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鼻呼吸が美肌を作る!

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

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口呼吸と鼻呼吸とは?

人間の呼吸では口と鼻両方が使われていますが、実は多くの動物では呼吸は鼻で行われています。

口と鼻がつながっていない動物もいますので、そういう場合は完全に分かれています。

そういう人間も、解剖学的には口は消化器系、鼻は呼吸器系に分類されます。

とはいえ、気道と食道が途中でつながっているので、口から空気を吸う事も出来ますし、何なら鼻から何かを飲む事も可能です。

 

 

鼻呼吸にすべき理由とは?

口からでも鼻からでも呼吸が出来るのであれば、どちらでも良いのでしょうか?

やはり、呼吸器系である鼻を使った方が良いです。

 

鼻から入った空気は、まず鼻毛でフィルターに掛けられ、大きな異物はここで止められます。

さらに進むと鼻腔という空間を通過します。

 

狭い鼻の穴から入った空気は一度に大量に入らずゆっくり通過する事になります。

この時、鼻腔で体温と同じくらいに温められる事になります。

鼻腔の表面は粘膜でおおわれており、空気中の細菌や微細なホコリなどは粘膜に付きます。

鼻水で体外へと流し出されたり、くしゃみで外へ追い出されたりといった反応を起こして身体を守っています。

また、粘膜は湿っているので空気は適度に湿気を持ちます。

 

鼻と喉との間にあるリンパ組織である咽頭扁桃は免疫反応によって異物を排除します。

そうしてきれいな空気を肺へと送ります。

 

つまり、鼻の役割は外の空気から異物を取り除いてきれいにする事、そして適切な温度と湿度にする事と言えます。

このようにして体にとって丁度良い状態の空気が肺へと送られていくのです。

 

ところが口から入った空気は一度に大量に体内に入り、冷たく乾燥したままで異物も入りたい放題という危険な状態。

気道が乾燥してさらにウイルスなどにやられやすくなります。

鼻がつまっていると朝起きた時に喉がガラガラ、腫れて痛い、なんてことが起こるのはこの為です。

 

口呼吸が主だと外の空気がそのまま入る事で風邪などの感染症にかかりやすくなります。

口を開けてしまっている事で寝ている間にはいびきをかきやすくなったり、ひどくなると睡眠時無呼吸症候群を起こす場合も有ります。

免疫系に異常をきたす事で花粉症やアトピー、気管支ぜんそくなどのアレルギー疾患の原因になる事も。

口が乾きやすくなるので虫歯や歯周病、口臭などの原因にもなります。

 

鼻の穴が二つある理由

空気を体内へ入れるのが目的であれば、食物の入り口である口と同じく鼻の穴は一つでも良いのでは…?

なぜ、鼻の穴は二つあるのでしょう?

 

肉食動物にとっては獲物を捕らえる為に、また草食動物にとっては自分たちをねらう肉食動物から逃げる為に、相手のいる位置を正確に知る必要があります。

その為、目や耳は二つ付いています。

動物にとっては視覚や聴覚と同じくらい重要なのが嗅覚です。

どこから臭いが流れてくるのか?を正確に捉える為に鼻の穴も二つあると考えられています。

残念ながら、人間はそれほど嗅覚に頼らなかったので退化してしまい、そこまでかぎ分ける事が出来なくなったようです。

 

しかし、人間にとって鼻の穴が二つある理由はそれだけではありません。

上記のように、鼻を通過した空気は体に望ましい状態になっています。

一度に大量の空気が流れ込むよりも、少しずつ入った方が湿度を与えたり温めたりといった効果が高まります。

穴が分かれていた方が一つの穴が小さくなるので、流れ込む空気の量が少なくなります。

また、穴が二つになる事で鼻の穴の表面積が大きくなり、さらに効率的に湿度を高めたり、細菌などをとらえやすくなります。

その為に穴が二つになっていると考えられています。

 

鼻呼吸で酸素を沢山取り込む!

鼻呼吸が良いのはきれいな空気を吸う事が出来るようになるだけでなく、吸う量も増えて酸素を沢山取り込む事が出来る点です。

実際、やって頂くとわかると思いますが、鼻で呼吸をすると腹式呼吸になり、深く吸い込む事が出来ます。

逆に、口で呼吸をすると浅い呼吸になり、呼吸数が増えます。

鼻呼吸では気道が広がりやすく、沢山の空気を吸うだけでなく、ゆっくりした呼吸になると副交感神経が刺激され、リラックスする効果も有ります。

浅く早い口呼吸では交感神経が刺激され、緊張状態が強くなってしまいます。

 

美肌には酸素が必須

そもそも酸素は生きていくのに必要な物です。

血流が滞って酸素や栄養素などが不足するのは体の不調の原因の一つ。

お肌も同様です。

血流が悪く隅々まで酸素が行き渡らないとターンオーバーも乱れて肌トラブルも起こりやすくなります。

酸素が不足すると肌細胞の老化が進み、シミやしわなども出来やすくなります。

ゆっくりした鼻呼吸でしっかり酸素を取り入れ、身体をリラックスした状態で血行を良くしてあげる事はお肌にも大切な事です。

 

 

酸素が多いとお肌が明るくなる?

さらにお肌の色を決めるのは血行だけでなく、血液その物の色でもあります。

血液の中で酸素を運ぶ役割を果たすのは赤血球です。

赤血球が酸素と結びつくと鮮やかな赤色になります。

 

それが、身体を巡って酸素を各組織に提供していく内にだんだん暗い赤色へと変わっていきます。

酸素が豊富な鮮やかな赤色の血液が循環していればお肌も明るい色になります。

逆に、酸素が不足した暗い赤色ではお肌もくすんだ暗い色になってしまいます。

 

寝不足で目の下にクマが出来る事が有りますが、きちんと休息が取れず酸素が不足して血液の色が暗くなり、一番薄い目の下の皮膚が透けて血色が目立つことによって出来る物です。

 

鼻呼吸をするには?

口呼吸になってしまう原因は様々です。

扁桃腺が大きくなるアデノイドという状態では気道が狭くなり、鼻呼吸がしにくくなります。

アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まりやすい方も口呼吸になります。

このような体の状態が原因の物はそれぞれに対する対処が必要です。

 

 

明らかな原因が無ければ、鼻呼吸をするように意識してみましょう。

通常の呼吸は横隔膜が動いて行われますが、深く吸い込む時にはそれ以外の筋肉も働きます。

意識して鼻呼吸をしているとそれらの筋肉も刺激され、上手く使えるようになり呼吸がしやすくなります。

 

頑固な鼻炎や花粉症でお悩みの方は鍼も有効です。

一度当院までご相談ください。

 

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東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part2

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

衣笠仲通鍼灸接骨院のHPはこちら

 

3月25日にNHKで

「東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part2」

が放送されました。

 

前回に続き、今回は女性のお悩みというテーマで美容鍼からスタートです。

 

「顔だけやってもらえれば…」

最初に登場はタレントの菊地亜美さんの美容鍼灸体験。

 

美容鍼灸が取り上げられると、顔中鍼だらけだったり、電気をかけて顔がビクンビクン動いていたり…

なんてイメージを持たれる方もいらっしゃるのでは?

 

今回取り上げられたように、美容鍼灸は「心身の健康が第一」

上田式美容鍼灸Ⓡでは「顔は心と体を映し出す鏡」とお話しますが、顔は身体の状態が現れるので身体を整える事が大切、という事です。

 

便秘がちになるとニキビが出来てしまったり、肩が凝っているとむくみが強い、寝不足での肌荒れ等、日頃の生活で感じる事もよくあるのではないでしょうか?

 

顔にだけ鍼をすればよいという物ではありません。

 

ここをしっかり取り上げて頂いて、視聴者の皆さんに理解して頂ければありがたいです。

 

確かに、お顔にする鍼も大切ですし、実際に血流も良くなります。

 

ですが、それだけでなく、体にも鍼をする事でさらに血行は良くなっています!

 

「上田式美容鍼灸®」では、必ず身体の状態を整える鍼をします。

 

「身体はいいので、顔だけやってもらえれば…」

 

と、事前のお問合せで聞かれることが有りますが、お断りするのはその為です。

 

身体のお悩みに対処する事こそが美容鍼の真髄と言えます。

 

刺さない鍼とは?

