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ブルドッグのような老け顔を作らない為には?

頬がたるんでしまったお顔の事をブルドッグ顔と言います。

文字通り、ブルドッグのように頬が下がるからですね。

見た目年齢が確実に上がるブルドッグ顔、今回は頬のたるみについてお話します。

 

哺乳類にしかない頬

そもそも頬は何なのかと言う事を考えてみます。

頬は哺乳類で初めて形成された部位です。

頬が無い、例えば爬虫類などは顎関節まで口が開きます。

人間で言えば、耳まで口が裂けている事になります。

そこを覆うように頬が形成されています。

そして、唇も哺乳類で形成された部位です。

頬と唇が有る事によって、母親の乳を吸うという事が出来るようになりました。

さらに、口の中に食べ物を含んで、しっかりと咀嚼するという事も可能になったのです。

 

 

頬のタルミが出来ると…

老けて見える

やはり見た目の変化が大きいです。

たるみによって顔が全体的に重たく見えてしまい、シワの原因にもなります。

フェイスラインのタルミ

頬が下がる事で合わせてフェイスラインも下がってたるみが出来ます。

エラが張って見えたり、お顔が大きく見えたりといったことにもつながります。

ほうれい線

頬が重たくなることでほうれい線も深く入って目立つようになります。

帯状毛穴

頬がたるんで皮膚が引っ張られることにより丸い毛穴が楕円形になり、さらに悪化すると伸びた毛穴同士がつながって線のように見えます。

これが帯状毛穴です。

帯状毛穴は皮膚で溝のようになり、凹凸のある肌は影が出来てさらに老けて見えるようになります。

 

頬のタルミの原因

加齢 コラーゲンの減少

加齢と共に体の水分や皮膚の真皮層にあるコラーゲン、エラスチンなどが減少します。

30~40代に入ると特に減少します。

水分やコラーゲン、エラスチンが減少するとお肌のハリが低下し、柔軟性が落ちて頬を支えられなくなり、頬がたるみます。

頬の脂肪が多い方は特にたるみやすくなります。

 

紫外線

紫外線の中でも特に注意しなければならないのはUVAです。

UVAは皮膚の真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊し、たるみの原因になります。

UVAは夏だけでなく季節を問わず、雲やガラスも通過するので曇りの日や室内でも安心できません。

日焼けして赤くなるUVBと違い、浴びている事に気づきにくいので要注意です。

 

お肌の乾燥

お肌の乾燥はターンオーバーが乱れる原因になり、バリア機能が低下します。

そうするとさらに乾燥してお肌の柔軟性が低下し、たるみの原因になります。

 

筋肉の衰え

お顔の筋肉は表情筋と言い、骨と皮膚をつないで皮膚を動かし表情を作ります。

この筋肉が衰えると皮膚を支えられず、たるみの原因になります。

特に、口角を下げる口角下制筋が弱くなって柔軟性が無くなると固まった筋が口角を下げてしまい、頬やフェイスラインのたるみ、ほうれい線を目立たせる事になります。

 

むくみ

むくみは水分や老廃物の流れが滞って溜まっている状態です。

流れを良くしておいてあげないと顔のむくみは皮膚に重力がかかり、頬がたるみます。

新陳代謝が悪くなるので脂肪も付きやすくなってしまいます。

 

姿勢

頬杖をついて背中を丸めてだらしなく座っていたりする事、ありませんか?

頬杖をつくと手をついた方の頬の皮膚が伸びてたるみやすくなります。

いつも同じ方を向いて横になって寝ていると頬が圧迫され続けてしまい、これもタルミの原因になります。

背中を丸めた姿勢でいるとアゴが前に突き出して首の後面の筋肉が緊張します。

緊張した筋肉が頬を引っ張って下げてしまいます。

また、背中を丸めた姿勢では下を向いている事が多く、下を向くと口角が下がりやすいので頬のたるみにもつながります。

首肩がこりやすいとリンパの流れが滞り、顔のむくみの原因にもなります。

 

頭皮のたるみ

一見関係なさそうですが、実は頭皮がたるむと頬もたるみます。

頭も顔も一枚の皮膚でおおわれており、頭皮がたるむとその分顔に下がってくるので頬がたるんでしまいます。

 

