広がる筋肉なので、コリの辛さも広い範囲で感じる為、肩こりや首のこり、背中の張りなどの症状として感じてしまいます。

これが何でも「コリ」として一緒くたにしてしまう理由の一つと思われます。

 

真犯人はこの筋肉!

 

番組内で首コリの本当の原因についてお話してくださったのは東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生です。

私も勉強会、学会等でお世話になっております。

 

肩こりだけでなく、首こりの場合もある。

そして、その原因は「後頭下筋群」です。

 

正直、私も患者さんに説明する時には

「この辺に細かい筋肉がいくつかあります~」

と、ざっくり流して話してしまう所ですが、非常に重要な筋肉でもあり、何より辛い症状の原因になってしまう筋でもあります。

 

筋肉の発揮する力は筋肉の太さ、大きさに比例し、大きな筋肉の方が強い力を発揮します。

後頭下筋群のように小さい筋肉は大きく体を動かす、というよりはバランスを保ったり姿勢を維持したりといった働きを持つことが多いです。

 

実際、後頭下筋群の主な役割は頭を支える事に有ります。

その為、番組内でも首こりの二つの原因の一つ目に紹介されていた「姿勢」が大きく関わってくるのです。

姿勢が悪いと頭を支える為に必要以上に負担がかかる事で緊張が強くなり、コリの原因になります。

 

そして、バレエをしている方の首コリの悩みも紹介されていましたが、バレエは良い姿勢を取るのに何故でしょう…?

バレエやダンスなどをされる方の中で、無理に良い姿勢を取ろうとし過ぎて首に負担がかかる場合が有ります。

アゴをひいて背筋を伸ばそうとするときに後頭下筋群に負担がかかるからです。

 

俗に言う「ストレートネック」に悩まされる方の原因は①姿勢不良、または②バレエなどで無理に良い姿勢をする、という二つのどちらかが多いです。

悪い姿勢も、良すぎる姿勢も…何事もほどほどがちょうど良いですね。

 

首のコリと肩のコリ、治療の違いは「鍼の深さ」?
番組内で粕谷先生が鍼の施術をされている所が放送されました。

首と肩のコリに対しての鍼の違いが「深さ」であると紹介されていました。

 

これは肩のコリの原因の一つ「僧帽筋」が体の表面(第一層)にあるのに対し、首のコリの原因である「後頭下筋群」が深い所(第三層)にあるからであり、どの筋肉を狙うかによって鍼の深さが変わるという事です。

 

深く差せば効果が高いという事でもなく、どこを狙うかによって異なる物であり、さらに言うと肩こりの場合に深く鍼をすれば当然表層にある僧帽筋に対しても刺激になりますが、その下にある肺に当たってしまう恐れがあります。

肺に鍼が当たれば「気胸」という状態を起こしてしまいます。

 

 

目と肩こりの関係
首と背骨の境目、後頭部の辺りは肩こりにとって非常に重要な箇所です。

 

「首・肩こり」「目の疲れ」「頭痛」の三つには深い関係が有り、この三つの内の二つないしは三つ全てが同時に症状として現れる事が多く有ります。

 

首・肩のこりは筋肉の緊張が強くなるから、そして筋緊張が強いとそこを通って頭へ行く神経が刺激され、それが頭痛として現れます。

 

それでは、目との関係とは…?

ここに関わるのがやはり「後頭下筋群」なのです。

目を動かすとその動きに合わせて後頭下筋群も緊張します。

 

例えば現代人にとって欠かせない物の一つ「スマートフォン」を使う時の事を考えてみましょう。

正しい姿勢で目の前にスマホを持って操作する、なんて方はあまりいないはず…

これはパソコンにも同じことが言えそう。

つまり、背中を丸めて頭が前に出てしまい、それを支える為に首に負担がかかる事と合わせて、目を酷使する事により後頭下筋群も緊張する事になり、見事な「首こり」が完成するという訳です。

 

首こりを解消するためのセルフケア
番組内で紹介されていた首コリを解消するためのエクササイズです。

1・イヤイヤ運動

目を閉じて首を小さな角度で左右にゆっくり動かします。

20往復で1セットとします。

2・うなずき運動

首の後ろを伸縮させるように少し上を向いてうなずきます。

20回を1セットとします。

3・アゴ引き運動

アゴをグーッと引くようにして首の後ろ側を3秒間伸ばし、その後緩めます。

これを10回で1セットとします。

三種類の運動を一日3セット行います。

 

筋肉は動かす事で血流が良くなります。

ただ、激しく動かしすぎても疲労が溜まります。

軽く動かして筋肉の収縮・弛緩を繰り返す事で血流を良くし、さらにストレッチすることによって筋肉の緊張を和らげてコリを解消するわけですね。

 

そして、番組最後に紹介されていた様にこれを寝て行う事でさらに効果が高まります。

立った姿勢や座った姿勢では頭の重さを支えなければならず、後頭下筋群を始め首回りの筋肉は緊張した状態にあります。

寝た姿勢を取る事により、頭にかかる重力から解放され、首回りの筋肉は緊張が和らぎ、その状態で運動を行う事でより効果が上がります。

一般の肩が肩たたき、肩もみなどをするときには座った状態でやる事が多いですが、実は横になってしまった方が筋肉の緊張が和らぐので楽に緩める事が出来ますよ。

 

まとめ
首のこりも肩のこりもざっくりと考えて同じものとしてとらえてしまいがちでした。

細かく見れば原因も異なる別の物。

どの筋肉に問題が有るのかを考えて対策をする事が重要です。

つらいお悩みは一度当院までご相談ください。

さて、次回2月20日水曜日19時30分から放送のNHK「ガッテン!」は

「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP」

です!

こちらもお見逃しなく!

 

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