続いては「頻尿」にお悩みの女性。

疾患名で言うと「過活動膀胱」です。

 

通常の体では、尿が作られ膀胱に溜められた時に、一杯になると自律神経が興奮して脳に伝わります。

脳では尿意を感じるのでトイレに行こう、となります。

 

ところが、自律神経が乱れていると自律神経が関係なく興奮してしまうので、膀胱はまだ余裕が有るのに脳では尿意を感じてしまいます。

そして何度もトイレに行くことに…。

 

そんな頻尿にお悩みの方にお勧めなのがこちらのローラー。

 

肛門と生殖器の間にある「会陰(えいん)」というツボをローラーでやさしく刺激します。

そうすると、興奮していた自律神経が大人しくなり、関係ない所で尿意を感じる事が無くなります。

 

一日一回、会陰を10往復ローラーで刺激する事で頻尿が改善します。

ローラーでなくても、指でさすっても良いそうです。

しかし、強く刺激してしまうと逆に自律神経を興奮させてしまい、頻尿が悪化するのでお気をつけて!

 

番組ではこのローラーを「刺さない鍼」と紹介していました。

そんな鍼あるの…?

と思われたかもしれませんが、実は「鍼」=「刺す」では無いのです!

 

皆さんが鍼と聞いて想像するであろう、日本で主に使われている物は豪鍼と言われる鍼です。

これは「古代九鍼」と呼ばれる9種類の鍼の内の一つです。

 

古代九鍼は

.破る鍼

.刺入する鍼

.刺入しない鍼

の三つに分類されます。

 

「破る鍼」というのは現代で言うとメスのようなもので、皮膚を切って膿を出すような治療に使われていたようです。

 

刺入する鍼の代表は豪鍼です。

細くて尖った、皆さんが一般的に想像するであろう鍼はこちらです。

 

刺入しない鍼がこのローラーなどの鍼。

ローラー状の鍼を皮膚で転がしたり、細長い鍼の先でこすったり、皮膚に当てたり…など色々あります。

 

「小児鍼」と言われるものはこちらです。

子供の腕や背中、お腹などをこすって刺激する事で治療します。

 

実は、刺さない鍼もたくさんあるのですよ。

 

「耳ツボ」と言えば…

続いては世界でも使われている鍼灸の紹介です。

鍼灸、東洋医学と聞くとアジア圏のイメージが強いと思いますが、実は欧米を始め世界各国で行われています。

 

最初は米軍で行われている鍼灸治療。

ここで行われているのが「耳ツボ」を使った治療です。

 

耳つぼと聞くと皆さんは「ダイエット」と連想されるのでは?

実際に、日本の鍼灸院ではよく行われています。

 

しかし、ダイエットは耳つぼを使った施術の一種であり、実は腰痛など他の症状にも幅広く対応できるものです。

 

今回は10年来の腰痛に悩まされる米兵の方。

治療後は楽に歩けるようになっていました。

 

ダイエットに耳つぼを使う時は、食欲を抑える効果のあるツボや、ストレスを解消するツボを使います。

ストレスは過食の原因にもなりますし、ダイエットの為に食べたいものを我慢するとイライラしますので、それを抑える為に耳つぼを使っているのです。

ですので、適正な食事と適度な運動は必須です。

食べたいだけ食べても、運動が嫌いでも、耳つぼに鍼をやればみるみる痩せていく…みたいな物ではありませんのでお気をつけて。

 

 

アフリカを元気にするお灸

最後に紹介されたのはアフリカのウガンダ。

結核で苦しむ方をお灸が助けています。

日本ではかつて死亡原因第一位だった結核ですが、医学の発展などにより現在ではそれほど多くありません。

日本でも決して安心できる疾患ではありませんが、事態が深刻なのがウガンダです。

 

そこで使われているのがお灸、「三里(足三里)」というツボに灸をする事で免疫力を上げて元気になっています。

かつて「奥の細道」で松尾芭蕉もお灸をしていたという三里。

結核に限らず、日頃のセルフケアにも非常に有用なツボです。

是非皆さんも使ってみてくださいね!

 

日本から世界へ

このように、中国や日本だけでなく、世界各国で鍼灸は行われています。

 

中国から伝わった物もあれば、日本から発信された物もあります。

そしてアメリカやイギリスで体系づけられた美容鍼灸が生まれ、さらに日本に持ち帰られて上田式美容鍼灸Ⓡが出来上がったのです。

 

そんな素晴らしい鍼灸、まだまだ日本では受けた事が無いという方が多いのが現実…。

昨年秋からNHKで積極的に東洋医学や鍼灸が取り上げられています。

これをきっかけに、もっと皆様の身近なものになって頂ければと願っています。

 

 

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東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part1

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

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昨年放送された番組を再編集と言う形で、再びNHKで鍼灸が取り上げられました。

「東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~」

 

昨年の放送では漢方薬や、ヨガなども含めての東洋医学というくくりでしたが、今回はそこから鍼灸だけを詳しく取り上げた形で今週と来週の全二回で放送されます。

 

百会の持つ力とは?

番組内では腰痛のお悩みを持つ芸人の土田晃之さんが鍼を受けられました。

一般の方の鍼灸のイメージではおそらく痛い所に鍼をする、灸をする、と思われているでしょうか。

もちろん、そういう施術もあります。

しかしながら最初に先生が鍼をしたのはなんと頭。

百会(ひゃくえ)というツボです。

ツボにも色々な役割があります。

脳脊髄疾患や頭痛など、頭に関係する疾患や症状に使われる一方で、痔や子宮脱といった頭からだいぶ離れた疾患にも使われたりします。

今回は体をリラックスさせるという効果が注目されました。

百会に鍼をする事でストレスを感じた時に分泌される「オレキシン」というホルモンの量が減る事が実験で分かっています。

オレキシンを分泌する脳の視床下部という部位に働きかけ、分泌を抑えて身体をリラックスさせる効果が有ります。

この効果を検証するのにネズミを使った実験を紹介されていました。

 

ネズミで?と思われたかもしれませんが、実は動物でも人間と同じように経絡やツボが有ります。

 

頭と胴体が有って、そこから四本の脚(腕)が出るというのは多くの動物で共通です。

大体同じツボで人間と同じような効果が有ります。

 

番組内では一週間孤立させてストレス状態のネズミがイライラして狂暴になっている所に、百会に鍼をすると大人しくなる様子が出ていました。

 

百会は人間の施術でも良く使われるツボです。

身体全体の気の流れを整える、現代的にわかりやすく言えば今回のようにリラックスする、という事で良いでしょう。

 

腰痛の原因は腰の骨、関節、筋肉などの問題だけでなく心理的な物もあります。

ストレスもその一つ。

百会でリラックスさせる事は腰痛にも良い事なのです。

 

鍼をすると筋肉がゆるむ?

土田さんの施術の場合ではまず仰向けになって百会の鍼から始まり、脚のツボの鍼へ、という感じで進んでいきました。

そしてその後はうつぶせになり、腰、背中、首肩の辺りも鍼がされます。

背中を触った時に骨の出っ張った部分を感じますが、これは背骨の棘突起と呼ばれる部位です。

先生が頭の方から順番に棘突起が触れる所を皮膚に印を付けていくと…

だいぶ歪んでいる事がわかりました。

 

本来はまっすぐに近い物ですが、これは姿勢のバランスなどの原因によって筋肉の緊張の左右差が有り、引っ張り方が違うので生じたゆがみです。

 

鍼をする事で筋肉の緊張が取れ、背骨の並びはまっすぐに近い物になりました。

ではなぜ鍼で筋肉がゆるんだのでしょうか?