甘い物

甘い物を摂り過ぎて太ってしまうと当然顔が重たくなりますが、それだけでなく「糖化」によりたるみやすくなります。

摂り過ぎた糖質は体内のタンパク質と結びついて糖化します。

糖化した細胞は老化が進み、弾力性が低下しハリが無くなるのでたるんでしまいます。

 

 

改善するには

姿勢を改善

だらしなく背中を丸めて座っていると、その時は楽な様でもかなり首には負担がかかります。

パソコンやスマホを使う時間が長いとついそんな姿勢になりがちです。

椅子に座る時にはお尻の座骨という骨が当たるのが正しい座り方です。

お尻の深い所で出っ張る座骨が当たる事を意識してみましょう。

椅子の高さを調節できるのであれば、両足の裏が床にしっかり付き、足と膝が90度になるようにするとより良い姿勢になります。

 

よく笑う

筋肉は使わないと衰えます。

顔の表情筋も一緒です。

あまり笑わない人は表情筋を使わず、衰えやすいです。

日常でよく笑う事はお顔の筋肉をよく使う方法の一つ。

笑う事は体では免疫系のNK細胞が活性化され、免疫力を上げる事にもつながります。

 

お肌のケア

たるみの原因にはお肌も関わります。

日常的なお肌のケアをしっかりとしていれば防げることも多いです。

紫外線対策での日焼け止めや、乾燥を防ぐために化粧水やクリームでの保湿は特別な事では無く日常でするべき事です。

紫外線は頭皮のたるみの原因でもあるので十分な対策が必要です。

特に、たるみの原因になるのは季節を問わずに照射量が多いUVAなので夏の日差しが強い時だけでなく紫外線対策は一年中必要になります。

 

まとめ

頬への対策という事でもなく、体の健康にも関わる事ばかりですね。

顔に身体の状態が現れるという事が良くわかる部位の一つです。

お肌とお身体のケアをしっかりする事である程度深いシワの入ったブルドッグ顔を防ぐ事が出来ます。

まずは日常のお肌ケアをしっかり欠かさない様に気をつけましょう。

 

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美しい髪を保つ3つのポイントとは?

女性の美容のお悩みはお肌に限らず、美しさにとって大切な要素の一つであるのは「髪の毛」です。

美肌だけでなく、美しい髪も女性のあこがれです。

 

髪の毛とは?

髪の毛は皮膚の表層にある角質層が変化した物です。

皮膚と同じでその成分のほとんどはタンパク質から出来ています。

 

お肌のターンオーバーの様に、髪の毛も常に入れ替わり続けており、発毛すると成長期→退行期→休止期の三つのサイクルで変化し、寿命を終えると抜けてしまいます。

 

お肌のターンオーバーについて、詳しくはこちら↓

美肌を作るために…「ターンオーバー」って一体何?

髪の毛の寿命は男性で3~5年、女性で4~6年くらいで、女性の方が長いのは女性ホルモンが関係していると考えられています。

 

 

 

髪の役割

 

頭と脳の保護

頭に生える髪の毛には頭と脳を守る働きが有ります。

何かにぶつかった時にその衝撃から守ってくれます。

また、脳は温度が高すぎても低すぎても働きが悪くなります。

人間の行動をコントロールしたり、内臓の働きを調整して生きていくための体のバランスを整える非常に重要な役割を持つ脳を温度変化から守るのも大切な髪の役割です。

日光の紫外線から頭皮を守る役割もあります。

元々全身を毛でおおわれていた状態から人間へと進化する過程において、髪の毛を始めとする大切なところを守る毛は残ったと考えられています。

 

感覚器としての役割

髪の毛には神経がありません。

有ったら髪を切る事は出来ませんね…

しかし、根本の毛根部には神経が存在し、髪の毛への衝撃は感じる事が出来ます。

何かに触れた衝撃や、風に吹かれて髪が揺れるなどを敏感に感じ取る事が出来ます。

 

金属の排出

私たちの生活の中で、生活排水や産業排水に含まれる金属や、缶や調理器具などから溶け出した金属など、何かしらの理由で体に金属が取り入れられてしまう事は多いです。

水俣病などのように、体に一定量の金属が蓄積されると健康上の問題が起こる場合が有ります。

人間はこのような有害な金属を汗や髪の毛を通して排泄しています。

髪の毛が少ない方の場合、金属を排泄する場所が少ないという事もあり体に蓄積されやすいと言われています。

男性に比べて女性の方が薄毛や抜け毛で悩む方は少なく、女性の方が寿命が長い理由の一つと考えられています。

 