鍼の太さは色々ありますが、よく使われるものは0.2㎜くらいです。

非常に細いので出血する事も少ないですし、鍼をした後に痕が残る事もありません。

とはいえ、皮膚を破って体内に入るのには違いありません。

非常に小さい物ですが、傷が出来ています。

 

傷が出来れば身体はその傷を治そうとします。

その為に血管を拡張し、そこへ流れる血液の量を増やして傷を治そうとする反応が起こります。

その結果、血液の流れがよくなります。

筋肉のコリの原因の一つは血行不良。

血流が良くなる事で緊張が取れ、コリの症状が改善します。

 

土田さんの場合では背骨のバランスも良くなり、体の動きも良くなっていました。

ご本人も筋肉の硬さが無くなり軽くなったことを実感されています。

 

西洋医学と東洋医学

最後に紹介されたのは西洋医学と東洋医学の融合というテーマでした。

以前の放送でも紹介されていた様に、東洋医学における経絡やツボというのは西洋医学におけるトリガーポイントという物に似ています。

 

 

ツボに刺激して離れた所に効果が出るように、トリガーポイントに刺激をするとそこ以外の部分の痛みが取れます。

 

同じ人間の体ですから、まったく別の物を見ているわけでは無いのですね。

 

ここで大切なのがエビデンスという物です。

エビデンスとは直訳すれば証拠、医学においてはこういう治療をした時にこういう結果がでるのはなぜか?という問題に対して実験や調査でその根拠を明らかにした物です。

 

東洋医学は経験医学と言われ、このツボに鍼をした、灸をした、そうしたらこういう反応が起こった、という経験を積み重ねた物です。

そこに根拠はあるのか?と長らく言われてきました。

現代では科学的にみてもその効果が明らかになってきています。

最後に紹介されていた東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生が診ていたのは脊柱管狭窄症の患者様。

脊柱管狭窄症とは、背骨に空いている穴が狭くなり、そこを通る神経を圧迫して痛みやしびれが出てしまいひどくなると歩けなくなってしまう物。

この方は手術をして痛みはとれたので歩けるようになったものの、しびれが残ってしまい悩まれていました。

先生が鍼をすると冷えていた足が温かくなった感じがして、しびれも軽減したとの事。

 

この効果は、脚のツボを刺激する事で背骨で神経を圧迫している部分の血流を良くして起こった物です。

これも実験で明らかになっている鍼の効果の一つ。

 

このようにもっと東洋医学の効果が明らかになり、そして今回のようにテレビなどで鍼灸が取り上げられてもっと皆様の身近な物になっていただける事を期待しています。

次回、(2019年3月25日午後10時45分~11時10分)の放送では美容鍼も取り上げられます!

是非ご覧になってくださいね。

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美肌とストレスと自律神経の関係とは?

衣笠仲通鍼灸接骨院、院長の加藤宏です。

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ストレスとは?

ストレスとは、外部から刺激を受ける事で現れるゆがみや変調の事です。

身体は状態を一定に保つ働きが有りますが、それが乱れている状態です。

よく、「〇〇がストレス…」などのように、ストレスの原因になる物をストレスと呼んでいる事が有りますが、厳密にはゆがみや変調を起こす刺激の事はストレッサーと呼びます。

現在ではストレッサーも含めてストレスという言葉が使われている事が多いです。

ストレッサーには

物理的ストレッサー…温度や湿度などの天候等

生物的ストレッサー…細菌やウィルスなどの侵入等

化学的ストレッサー…化学物質による刺激等

社会的ストレッサー…社会的な役割、立場、人間関係等

心理的ストレッサー不安や怒り等

などが有ります。

 

ストレスとは悪い物なのか?

様々な病気やトラブルの原因として名前が出るストレスですが、必ずしも悪い物ではありません。

楽しいイベントの前の日に、次の日が楽しみでドキドキしたりするのは体にとって心地よく、良いストレスです。

適度に緊張したりするのは体に良い物、というより必要な物です。

何の刺激も無い状態が続けば身体は弱くなってしまいます。

ただ、ストレス社会と言われる現代では興奮や緊張するストレス源が多すぎる為、過剰なストレスの刺激が長期に渡って続く事によって身体への負担が大きくなり抵抗力が下がってしまい、様々なトラブルの原因になります。

 

ストレスを感じるとどうなる?

動物にとってのストレスとは、敵に襲われる事です。

では、襲われた時にどうなるかを見てみましょう。

 

自律神経は交感神経と副交感神経の二つが有りますが、この場合では交感神経が活発になって興奮状態になります。

敵はどのくらい強いのか、を判断して闘うのか逃げるのかを決めなければなりません。

その為に脳は興奮するので眠気は無くなります。

闘うにしても逃げるにしても、身体を活発に動かさなければならないので筋肉の為に集中します。

肝臓はグリコーゲン(蓄えられた糖質)を分解して血糖値を上げ、エネルギーを供給します。

酸素を沢山取り込むために呼吸は速く激しくなり、気管支は拡張します。

心臓は筋肉や脳に酸素とエネルギーを送る為に激しく動きます。

必要なところに血液を集中して送る為に、末梢の血管は収縮して血流が悪くなります。

この状況では消化器の働きは必要ありませんので、唾液や消化液の分泌は抑えられ、消化器も動かなくなります。

 

そして、闘いを終えた、または安全なところに逃げ帰った時には今度は副交感神経が活発になり、身体はリラックスして消化器の働きが活発になり、緊急時に備えて栄養を取り込みます。

さらに疲れた体を休める為に脳もリラックスして眠たくなるのです。

 

このように、交感神経と副交感神経が状況に応じて切り替わる事で身体は適応しています。

これは動物が生きていくために身に付けた優れたシステムです。

しかしながら、この緊急時への反応は長時間持ちません。

ただ、実際には闘うにしても逃げるにしても、それほど長時間続くという事はありません。

 

闘うか、逃げるか、〇〇か…

さて、皆さんの悩みやストレスに感じている物は何でしょうか?

年齢別に見ていくと20代前半くらいまでは学業や受験などの事が多く、それ以降は仕事に関する事、60代以降になると自分の健康状態の事が上位に来るようです。

例えば、仕事の事全てにおいて、闘うか逃げるかだけで片付くでしょうか?

上司に真っ向から立ち向かって闘うという人、どうしても納得がいかずに新しい職場を探す人(逃げると言ってしまうと失礼ですが…)という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方はどちらでもなく我慢をしているのではないでしょうか?

仕事に限らず、職場での人間関係、また友人・家族との人間関係等々、人間にとってすべてが闘うか逃げるかでは片付かない物があります。

我慢というのは何らかの原因で身体に負担を掛け、ゆがみが生じた状態、まさにストレスです。

この状態が長く続いていると身体には不調が起こります。

 

先ほどの自律神経の反応で考えてみましょう。

緊張状態が続いて脳の興奮が続いていると眠れなくなり、不眠症に悩まされます。

心臓や肝臓の反応で血圧や血糖値も高い状態が続きます。

消化器の反応が悪いので食欲不振や便秘になります。

便秘が続くと身体は無理にでも出そうとして逆に下痢を起こす事もあります。

末梢血管が収縮しているので血流が悪く、冷えにもつながります。

 

気になる美容面では…?

顔は心と体を映し出す鏡、身体の状態がこんなではお顔はどうなるでしょうか?

睡眠不足でお肌が荒れたり、便秘をするとニキビが出来たり、といった事を経験したことが有る方は多いのではないでしょうか?

睡眠不足ではお肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下する事で肌荒れの原因になります。

便秘では老廃物が体に滞ってしまい、肌から無理に出そうとしてやはり肌荒れの原因になったり、ニキビが出来たりします。

冷えの状態ではお肌に必要な栄養素や酸素がきちんと行き渡らず、これも肌トラブルの原因になります。

血流が悪いと血色の悪いお肌になり、くすんで見えてしまいます。

 

美容鍼灸で身体にも鍼をする理由

以前もお話したように美容鍼灸は全身治療です。

お顔のトラブルの原因は、このように身体にもあります。

お顔に鍼をすることで血流を改善したり、コラーゲン分泌を促進したりといった反応が起こります。

しかし、根本の原因はやはり体にあります。

鍼灸で自律神経のバランスを整えておくことでよりお顔の効果を上げる事が出来るのです。

 

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気になる「赤ら顔」はどうして出来る?

赤ら顔とは?

赤ら顔とは、顔が赤くなってしまう状態の総称です。
原因はいくつかありますが、大きく分けると、

血管の影響によるもの
皮膚その物が赤いもの

の二つに分けられます。

血管に原因がある赤ら顔

このタイプは、血管が拡張して肌から透けて見える事によりお肌が赤くなります。

気温の変化

周囲の気温が急に変化するとそれに対する反応で血管が拡張します。
一時的な物なので心配ありません。

冷え

血管が拡張する事が原因なので、血行が良い場合に起こると思われがちですが、実は冷え等で血行が悪い場合にも起こります。
血行不良の状態では、体は無理矢理血流を良くしようとして血管を拡張しようとします。
その結果赤ら顔になってしまいます。

自律神経の乱れ

自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが良ければ問題ありませんが、様々な原因によりバランスが乱れてしまう事が有ります。
自律神経は血流の調節にも働いているので、乱れると血管が拡張し赤ら顔の原因になります。

このような状態の方は上半身に血液が集まりやすく、のぼせやすい事があります。
血液が上に集まるとお顔も赤くなりやすいです。

赤面症

いわゆる赤面症も赤ら顔に含まれます。
精神的な緊張で自律神経のバランスが崩れて起こります。

皮膚が薄い

血流が透けて見える原因として皮膚が薄く透けやすい場合があります。
体質的に元々薄い方もいらっしゃいますが、気を付けなければならないのは間違ったスキンケアです。

古い角質が多いお肌はくすみなどの原因にもなりますが、過剰に取りすぎるのも良くありません。
洗顔時にゴシゴシとこすってしまう方や、ビーリングをやり過ぎてしまう事などで角質を落としすぎてしまうと表皮が薄くなります。

バリア機能が低下するので、この後お話する炎症も起こりやすくなってしまいます。

皮膚その物が赤い事が原因の赤ら顔

皮膚が赤くなっている物は主に炎症が原因です。

肌荒れ

肌が荒れて不快な症状が出ているものを肌荒れと言いますが、この時炎症が起きていれば肌に赤みが出ます。
慢性的に炎症が起きていれば赤みが出ている状態が続きます。

ニキビ

ニキビには段階があり、皮脂が毛穴に詰まって白ニキビ、黒ニキビといわれる段階を経て、皮脂をエサにアクネ菌などの皮膚の常在菌が増加すると炎症が起こり、赤ニキビと言われる状態になります。
この赤ニキビがいわゆるニキビの状態です。
頻繁にニキビが出来ている時には皮膚も赤味を帯びています。

ニキビがきれいに治ってくれれば良いですが、頻繁に出来てしまったり、できたものをつぶしてしまったりといった事が原因でニキビ跡が残る事があります。
ニキビ跡はいくつか原因がありますが、ニキビの炎症を抑える為に毛細血管が拡張し、これが赤く見えてしまう事があります。
これも赤ら顔の原因になります。

 

皮脂が多い

体質的な物や食事や睡眠などの生活習慣の影響、ストレスなどによる自律神経の乱れ、間違ったスキンケアなどによって皮脂の分泌が過剰になるとお肌が炎症を起こしやすくなります。
これを脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と言います。
頭皮に良く見られるものですが、お顔でも起こります。

敏感肌

お肌が乾燥しがちでちょっとした刺激で炎症などの肌トラブルを起こすお肌を敏感肌と言います。
炎症を起こしやすいので赤味を帯びている事が多いです。
また、お肌が乾燥しているとそれを何とかしようとして体は一生懸命に皮脂を出そうとします。
結果的に脂が多いお肌になってしまい、先ほどの脂漏性皮膚炎にもつながります。

赤ら顔対策

こすらない!

お肌ケアの基本です。
洗顔時にゴシゴシこするのは絶対にNGです!
こすってしまう事で角質を落としすぎると皮膚が薄くなるので、赤ら顔だけでなくバリア機能の低下による肌トラブルにもつながります。
洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしくお肌に広げた泡で汚れを浮かすようにして洗い流します。
流す時にシャワーのお湯を直接かけるのも皮脂を落としやすいので避けましょう。

ニキビをつぶさない!

膿が溜まったニキビを指で押すと中身が飛び出し、そうなるとスッキリしたような感じもしますが…
お肌に対して強い刺激を与える事になり炎症が悪化する事や、つぶしてしまった時に正常な皮膚をつぶしてしまい炎症や壊れた毛細血管の影響などで皮膚が赤くなってしまうことが有ります。

自律神経が大切!

自律神経は血液の流れを調節しているので、バランスが乱れる事で血流に影響して赤味がでるばかりでなく、皮脂の分泌やターンオーバーなどのお肌に大切な要素にも関わる事から赤ら顔にとっても重要です。
過度なストレス、睡眠不足などで自律神経が乱れるので、規則正しい生活習慣と、適度なストレス発散で体のバランスを崩さないよう心がけましょう。

赤ら顔に対する美容鍼灸

お顔に対する鍼は血行促進作用により血液の流れを良くして滞りを無くし、赤味に直接働きかけます。
そして、ターンオーバーを整えてお肌の状態を良くします。

とはいえ、大切なのは自律神経を含め身体の状態です。
上田式美容鍼灸Ⓡは身体の状態から整える事でお肌の状態を良くしていきます。

ニキビが出来てしまった時につぶさずきれいに治す事も大切ですが、ニキビが出来にくい体を作っておくほうが良いと思いませんか?
その他の原因に関しても同じです。
お身体の状態を見直してみましょう。

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「ガッテン!」慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP

2週続けてNHK「ガッテン!」では鍼灸が放送されました!

前回は首コリの治療の一つとして取り上げられましたが、今回はテーマが鍼灸なのでさらに内容も充実です。

 

なんか怪しいよね?

 

まず初めに街中でのインタビューです。

鍼灸の効果を実感したことがあり絶賛している方がいる一方で、

「うさんくさい」

「治ると思えない」

という意見も、当然あります。

なぜ良くなるのか、がよくわからない。

そして「鍼を刺す」という行為に対して「痛い」とか「怖い」というイメージを持ってしまう方が非常に多いです。

そういったネガティブなイメージをどれだけ変えられるのか?こうしてメディアで取り上げられるのは非常にありがたい事ですね。

 

 

鍼一本で施術

 

続いて流されたのは私もお世話になっている病鍼連携連絡協議会の長谷川尚哉先生の施術です。

首が回らないという患者様に、首に一本鍼をするだけで不通に回るようになってしまいました。

ちなみにその後に放送された逆子に対する鍼の施術でもツボに一本鍼をしただけで胎児が動いて逆子が改善しました。

施術に対しての考え方は色々有りますが、私はしっかりと結果が出るのであれば本数は少ないに越したことは無いと考えます。

余計な刺激は効果を下げる事が有ります。

むやみに本数が増えれば受ける患者様の負担も増えてしまいます。

何より、鍼を怖いと感じてしまう方にとっては本数が増えればそれだけ怖いと感じてしまうはず…?

 

そもそも「ツボ」とは?

ツボって何?

よく患者様からも聞かれる事の一つです。

今回の番組でもツボや経絡についての内容がありました。

 

「ツボ」は身体の状態によって現れる物で常に有るのではない

「筋膜」がシワになった所

「筋膜」はいくつかの筋肉でつながっているがそれが「経絡」と似ている

といった事が挙げられていました。

 

ツボはその日によって大きさや場所が変わるなんてことも言われます。

体調によって現れ、まったく問題ない体であれば現れない、というのは事実だと思います。

しかしながら、まったく問題がない体というのは無いのでは、とも思います。

 

健康とは、単に病気でないという事ではありません。

例えば病院へ行っても「問題ないです」と言われるのに、また健康診断を受けても何も引っかからないのに、何かしら体につらい所があるという方は沢山いらっしゃいます。

 

東洋医学に「未病(みびょう)」という言葉が有ります。

病気ではないけれども、何かしら体では異常が起こっている状態です。

この段階で病院へ行っても「何ともナシ!」となってしまうのです。

東洋医学では未病の段階で治すのが一番優れた医者とされます。

 

未病の段階で体にツボが現れ、そのツボに対して状態を整える治療をする事で未病の状態をより良い状態にしていきます。

そうする事で病気になってしまう可能性を少なくすることが出来ます。

 

身体の状態を100%完全に整えておけば全くツボは無いという事になるとは思いますが、そのままでその状態を維持する事は不可能でしょう。

だから予防のために整えておくことが大切なのです。

 

顔にするから美容鍼?

 

ゲスト出演されていた山根千佳さんは週一で鍼を受けているそうです。

受けているのは「美容鍼」。

「むくみがとれる」

とお話されていました。

画面の解説では美容鍼について

「小顔など美容を目的で行う鍼治療」

と書かれていました。

 

その後に三人のゲストの体を診てツボが出来ているか?=不調があるか、を確認した所、一番ツボの反応が有るのが山根さんでした。

体を整える為にその後鍼をしたのですが

「手にするのは初めて」

だそうです。

 

週一で鍼を受けているのになぜ不調なのだろう?