髪のトラブルの原因

外的な物

パーマ、ヘアカラー

薬品の刺激により、髪の毛が痛みやすくなります。

誤った洗髪

髪の毛は皮膚と同じです。

ゴシゴシとこするような洗い方をする事や、熱いお湯を使った洗髪は髪を痛める原因の一つになります。

ドライヤー

熱によりキューティクルがはがれやすくなったり、髪が乾燥しやすくなる原因になります。

紫外線

お肌が日焼けするのと同じように、髪の毛も紫外線の刺激によって痛みます。

乾燥

空気が乾く事によって髪の毛の水分が取られ、乾燥してパサついた髪の毛になってしまいます。

ドライヤーの使い過ぎは髪を痛めますが、自然乾燥にすると必要以上に水分が取られて乾燥する原因になります。

 

内的な物

食生活、過度なダイエット

髪の毛の材料になるのはタンパク質です。

その他にもビタミン、亜鉛などが必要になります。

これらの栄養素は食事によって摂取する必要があり、偏った食生活や無理なダイエットなどで栄養のバランスが崩れていると髪の毛の材料も不足します。

常に入れ替わっている髪の毛は皮膚と一緒で元になる物が不足すれば痛むなどのトラブルの元になります。

 

自律神経の乱れ

過度なストレス、睡眠不足などによって緊張状態が続くと自律神経のバランスが乱れ交感神経が優位になります。

交感神経が緊張すると血管が収縮し、血行が悪くなるので必要な栄養素や酸素などがきちんと行き渡らなくなり、痛みやすい髪の毛になってしまいます。

 

空調設備

夏の冷房、冬の暖房は部屋の空気を乾燥させます。

乾いた空気の中にいると髪の毛の水分も摂られ、乾燥した髪の毛は痛みやすくなります。

暖房の場合、熱風の近くにいると熱によっても髪が痛む原因になります。

 

美しい髪の毛を保つためには

先に述べたように、髪の毛は発毛→成長期→退行期→休止期→脱毛というサイクルを繰り返します。

お肌のターンオーバーの乱れが肌トラブルの原因になるのと同じように、一連のヘアサイクルが正常に繰り返される事が美しい髪を保つ秘訣です。

先ほど挙げた髪のトラブルの原因によってヘアサイクルが乱れ、髪が痛んだり、抜け毛や薄毛になったりといったお悩みにつながります。

 

バランスの良い食事

良質なタンパク質を始め、バランスよくビタミン、ミネラルを摂取する事が大切です。

お肌と同じく、髪も身体の状態を表すところと言えます。

内側から整える事も大切です。

 

自律神経を整える

規則正しい生活とストレス解消を心がけましょう。

血行不良はあらゆる体のトラブルの元になります。

 

正しいヘアケア

内側からだけでなく外側から栄養を入れる事も大切です。

アミノ酸系シャンプーは髪の毛の材料であるタンパク質の素となるアミノ酸が含まれている事により、洗髪時に髪の毛に刺激を与えず優しく洗う事が出来ます。

また、シャンプーのアミノ酸が髪に浸透する事で痛んだ髪を修復する働きがあると言われています。

 

まとめ

髪の毛が痛んだら外側からケアする事も大切ですが、体の内側の問題が原因になっている事もご理解いただけたでしょうか?

生活習慣の見直しなども重要です。

お身体のバランスをきちんと整える上田式美容鍼灸Ⓡではストレスや肩こりなどにより血行不良が起こっている体の緊張を和らげ血行を改善するので、髪質が変化する事を感じられる方も多いです。

お悩みの方は是非一度ご相談ください。

 

参考記事

 

美肌を作るために…「ターンオーバー」って一体何?

タンパク質が美肌を作る~プロテインの美容効果とは?

 

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肌老化を引き起こす”ブルーライト”とは?

日常生活の中では日光だけでなく様々な光が有ります。

その中で、美容と健康に関わる「ブルーライト」についてお話します。

 

ブルーライトとは?

光には紫外線、可視光線、赤外線などの種類が有ります。

美容を気にされる方にとっては何といっても紫外線でしょうか?