と疑問に思ったのですが、手が初めてという事はおそらく体に鍼をしていないと思われ、日頃体は整えていないのでしょう。

 

お顔にする鍼にも美容効果はもちろんあります。

しかしながら、上田式美容鍼灸Ⓡでは、顔は心と体を映し出す鏡であるととらえています。

つまり、お顔を美しくするには身体の状態をきちんと整える事が大切になります。

 

身体の状態が悪ければお顔は美しくなりません。

例えば、便秘をするとニキビが出来たり、寝不足でお肌が荒れたり、といった事を経験されたことが有る方も多いと思います。

 

手の親指と人差し指の付け根辺りにある「合谷(ごうこく)」というツボに鍼をすると、お顔の血流が良くなるという実験も紹介されていました。

体調が良くなるだけでもお顔は変化します。

鍼はお顔への刺激だけでなく体を整える役割も有ります。

顔にだけ刺激して終わりであれば美顔器と変わりません。

 

たまに、体はいいので顔にだけやってほしい、というお問い合わせをいただく事がありますが、上田式ではお受けする事が出来ません。

 

まとめ

東洋医学では、鍼灸でも漢方でも何か処置をしてその結果症状が改善したとしても、なぜそのような効果が出たのかが明らかでない、と思われてきました。

昨今ではなぜ良いのか?という部分が科学的にも解明されつつあり、理解も深まっています。

 

最終的には患者さんが悩む症状がどれだけ改善するのか、という所ですが、なぜ良いのかがわからないと「うさんくさい…」と思われてしまうのでしょう。

我々も理論的に説明してより患者様に安心して受けて頂けるようにすればもっと鍼灸に興味を持つ方々も増えるのではないでしょうか。

なんとなくよくわからない物、ではなく、安心して受ける事が出来る、もっと明るいイメージになって沢山の方に受けて頂けるよう、私も頑張ります!

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「ガッテン!」“新原因”発見!衝撃の肩・首のこり改善SP

先日放送されたNHK「ガッテン!」のテーマは肩こり、首こりでした。

こりの本当の原因とは?

肩こりと首こりは違う?

皆さんの悩みでもとても多い首、肩こりについて番組の内容も含めてご紹介させていただきます。

 

「肩こり」は日本人だけのもの?

先日、ブログで紹介させていただいた内容でもあるのですが

どうして日本人は「肩がこる」のか?

外国人は肩がこらない?という話はよくありますが、今では英語でも

”stiff neck”、”stiff shoulder”などの首こり、肩こりを表現する言葉があります。

肩こりは日本人だけのものではなく、外国の方も感じるということです。

しかも、外国の方のほうが首のこりと肩のこりを区別して考えているようです。

日本人は首でも肩でも「肩こり」と呼んでしまうことが多いですね。

 

大きな「僧帽筋」のコリ

どうして首肩のこりを一緒にしてしまうのかといえば、首から肩、背中にかけて大きな「僧帽筋」がこりの原因の一つだからではないでしょうか?

 

後頭部から背中にかけて始まり、肩甲骨に終わる僧帽筋は背中の表面を覆うような形で存在する大きな筋肉です。

肩甲骨を動かしたり支えたりといった働きがあり、姿勢にも関係するので悪い姿勢でいると負担が大きく、肩こりの原因の一つです。

 

大きな筋肉なので広い範囲でコリを感じるため、首でも肩でも同じ「コリ」としてとらえてしまいがちです。

 

首こりの原因になる筋肉とは!

番組で「首コリ」の原因についてお話していただいたのは東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生です。

全てが「肩こり」なのではなく、「首こり」の場合には肩こりと同じ対処ではよくなりません。

首こりの原因は「後頭下筋群」です。

 

後頭部と首をつないで、頭を支えるのに重要な役割を持つ後頭下筋群。

小さな筋肉なのでそれほど大きな力を発揮するわけではありませんが、頭を支えるのに常に働いており、こりやすい筋肉でもあります。

 

番組で首こりの原因として紹介された二つのうちの一つ、「姿勢」に大きくかかわる筋肉です。

姿勢が悪いと頭を支える為に負担がかかる筋肉なのでコリの原因になります。

 

ではよい姿勢をとればよいのか?

バレエをしている方の首コリも番組で取り上げられていました。

バレエをする人は姿勢が良いのに何故…?と思われたかもしれませんが、実は無理に背筋を伸ばそうとするのも首に負担がかかってしまいます。

顎を引いたままの姿勢になると後頭下筋群に負担がかかるからです。

 

首の骨である頸椎はゆるやかにカーブを描くのが正しい形ですが、それがまっすぐになってしまう「ストレートネック」という状態があります。

見た目はきれいですが、首にかかる負担が非常に大きい姿勢です。

 

このストレートネックの原因は一つには不良姿勢、そしてもう一つが無理に背筋を伸ばそうとする事です。

不良姿勢でも、良すぎる姿勢でもよくないとは…何事も「ちょうどよい」のが一番ですね。

 

「鍼の深さ」が治療の違い?

粕谷先生が首コリ、肩こりに悩む方へ鍼をするところが紹介されていましたが、首と肩の治療の違いとして鍼の深さが取り上げられていました。

 

肩こりの大きな原因である僧帽筋は体の表面の近くにあるので鍼を浅く入れ、首こりの原因である後頭下筋群はもっと深いところにあるので鍼を深く入れるということです。

鍼の刺激量を決める要因の一つが「鍼の深さ」です。

では、強い刺激をするために深くすればよいのでしょうか?

 

実際、肩こりで僧帽筋を狙うとする時、深い鍼をしても浅いところにある僧帽筋には刺激をすることができます。

しかし、肩の場合にはむやみに深い鍼をするとその下にある肺にあたってしまう恐れがあります。

どこを刺激したいのか?という事に合わせて適切な深さで鍼をすることは重要なポイントになります。

 

 

なぜ「目」が関係するのか?

首こりの原因二つの一つは姿勢でした。

そして、もう一つは「目」です。

 

実際、首こりの原因となる後頭下筋群がある後頭部と背骨の境目のあたりの部位は肩こりにも目の症状にも重要な部位です。

この二つに「頭痛」を合わせて、「肩こり」「頭痛」「目の疲れ」という三つは非常に深い関係があります。

例えば、この三つの内の二つが、あるいは三つすべてが同時に現れるということはよくあります。

 

筋肉の緊張でコリがあり、そうなるとそこを通って頭へ行く神経を刺激してしまい、頭痛として現れます。

そこになぜ目が関係するかというと…?

目の動きと関係するのが後頭下筋群だからなのです!

 

何かを見るときに目が動きますが、この時目を動かす筋肉と一緒に緊張するのが後頭下筋群なのです。

 

イメージしてみてください。

スマホを見る時、背中を丸めて目を酷使して画面を見ていませんか?

 

背中を丸めていると頭が前方へと出てしまい、それを支えるために後頭下筋群に負担がかかります。

さらに画面を追いかけて目が激しく動くと、さらに後頭下筋群の緊張が強くなってしまうのです。

 

こんな感じでパソコンやスマホを長時間使用していると、見事な首コリができてしまうという訳です。

 

首こりを解消するには?

首のこりを解消するには鍼も良いです。

でも、自分で何とかしたい時には…?

番組で紹介されていたセルフケアのエクササイズを紹介させていただきます。

1・イヤイヤ運動

首を左右にゆっくり「いやいや」とするように振ります。

この時、目は閉じて行います。

20往復で1セットとします。

2・うなずき運動

その名の通りうなずく動作で首を前後にゆっくりと動かします。

20回を1セットとします。

3・アゴ引き運動

顎を引くようにして後頭部を伸ばし、3秒間ストレッチします。

その後緩めてリラックスします。

この動きを10回で1セットです。

 

この三つの運動をそれぞれ一日3セット行います。

 

筋肉はじっと緊張していても、使いすぎてしまっても、緊張が強くなり血流が悪くなります。

適度に筋肉を動かしてあげることで筋肉のポンプ作用により血流がよくなります。

そしてストレッチすることで硬さを取り、さらに血流をよくしてあげるのですね。

 

これらの運動は寝て行うとさらに効果が高まります。

起きている状態では頭を支えるために常に筋肉が緊張しているからです。

横になって頭を重力から解放してあげると筋肉の負担が減り、さらに緊張が取れやすくなります。

例えば、ちょっと肩をもんだり、肩たたきをしたりといった時には座ってやることが多いと思いますが、こんな時でも横になって行うと筋肉の緊張がなくなり、さらに効果が高まりますよ。

 

まとめ

首のこりも肩のこりも同じようなものとして考えてしまいがちですが、実は別物。

原因となる筋肉も違います。

何が原因か?を考えるのは大切です。

お悩みにあった対策が必要です。

なかなか良くならないお悩みは一度当院までご相談ください。

 

さて、次回の「ガッテン!」は2月20日水曜日19時30分から放送です。

テーマは

「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP」

です!

この回は鍼がメインです、ぜひご覧くださいね!

 

※関連記事

どうして日本人は「肩がこる」のか?

筋トレのススメ~肩こりを改善してフェイスラインをスッキリする~

 

外国人は肩がこらない=肩こりが無い、だったが今では「こり」を表す言葉もあり、英語でも首のコリを”stiff neck”、肩のコリを”stiff shoulder”と表現するとご紹介させていただきました。

 

 

つまり、肩がこるというのは日本人特有のものでは無く、外国の方でもこるのですが、首・肩のコリ、と大きくとらえている日本人と違い、首と肩のコリをはっきりと分けて考えているようです。

実際、日本人は首のあたりが辛くても「肩こり」と呼んでしまいがちです。

 

首から肩、背中を覆う「僧帽筋」
それがなぜかと言えば、一つには肩こりの大きな原因の一つである「僧帽筋」の存在が有るからです。

 

首から背中にかけて、背骨の棘突起に始まり、肩甲骨と鎖骨につながるこの筋肉は主に肩甲骨を動かしたり支えたりといった役割を果たしています。

姿勢を保つのにも大きな役割を果たしており、不良姿勢で大きな負担がかかると筋肉が緊張しやすく、肩こりの原因になります。

 

そして、首から背中にかけて大きく広がる筋肉なので、コリの辛さも広い範囲で感じる為、肩こりや首のこり、背中の張りなどの症状として感じてしまいます。

これが何でも「コリ」として一緒くたにしてしまう理由の一つと思われます。

 

真犯人はこの筋肉!

 

番組内で首コリの本当の原因についてお話してくださったのは東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生です。

私も勉強会、学会等でお世話になっております。

 

肩こりだけでなく、首こりの場合もある。

そして、その原因は「後頭下筋群」です。

 

正直、私も患者さんに説明する時には

「この辺に細かい筋肉がいくつかあります~」

と、ざっくり流して話してしまう所ですが、非常に重要な筋肉でもあり、何より辛い症状の原因になってしまう筋でもあります。

 

筋肉の発揮する力は筋肉の太さ、大きさに比例し、大きな筋肉の方が強い力を発揮します。

後頭下筋群のように小さい筋肉は大きく体を動かす、というよりはバランスを保ったり姿勢を維持したりといった働きを持つことが多いです。

 

実際、後頭下筋群の主な役割は頭を支える事に有ります。

その為、番組内でも首こりの二つの原因の一つ目に紹介されていた「姿勢」が大きく関わってくるのです。

姿勢が悪いと頭を支える為に必要以上に負担がかかる事で緊張が強くなり、コリの原因になります。

 

そして、バレエをしている方の首コリの悩みも紹介されていましたが、バレエは良い姿勢を取るのに何故でしょう…?

バレエやダンスなどをされる方の中で、無理に良い姿勢を取ろうとし過ぎて首に負担がかかる場合が有ります。

アゴをひいて背筋を伸ばそうとするときに後頭下筋群に負担がかかるからです。

 

俗に言う「ストレートネック」に悩まされる方の原因は①姿勢不良、または②バレエなどで無理に良い姿勢をする、という二つのどちらかが多いです。

悪い姿勢も、良すぎる姿勢も…何事もほどほどがちょうど良いですね。

 

首のコリと肩のコリ、治療の違いは「鍼の深さ」?
番組内で粕谷先生が鍼の施術をされている所が放送されました。

首と肩のコリに対しての鍼の違いが「深さ」であると紹介されていました。

 

これは肩のコリの原因の一つ「僧帽筋」が体の表面(第一層)にあるのに対し、首のコリの原因である「後頭下筋群」が深い所(第三層)にあるからであり、どの筋肉を狙うかによって鍼の深さが変わるという事です。

 

深く差せば効果が高いという事でもなく、どこを狙うかによって異なる物であり、さらに言うと肩こりの場合に深く鍼をすれば当然表層にある僧帽筋に対しても刺激になりますが、その下にある肺に当たってしまう恐れがあります。

肺に鍼が当たれば「気胸」という状態を起こしてしまいます。

 

 

目と肩こりの関係
首と背骨の境目、後頭部の辺りは肩こりにとって非常に重要な箇所です。

 

「首・肩こり」「目の疲れ」「頭痛」の三つには深い関係が有り、この三つの内の二つないしは三つ全てが同時に症状として現れる事が多く有ります。

 

首・肩のこりは筋肉の緊張が強くなるから、そして筋緊張が強いとそこを通って頭へ行く神経が刺激され、それが頭痛として現れます。

 

それでは、目との関係とは…?

ここに関わるのがやはり「後頭下筋群」なのです。

目を動かすとその動きに合わせて後頭下筋群も緊張します。

 

例えば現代人にとって欠かせない物の一つ「スマートフォン」を使う時の事を考えてみましょう。

正しい姿勢で目の前にスマホを持って操作する、なんて方はあまりいないはず…

これはパソコンにも同じことが言えそう。

つまり、背中を丸めて頭が前に出てしまい、それを支える為に首に負担がかかる事と合わせて、目を酷使する事により後頭下筋群も緊張する事になり、見事な「首こり」が完成するという訳です。

 

首こりを解消するためのセルフケア
番組内で紹介されていた首コリを解消するためのエクササイズです。

1・イヤイヤ運動

目を閉じて首を小さな角度で左右にゆっくり動かします。

20往復で1セットとします。

2・うなずき運動

首の後ろを伸縮させるように少し上を向いてうなずきます。

20回を1セットとします。

3・アゴ引き運動

アゴをグーッと引くようにして首の後ろ側を3秒間伸ばし、その後緩めます。

これを10回で1セットとします。

三種類の運動を一日3セット行います。

 

筋肉は動かす事で血流が良くなります。

ただ、激しく動かしすぎても疲労が溜まります。

軽く動かして筋肉の収縮・弛緩を繰り返す事で血流を良くし、さらにストレッチすることによって筋肉の緊張を和らげてコリを解消するわけですね。

 

そして、番組最後に紹介されていた様にこれを寝て行う事でさらに効果が高まります。

立った姿勢や座った姿勢では頭の重さを支えなければならず、後頭下筋群を始め首回りの筋肉は緊張した状態にあります。

寝た姿勢を取る事により、頭にかかる重力から解放され、首回りの筋肉は緊張が和らぎ、その状態で運動を行う事でより効果が上がります。

一般の肩が肩たたき、肩もみなどをするときには座った状態でやる事が多いですが、実は横になってしまった方が筋肉の緊張が和らぐので楽に緩める事が出来ますよ。

 

まとめ
首のこりも肩のこりもざっくりと考えて同じものとしてとらえてしまいがちでした。

細かく見れば原因も異なる別の物。

どの筋肉に問題が有るのかを考えて対策をする事が重要です。

つらいお悩みは一度当院までご相談ください。

さて、次回2月20日水曜日19時30分から放送のNHK「ガッテン!」は

「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP」

です!

こちらもお見逃しなく!

 

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美容の妨げ~「肩こり」って何?

厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、体の不調で男女ともに上位に来る「肩こり」。

以前ご紹介したように美容とも非常に深い関係が有ります。

たかが「肩こり」、されど「肩こり」…美容が気になるあなたも要注意!?

改めて、なぜ肩がこるのか?を考えてみましょう。

 

肩こりとは?

goo辞書によれば、

「肩の辺りがこわばって、重苦しく感じられる症状」

とあります。

あくまで症状の名前であり、病名ではありません。

 

肩こりには原因が有ります。

何らかの疾患がもとになって起こる肩こりも有れば、特に疾患とは関係なく起こる肩こりもあります。

肩こりという名前を最初に使った、とよく言われているのが夏目漱石です。

漱石の著作である『門』の中で「凝っている」と表現されたのが最初と言われ、それまでは「肩が張る」と言われていたとか…

まあこれは諸説あるのではっきりとは言えませんが、肩が凝る、あるいは肩が張る等、表現は異なっていても、首肩周りが気になる人はいたという事でしょうね。

 

外国人は肩が凝らない?