詳しくはこちらをご覧ください。↓

油断していませんか?日焼け止めは一年中必要です

 

赤外線にもいくつか種類が有りますが、生活に馴染みが有るのはこたつなどに使われる温かい遠赤外線でしょうか。

赤い光でいかにも温かそうですが、実は赤外線には色は有りません。

 

可視光線とは目に見える光です。

その中で波長が380~500㎚の物をブルーライトと呼びます。

エネルギーが高い光で、太陽光線だけでなく蛍光灯やLEDライトなどに含まれています。

 

実は、美容と言えば紫外線だけに注意をしていればよいというものでは無く、このブルーライトも人体に様々な影響を与え、美容にとっても悪影響がある光です。

 

ブルーライトの健康への影響とは?

私たちの生活の中で特にブルーライトを多く発するものと言えばLEDが挙げられます。

LED照明は蛍光灯など他の照明に比べて長持ちする事と消費電力が少ない事から普及が進んでいます。

そんな悪影響が有る光を浴び続けてしまっている…?

と不安にさせてしまっていたら申し訳ありませんが、通常の照明として使用している分には心配ありません。

 

一番怖いのは「目」です。

液晶画面の中ではLEDが発行しており、その光に含まれるブルーライトは、至近距離で見る事が多く人体への影響が問題視されています。

網膜疾患

ブルーライトが目に入った時、他の光と違い網膜や網膜の黄斑部にまで届いて吸収されるという特徴があります。

例えば、紫外線の多くは表面の角膜で吸収されます。

紫外線にも網膜まで届くものは有りますが、ブルーライトは角膜や水晶体を通過するため網膜に与える影響が大きいです。

網膜にまでブルーライトが届くと、そこで活性酸素を発生させます。

この活性酸素が網膜にダメージを与えてしまいます。

このダメージが蓄積する事により、網膜の疾患のリスクが高まり、加齢性黄斑変性症という失明の原因にもなる疾患を引き起こす事も有ります。

 

眼精疲労

ブルーライトの特徴として、散乱しやすいという点が有ります。

液晶画面の像がぶれたりチラついたりしやすく、まぶしく感じてしまいます。

チラつく映像は何度もピントを合わせようと調節する為に非常に疲れます。

したがって、長時間至近距離でパソコンやスマホを見ている事は非常に目が疲れやすく、眼精疲労により体への不調を来す事があります。

 

睡眠障害の恐れ

ブルーライトを長時間浴びる事により、体内ではメラトニンの分泌が抑制されます。

メラトニンは睡眠ホルモンと言われ、メラトニンの分泌が増えると眠くなり、少ないと目が覚めます。

人間の体には体内時計が有り、睡眠と覚醒を調整しています。

昼間は日光を浴びる事でメラトニンが抑制され、その後夜になって自然と眠たくなるように身体はバランスをとっています。

このリズムを「サーカディアンリズム」と言います。

ところが、夜になっても長時間パソコンやスマホなどの画面を見続けて目からブルーライトが入る事によりメラトニンの分泌が抑制されてしまい、リズムが崩れて睡眠を邪魔してしまい、寝付けなくなったり、眠れても眠りが浅くなったりといった事が起こってしまいます。

サーカディアンリズムの乱れは睡眠障害だけでなく、肥満、ガン、うつ病などのリスクを高める事がわかっています。

 

美容への悪影響

睡眠不足によるお肌への悪影響

睡眠不足は美容の大敵です。

睡眠不足は体内のホルモンバランスが崩れ、お肌のターンオーバーが乱れるとバリア機能が低下します。

バリア機能の低下はニキビが出来やすくなり、乾燥肌の原因にもなります。

ターンオーバーの乱れは肌理が粗いお肌になってしまいます。

 

 

お肌へ直接与える影響

紫外線からお肌を守らなければならないことは言うまでもありませんが、同じく気を付けなければならないのはブルーライトです。

紫外線には真皮層にまで届いてコラーゲンなどを破壊し、タルミの原因を作るUVA、日焼けの原因になるUVBが有ります。

ブルーライトはUVAに似た波長を持ち、お肌の深部にまで到達します。

真皮層にあるコラーゲン線維やエラスチンにダメージを与えてお肌のハリを低下させ、タルミ、シワの原因になります。

さらに、目の所でおお話したようにブルーライトは活性酸素を発生させます。

お肌で活性酸素が発生するとメラニン色素が増加してしまい色素沈着を起こします。

日焼けと同じような状態になり、残ればシミになります。

さらに色素沈着はくすみの原因にもなります。

つまり、ブルーライトは二種類の紫外線の悪影響をどちらも兼ね備えた、お肌にとっては非常に良くない光線であると言えます。

 