これも良く言われる事ですが、外国人は本当に肩が凝らないのでしょうか?

肩がこらない、と言うよりも肩こりを表す言葉が無いというのが正確なところでしょう。

 

いわゆる「肩こり」を表現する英語は無いと言われます。

表現する言葉が無いから、それが何なのかわからないという事でしょう。

 

言葉が無いからと言って症状が無い、という事では無さそうですね。

実際、日本と同じくパソコンやスマホの普及により首肩に辛い症状を訴える欧米人も少なくないとか。

その場合には肩が凝る、という表現は無くても、固い(stiff)という表現が使われているようです。

 

逆に、子供でも肩こりという表現を知っているのが日本人。

子供のころからおじいさんやおばあさん、お父さんやお母さんの肩を叩いて

「あ~、楽になった」

なんて姿を目の当たりにして育つと、大人になると肩が凝るという事が意識にすりこまれてしまっているのでしょうか。

そして、首や肩が張ってくるのを感じた時に

「肩こった~」

となってしまうのでしょう。

外国人が日本に来たら肩が凝るようになった、なんて笑えない笑い話もありますが、これも肩こりと言う物を認識してしまった結果と言えるのではないでしょうか。

 

病は気から?

よく「病は気から」と言いますが、そういう意味では意識してしまったが故に症状として認識してしまい、つらさが存在するというのも有りそうです。

あくまで経験的な物ですが、施術を受けた患者さんが自分の体の悪い所にばかり意識が向いてしまうとなかなか良くならない。

逆に、施術をして良くなった事に意識が向く方はその後すぐ良くなってしまう事が多い。

 

例えば、腕を上げようとすると肩が痛い、という患者さん。

施術前の状態から比べて2割くらいしか良くなっていなくても

「すごい!こんなに上がるようになった!」

とおっしゃる方はその時症状がひどくてもその後順調に良くなることが多い。

逆に、半分くらい上がるようになっても

「まだ痛いからこれ以上腕が上がらない…」

と考えてしまう方はその後の施術も苦戦する事が多いような…

「コップの水を半分飲んで、『まだ半分残っている』と考えるか、『もう半分しか残っていない』と考えるか」

というようなお話が良く有りますが、施術にも当てはまるように思います。

 

 

肩こりから起こる症状

首や肩、背中にかけての筋肉が凝るから「肩こり」ですが、筋肉が硬くなる事で起こる症状がいくつかあります。

頭痛

よくあるのは頭痛です。

緊張性頭痛と言われるもので、首の筋肉が緊張してしまう事で頭に行く神経を刺激してしまう事により起こります。

首から上の症状

首回りの緊張が強くなると血行が悪くなり、様々な症状の原因になります。

頭痛も血行から起こる物もあり、その他では耳鳴り、めまいなども肩こりから起こる場合があります。

物忘れをしやすくなったり、イライラしたりするなど精神的な物も起こります。

意外なところでは、虫歯になりやすいなんて事も。

歯にも血液が流れており、肩こりから血行が悪くなるとトラブルの原因になる事があります。

頚肩腕症候群

首肩周りの筋肉が硬くなり肩こりや背中の張りを感じる事から始まり、さらに悪化すると腕や手、指にもだるさや冷え、しびれなどを感じるようになります。

腕から手にある血管や神経は首を通っており、筋肉の緊張が血管や神経の流れを妨げる事によって起こります。

頚肩腕症候群はキーパンチャーに多く見られる症状と言われていました。

キーパンチャーとは、データを機械で処理する為に入力する作業をする人の事です。

電子計算機からパソコンへと進化しても、機械に向かって人が作業するのは変わらず現代でも見られるのは当然ですね。

 

 

 

美容では?

以前もご紹介したように、美容の面でも悪い影響を与える肩こり。

万病の元と言われるものもいくつかありますが様々な体の不調の原因にもなり、身体の状態が現れるお顔にも影響します。

大きく分けると

1筋緊張が引き起こす物

お顔につながる筋肉が緊張する事でたるみなどを引き起こし、また顔の左右のバランスの崩れの原因にもなります。

2血液やリンパの流れから起こる物

首肩周りの筋緊張により血液やリンパの流れが悪くなり、必要な物が行き渡らなくなったり、老廃物の排出が上手くいかずに起こる物。

また、血色がわるくくすんでしまう原因にもなります。

 

まとめ

肩こりからの影響だけを見てもお顔のお悩みの原因は顔だけにあるものでは無い事がお分かりいただけるのではないでしょうか?

体をきちんと整える事こそが大切になります。

ですから、顔のお悩みだからと言って顔にだけ鍼をするのではありません。

肩こりもやたらに首肩のこっている所に鍼をしたからと言って良くなるとは限らないのです。

何事も大切なのは全体のバランス。

こった所にだけ鍼をしても、またはマッサージでも、

「やった時はいいんだけどね…」

という事になりかねません。

 

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「あさイチ~“東洋医学”で1年を元気に!」

今年最初の、NHK「あさイチ」で東洋医学が特集されました。

昨年、「東洋医学ホントのチカラ」で取り上げられた際にもこちらで紹介させていただきましたが、今年はさらに取り上げられる機会が増えそうです。

東洋医学の存在を知っている、という方は多くても、どんなものなのか詳しく知っている、という方はまだ少なそうです。

こうしてテレビなどでもっと積極的に取り上げられるのはうれしい事ですね。

 

鍼は怖い?

 

特集の最初はゲストの今年の大河ドラマ出演のお二人へ東洋医学を受けた事があるか?という質問から始まりました。

二人とも鍼灸も漢方も受けた事があるとの事ですが、残念ながら鍼に対しては「怖い」というイメージが有るとの事…

その後、肩こりに悩む鍼灸が初めてと言う三人の女性が施術を体験するコーナーが有りましたが、この三人もやはり「怖い」というイメージが有るとの事でした。

鍼と言えば、知らない方にはどうしても「痛そう」とか「怖い」というイメージが少なからずあります。

多くの方は注射をイメージしてしまっているのがその原因の一つと思われます。

当院に来られる方もよくそう言った事をお聞きします。

鍼を受けた事のない方が踏み出せない理由の一つですね。

身体に何か所も注射を打たれると考えたら、怖いですよね…。

番組内でも鍼灸の鍼と注射針が比較されていました。

同じ「ハリ」でも太さも形状も全く違う物です。

ここでちょっと「傷」のお話です。

どちらの「ハリ」でも、皮膚を破って体内に入るのは共通です。

その時、必ず傷が出来ます。

 

傷と一口に言っても何種類か有ります。

切り傷、刺し傷、擦り傷(擦過傷)、咬傷(咬まれた傷)等々。

鍼灸の鍼で出来るのは刺し傷です。

そして、注射針で出来るのは、「刺す」とはいっても実は切り傷です。

写真で見て頂けばわかりますが、注射針の先は刃物のような形状で、それで皮膚を切り、管を体内に入れます。

皮膚を切るので、必ず出血します。

採血後に絆創膏を貼ってしばらく押さえておくよう言われるのはその為です。

鍼灸の鍼の先は尖っており、皮膚を小さく切って組織をかき分けて体内へ入ります。

傷が小さく、まれに毛細血管を傷つけると出血を伴いますが、出ないことが殆どです。

鍼で感じる痛みは個人差が有りますが、注射に比べれば圧倒的に少なく、またチクッとは感じても痛みとまでは感じていない方も多いです。

大切なのはバランスを整える事

鍼灸でも漢方でも、施術の目的は身体全体のバランスを整える事、と紹介されていました。

例えば肩こりの施術の場合でも、首の動きや筋肉の状態を診るだけでなく、脈やお腹の状態を確認して体を全体から診ていきます。

番組では施術を受けられちゃ方の肩こりの原因を「全身の緊張」と考えました。

その為に緊張を取る施術から入ります。

つらいのは肩だから肩に鍼をする、という事だけでなく、まずは頭や手足、お腹などに鍼をして全体から整えていきます。

 

施術に関しては鍼灸師によって考え方が違いますので、つらい所に鍼をすれば、と考えるのが間違いとは言えません。

ただ、根本的にはどこが原因か?という事を考えず局所だけではちょっと難しいかとは思います。

マッサージでもガチガチにこった肩を強くもんで緩めてもその時は楽になりますが…

「やった時はいいんだけど…」

と、すぐ戻ってしまったりします。

 

漢方でも同様です。

西洋医学は病気になるとその原因そのものに注目して、原因を取り除く薬が処方されます。

一方、漢方では病気になった体はどういう状態だったのか?という事に注目します。

身体を整える事で免疫力がアップし、体が病期の原因を追い出してくれます。

大切なのは身体の状態、同じ症状が出ていたとしても違う漢方薬が処方されたり、まったく違う症状でも同じ薬が出されたりすることがあるのはその為です。

 

東洋医学で大切なのは「気」「血」「水」の三つが量的にバランスよく、三つともスムーズに循環している状態が「健康」であると考えます。

量が少なすぎたり多すぎたり、流れが滞っていたり、ぎゃくに多く流れ過ぎていたり…

体内のバランスが崩れていると外から病気の原因が入って病気になると考えます。

外からの原因が有っても、体のバランスが良ければ病気にはなりにくいのです。

鍼灸も、漢方も、気血水の量と流れを整える為の刺激をしてバランスを整えています。

 

大切なのは全体的に診ていく事です。

だからといって西洋医学も必要です。

急性期の激しい症状が出ている時には、鍼で全身を整えているよりも病院へ運んだ方が予後が多い事も有ります。

 

大切なのは、病気にかかりにくくする為に日頃から身体のバランスを整えておくことです。

 

「美容鍼灸」とは?

上田式美容鍼灸Ⓡは「顔は心と体を映しだす鏡」と考え、お顔を美しくするためには身体を整える事が必要であり、顔だけの施術しかしない場合にはこの名称を名乗る事が出来ません。

気になる頬や目元のたるみ、シワなどはその箇所に大量に鍼をすれば良いという訳ではありません。

原因の多くはやはり体に有ります。

ですのでまずは体の状態を整える事が大切。

お顔の鍼だけで終わり、という事は有りません。

体が整い、お顔も若々しく…

そして若返った状態をキープするために継続して施術を受けて頂けば身体も良い状態が続きます。

皆様の「健康寿命」が少しでも長くなるよう、今年も頑張ります!

 

P.S.

2019年1月23日(水)19:30からの「ためしてガッテン!」では、鍼灸が取り上げられます!

こちらもぜひお見逃しなく!

 

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「悪魔の美容術」に物申す

先日、「悪魔の美容術~禁断の美容法を試した人は今大丈夫なのか!?~」という番組が放送されました。

ご覧になった方いらっしゃいますか?

遺伝子治療、食事法等、一般的な物からかけ離れた?美容法を数年前に試した方が今どうなっているか?という事を検証する番組でした。

まあ、バラエティ番組ですので、笑ってすませばよいのですが、敢えてちょっと真面目につっこんでみます。

 

「笑わない美容術」とは?

その中で、ロンドンの51歳の女性が顔にシワを作らない為に7歳から笑っていない、という美容法?が紹介されました。

番組の中で医師が話していた通り、これはある意味正しい考え方です。

 

「笑いジワ」と言われるくらいですので、笑う事で確かにシワが出来てしまいます。

そうなると

「笑わない」=「シワが出来ない」

という事になりますが…?

 

番組をご覧になった方、あの女性を見てどう思われましたか?

 

確かに、シワは有りませんでした。

27歳の娘さんと比較しても同じくらい、目じりのシワなどほとんどありませんし、ほうれい線も目立ちません。

 

しかし…

 

笑わないと、どうなる?

あれを見て、

「私もシワを作らない為に、笑う事をやめよう!」

と思った方はいらっしゃるのでしょうか?

多分、いないと思うのですが…

 

確かにシワは無いですが、番組内でも触れられていましたがクマが目立つのが気になりました。

何より、親友と会っても、娘に結婚の報告を受けても、友達と集まってテレビを見ている時でも…全く笑わずに無表情を貫くその様を真似してシワを消したいと思った方はまずいないでしょう。

 

クマの原因

ちょっとクマに注目してみましょう。

クマの原因には、

・目元のたるみ

・血行不良

・シミ

の三つが有ります。

 

まず、目元のたるみは皮膚がたるむ事により影が出来てしまい、それがクマになって見えます。

目元のたるみが無くなれば改善します。

顔を上に向けてみて改善すればたるみによるクマです。

 

血行不良によるものは寝不足、目の疲れ、冷えなどにより目の周囲の血流が悪くなると血色悪くなり、薄い皮膚で透けて見える事によりクマになります。

温めて血行を良くしてあげる事で明るくなります。

 

一番厄介なのはシミ。

花粉症などのアレルギーで目がかゆかったり、目が疲れたり、などの時に目をこすってしまう事による摩擦や、メイクの刺激などで色素沈着を起こして出来る物です。

シミによるクマの改善には時間がかかります。

 

さて、この笑わない女性のクマは何でしょうか?

おそらく、笑わない事によって表情筋を使う事が少ないため、目の周囲の筋肉の衰えによりたるんできたもの、または体の内面から血色の悪さが出ているものではないかと思われます。

 

笑う事による美容効果

以前ご紹介したことがありますが、笑う事は健康にも美容にも良い事です。

詳しくはこちらをご覧ください↓

手軽にストレス発散して、元気で美しくなれる秘訣とは?

 

よく笑う事により、表情筋が使われます。

番組内では「大頬骨筋」が使われる事で鍛えられ、口角が引き上げられるのでほうれい線が薄くなる、という事が紹介されていました。

基本的に表情筋が使われずに衰えると重力に抵抗できずにお顔は下がります。

下がる事によりたるみ、シワが出来る事になります。

 

そして、表情筋が使われる事によって脳が活性化し、体がリラックスするα波という脳波が出ます。

リラックスする事によってストレスが軽減し、睡眠の質が高まり、女性ホルモンの分泌が増えて美肌効果が有ります。

そして幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が増えると気持ちが落ち着き、睡眠の質が高まります。

質の高い睡眠は美肌作りに欠かせない物です。

 

笑わないこの女性のクマの原因は睡眠の質が悪い事によるものかもしれません。

断言は出来ませんが…

 

シワは悪い物ではない

シワには人相学的に意味が有り、決して悪い物ではありません。

詳しくはこちらをご覧ください↓

必要なシワ?悪いものでは無い?ほうれい線の意味とは…

 

番組内で革靴を使っていると繰り返し曲げられたところがシワになって残る、皮膚もそれと同じ、と言われていましたが、長く使った革も人間の皮膚も、シワが出来るのは「味」ではないかと個人的に思います。

 

ほうれい線などはその方の経験を表す物なので無理に無くすと威厳が無くなり、若いというより幼く見えてしまいます。

ある程度のお年になられたら全くシワが無いというのも考え物…

とはいえ、あまりにクッキリとしたシワが出来ると見た目に老けてしまいますので薄くしましょう、というような言い方をするようにしています。

シワは悪い物ではありません。

 

ただし、眉間のシワはイライラしたり嫌な気持ちになったりする時に出来ることが多く、脳内でも体に良くない反応が起こります。

眉間のシワは出来ないようにしましょう。

 

極端な健康法、美容法は考え物です…

話は変わりますが

「運動は体に悪い」

という事をご存知ですか?

運動する事で、体では活性酸素が作られます。

活性酸素は体を錆びつかせる原因です。

サビ付き=老化

つまり、運動する事で体の老化は進みます…

 

と言うのも正論です。

 

では、それを守って一切体を動かさない様にしていたらどうなるでしょうか?

活性酸素による錆びつきは抑えられるでしょうが、それ以上に筋肉は衰え、失われる物が多く有りますね。

 

つまり、笑わない事でシワを作らない、というのは同じような事をしているのです。

 

まとめ

今回の話題の場合、何よりもこれを真似しようとする方は少ないと思いますし、ご本人はこれで満足されているので外野があれこれ言う筋合いのものでは無いのですが…。

体に害が有る物をすべて排除していったら何も出来なくなりますよ。

薬だって基本的には毒です。

副作用も有ります。

漢方薬も、副作用が無いと思っている方は多いですが中には有る物も存在します。

西洋医学の薬よりは安全な物が多いですが…。

それを言い出せば、鍼だって傷を作るし、お灸は火傷します。

そして、先ほどの運動も体に悪い、という話につながります。

 

薬を大量に飲めば死ぬことだってあり得ます。

大量に鍼をする美容鍼についても再三お話してきた通り。

 

結局は何事もバランスなんです。

極端に偏ってしまえば良い事ばかりでなくむしろ悪い事が起こります。

 

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