ブルーライト対策

・メガネ

長時間スマホやパソコンを使用する時にはブルーライトをカットするメガネを使用して目を守りましょう。

画面の明るさを抑えるのも有効です。

・寝る前には使用を控える

寝る直前までスマホを操作していたり、パソコンに向かっていたりする事は控えましょう。

寝る2時間前以降は出来るだけ使用を控えましょう。

寝る3時間前以降に部屋の照明も少し暗くすると効果的です。

・化粧品

お肌への対策としては紫外線に対する日焼け止めだけでなくブルーライトをカットする作用のある化粧品が有ります。

 

まとめ

朝起きて日光を浴びる事は自律神経の調節にも有効です。

しかし、それ以外にはあまり積極的に浴びなくても自然と受けてしまいがち。

特に、日が落ちれば浴びる事はほとんどない紫外線に対してブルーライトを発する物は沢山あるので要注意です。

生活のリズムを整えるだけでなく、ブルーライトを浴び過ぎない環境作りも大切な美容対策の一つです。

 

 

 

 

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若さを保つ、第七の栄養素「ファイトケミカル」とは?

食事で摂れる栄養素にも色々有りますが、身体の事を、特に美容を気にする方へオススメの栄養素をご紹介します。

 

七大栄養素とは?

三大栄養素と言われる、炭水化物、タンパク質、脂質。

それにビタミン、ミネラルを加えると五大栄養素と言われます。

さらに食物繊維と、今日ご紹介するファイトケミカルを加えた物が七大栄養素です。

 

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルとは「Phytochemical」と書き、

phyto-はギリシャ語で「植物の」、chemicalは「化学物質」という意味で、

植物の中にある化学物質という意味になります。

 

広くとらえると毒性のあるものも含まれるのですが、一般的には摂取した時に身体にとって良い物を指すことが多いようです。

元々は植物が紫外線や虫などの有害な物から身を守るために作られたもので、色や香り、ネバネバしたものや辛味などを出す成分です。

五大栄養素のように不足すると病気や欠乏症になるという物ではありませんが、健康や美容を意識するにあたっては是非摂取したい成分です。

 

どのような物がある?

色鮮やかな野菜に含まれるファイトケミカルは大きく分けると七色あります。

 

リコピン

抗酸化作用や動脈硬化予防の働きが有り、トマトやニンジンなどに含まれます。

カプサイシン

抗酸化作用や動脈硬化予防の働きが有り、トウガラシやパプリカなどに含まれます。

 

オレンジ

カロテン(プロビタミンA)

抗酸化作用があり、カボチャやニンジンに含まれます。

 

黄色

フラボノイド

抗酸化作用や高血圧予防の働きが有り、玉ねぎやレモンに含まれます。

ルテイン

抗酸化作用が有り、トウモロコシなどに含まれます。

 

クロロフィル

抗酸化作用やコレステロールを調節する働きが有り、ほうれん草やブロッコリーなどに含まれます。

 

アントシアニン

抗酸化作用や加齢による視力低下に効果が有り、ナスやブルーベリーなどに含まれます。

 

クロロゲン酸

血圧や血糖を調節する働きが有り、ゴボウやジャガイモなどに含まれます。

カテキン

抗酸化作用やコレステロールを調節する働きが有り、緑茶などに含まれます。

 

イソチオシアネート

抗酸化作用やピロリ菌に対しての効果が有り、大根やキャベツなどに含まれます。

硫化アリル

抗酸化作用や抗菌作用が有り、ニンニクやネギなどに含まれます。

 

彩りの良い食事を摂るとバランスよく摂取できるのがお分かりいただけたでしょうか?

 

ポリフェノールとは?

身体に良い食べ物の話になると良く聞く「ポリフェノール」という成分が有ります。

これもファイトケミカルの一種。

というより、分類の一つです。

 

植物が光合成をおこなう時に出来る物質の総称であり、上記の中ではアントシアニンやカテキン、クロロゲン酸などがポリフェノール系に分類されます。

本来は植物自身が生きていくために作られる物質ですが、人間の体内へ入ってからでも働いてくれます。

 

他には、植物に含まれる色素成分はカロテノイドと呼ばれ、プロビタミンAやリコピン、ルテインなどが分類されます。

 

ニンニクに含まれる硫化アリルは硫黄化合物系で、殺菌作用が高く臭いが強いのが特徴です。

 

 

健康への影響

上記の通り、成分によって作用は異なりますが代表的な物は抗酸化作用です。

我々は酸素が無ければ生きていけないので、常に周囲に酸素が有る状態で生活をしています。

呼吸によって酸素を体内に取り入れますが、その内の約2%が活性酸素に変化すると言われています。

 

活性酸素とは、物質を酸化させる作用が非常に強い酸素で、殺菌作用が強いので細菌やウイルスを殺す役目が有ります。

つまり、悪い物ではありません。

 

ところが、活性酸素が増えすぎてしまうと体内の正常な細胞まで攻撃してしまいます。

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病やガンなど様々な疾患の原因になります。

この活性酸素を減らしてくれる働きが抗酸化作用です。

ファイトケミカルの強い抗酸化作用は様々な疾患を予防する効果が期待できます。

 

 

 

美容への影響

活性酸素の働きで体は酸化します。

酸化とは簡単に言えばサビ、体が錆びついてしまうという事は、言い換えれば老化です。

気になる美容への影響はどうでしょうか?

 

シミ

シミは皮膚でメラニン色素が増えた状態です。

メラニン色素は皮膚を守るために出来る物です。

日光を浴びると紫外線から身を守るためにメラニン色素が増加します。

これが日焼け、そしてそのまま残るとシミになります。

紫外線だけでなく、活性酸素の強い酸化作用からも体を守るためにメラニン色素が増えます。

つまり、活性酸素が増えすぎれば体を守ろうとしてそれだけメラニン色素も増加し、シミの原因になってしまうのです。

 

しわ、肌のたるみ

お肌の潤いやハリを保つのは真皮層のコラーゲン線維です。

コラーゲンが密な状態であれば肌理細やかなお肌になりますが、年々コラーゲンが減少したり、壊れたりといった事で潤いやハリが無くなり、しわやたるみの原因になります。

コラーゲンを破壊する物の一つが活性酸素です。

 

くすみ

活性酸素がお肌を攻撃するとターンオーバーが乱れ、くすみの原因になります。

 

ファイトケミカルによるお肌の若返り

酸化してしまい、しわやたるみ、くすみ、シミなどが出来てしまう状態は肌老化と言われる状態です。

ファイトケミカルの高い抗酸化作用により活性酸素を減らす事でお肌の若返りになります。

 

まとめ

ファイトケミカルは身体にとって必須な炭水化物、タンパク質、脂質やビタミン、ミネラルと異なり、不足しても体に異常をきたす物ではありません。

 

しかし、美容と健康の為にはぜひ摂取した方が良い物です。

高い抗酸化作用でお肌と体の若返り、野菜の色どりを意識してバランスよく摂取しましょう。

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健康だけでなく、美容にもうれしい「ニンニク」の効果

食事によっては食べた後の臭いが気になる物が有りますが、その代表的な物と言えば「ニンニク」では無いでしょうか?

その臭いの強さから女性にはつい敬遠されがちなニンニクですが、実は女性にこそうれしい効果が沢山ある食材の一つです。

 

ニンニクの健康への効果

 

ニンニクといえばその臭い。

ニンニクはユリ科の野菜ですが、ユリ科の野菜はニンニクに限らず臭いが強いのが特徴的です。

その臭いの元は硫黄化合物であるアリシン。

実はこれが健康にとって良い効果がある秘密なのです。

 

疲労回復

アリシンはビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質に変ります。

この物質が体内に入ると長くとどまり、ビタミンB1の吸収を高めます。

ビタミンB1は糖質やタンパク質の代謝を高め、エネルギー産生を効率よくして疲労回復を促進します。

 

落ち着く

ビタミンB1は不足するとイライラするなど精神状態に影響してしまいます。

アリシンでビタミンB1の吸収が促進されることにより、精神が落ち着く効果があります。

 

免疫力アップ

人間の体にはNK細胞というリンパ球があります。

NK細胞は細菌やウイルスなど、体内に入ってくる外的を見つけると攻撃して体を守ります。

アリシンはNK細胞の働きを活性化して免疫力をアップします。

 

 

ニンニクを食べるとスタミナが付く?

先ほどの疲労回復効果の所でお話したように、ニンニクに含まれるアリシンはビタミンB1と結合しアリアチミンという成分に変化します。

アリアチミンはビタミンB1の効果を持ちながら血液中に留まり、体の中で糖質をエネルギーへと変換するのを活発にします。

これが、ニンニクを食べるとスタミナが付く理由です。

 

と言う事は、ただニンニクを食べるだけではなく、ビタミンB1を多く含む食品と一緒に摂取する事が大切です

例えば、豚肉、牛肉、レバーなどの肉類には多く含まれているので、焼き肉とニンニクの組み合わせは非常に効果的ですね。

また、サプリメントで良く聞くニンニク卵黄は、卵黄にビタミンB1が含まれているのでスタミナをつけるのに効果的と言えます。

 

 

 

ニンニク注射にニンニクは入っていない?

ニンニク注射は疲労回復に効果が有ります。

そう聞くと、いかにもニンニクを注射して…と思われがちですが、実はニンニクは入っていません。

ニンニク注射に含まれる成分はビタミンB1を始めとするビタミンB群です。

ビタミンB1にはすでに述べたように疲労回復効果が有り、それを注射する事で元気になるのです。

ビタミンB1に含まれる硫黄の成分がニンニクのようなにおいを感じさせる事もその名前の由来のようですね。

 

 

ニンニクの美容効果

最後に気になる美容への効果です。

 

アンチエイジング効果

美容の大敵である活性酸素、体に必要な物ではありますが、増えすぎると老化などの原因になります。

活性酸素が増える事によってシミやシワ、お肌のたるみなど、「肌老化」によるお肌の悩みにつながります。

この活性酸素を除去するのに役立つのがニンニクに含まれる成分です。

アリシンだけでなくビタミンE、アホエンなど、抗酸化作用を持つ成分を多く含んでいます。

活性酸素を除去してくれるのでアンチエイジング効果、お肌の若返りにつながります。

お肌の事だけでなく、活性酸素は動脈硬化や糖尿病などの病気の原因にもなり、抗酸化作用は美容にも健康にも大切です。

 

血行改善

ニンニクには血行改善の効果が有ります。

アリシンは過熱する事でスコルジニンという成分に変ります。

このスコルジニンには血行を良くする働きがあります。

 

血流が良くなることで酸素や栄養素など必要な物が隅々まで行き渡るので、肌質や血行不良によるくすみの改善につながります。

新陳代謝が活発になることによってお肌のターンオーバーが促進され、美肌を作る事にもなります。

代謝が良くなる事と合わせて、ニンニクは交感神経を刺激してアドレナリンの分泌を促進するので脂肪燃焼作用もあり、ダイエットにも効果的な食材と言えます。

 

便秘解消

便秘は肌荒れやニキビの原因の一つ。

ニンニクは腸内環境を整える事にも役立ちます。

 

アリシンは腸の働きを活発にする働きがあると言われます。

また、便秘になると腸内では悪玉菌が増えてしまい、この悪玉菌が肌荒れの原因になります。

 

ニンニクには殺菌作用が有り、腸内の悪玉菌を減らす事で腸内環境が整い、便秘を解消してくれるだけでなく肌質の改善やニキビの予防にもなります。

口腔内の環境は腸内環境とも関係し、ニンニクを食べる事で殺菌作用により口腔内の細菌を抑える働きもあります。

歯周病の予防にもつながります。

 

食べ過ぎに要注意!

身体にも美容にもうれしいニンニク、だからと言ってたくさん食べればよいというものではありません。

ニンニクの持つ殺菌作用は悪玉菌だけでなく善玉菌を殺してしまう事もあります。

食べ過ぎると胃腸を痛めたり、下痢をしてしまう事もあります。

食べる量は生なら1日1片、加熱した物なら2片が目安です。

 

それでも臭いが気になるというあなたへ

良い食材なのは分かったけど、やっぱり臭いが気になる、という方へ食べ方のポイントです。

 

牛乳

牛乳のタンパク質が包み込む事で臭いを防ぎます。

食事の際に一緒に飲むか、食前に飲んでおいてもOKです。

お茶

緑茶のカテキンやウーロン茶のポリフェノールには消臭効果が有ります。

食事の際に一緒に飲むと臭いが気にならなくなります。

リンゴ

リンゴに含まれるポリフェノールには消臭効果が有ります。

果実より皮に多く含まれるので、皮付きの物を食べるのがお勧めです。

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「冷え性」が美容と健康に及ぼす害

気温の低下と共に悩まされるのが「冷え性」。

手足の冷えなどがツライという方も多いのではないでしょうか?

「冷えは万病のもと」

と言われるように、健康面でも気になる冷え性、

そして美容のお悩みにも大きく関わります。

 

冷え性とは?

冷え性とは、単なる低体温とは違い、体の中で温度差が大きくなっている状態の事です。

外側は温かいのに中心部のお腹は冷えている、あるいは末端の手足だけが冷えている、などといった状態です。

 

身体が熱を作る仕組み

熱は代謝によって生み出されます。

代謝の種類には三種類あります。

生活活動代謝

日常生活で体を動かす事でエネルギー代謝が起こります。

全体の2~3割程度を占めています。

食事誘発性熱産生

食事をした時に体内で消化吸収などの働きで起こるエネルギー代謝です。

食事の内容で変化し、タンパク質の消化吸収が最もエネルギーを必要とします。

全体の1割程度を占めています。

基礎代謝

内臓を動かしたり、体温を維持したりといった、何もしていなくても生きているだけで発生するエネルギー代謝。

全体の7割程度です。

 

冷え性の原因

自律神経の乱れ

過度なストレスや生活習慣の乱れなどにより自律神経が乱れます。

自律神経は体温を調節する働きが有るので、乱れて働きが悪くなることで冷え性の原因になります。

血液循環が悪い

低血圧や循環器系の疾患、筋力不足などにより血液循環が悪くなると冷えやすくなります。

矯正下着など無理に圧迫されていても血流が悪くなり、冷え性の原因になります。

食生活の偏り

無理なダイエットなどにより栄養の偏りがあると、タンパク質不足により筋肉が落ちる事や、ビタミンの不足など栄養の面からも冷え性が起こりやすくなります。

 

女性に冷え性が多い理由

冷え性は女性に多い症状です。

身体で熱を作る仕組みはいくつかありますが、基礎代謝の25%程度を占めるのが筋肉です。

女性は男性に比べ筋肉が少なく、その為作られる熱量が少なくなり冷えやすくなります。

また、血液の流れは筋肉のポンプ作用によって起こります。

筋肉が少ないと血流が悪くなり、やはり冷えにつながります。

さらに、女性は男性に比べて脂肪が多くつきます。

脂肪は断熱材や保冷剤のような役割を果たしてしまうので、脂肪が多い女性の方がやはり冷えやすくなってしまうのです。

 

 

身体を冷やしてはいけない理由

代謝が低下する

基本的に内臓は温かい方が働きが良く、冷える事によって内臓の働きが悪くなります。

肝臓や腎臓が冷えてしまうとエネルギー代謝にも関わります。

必要なエネルギーが不足し体調に影響するだけでなく、エネルギーの消費が落ちるという事は摂取したカロリーが余る事で肥満の原因にもなります。

体が疲れやすい

エネルギー代謝が悪くなる事によって疲れやすくなります。

また、人間が深い睡眠に入る時には体温が下がる事が必要ですが、元々冷えていると体温が下がりにくくなり、睡眠の質が低下します。

質が悪い睡眠では長い時間眠っても疲れが取れにくくなります。

免疫力の低下

体を守る免疫系は体温が高い状態で働きが良くなります。

例えば、風邪をひいて熱が出るのは風邪のウイルスと闘うために体温を上げる体の防御反応の一つです。

冷えた体では免疫力が落ちてしまい、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

肩こり

冷えにより循環が悪いと筋肉が緊張しやすくなり、疲労により発生した疲労物質や発痛物質が留まる事でさらに辛くなります。

生理痛がひどくなる

生理のお悩みで多いのが生理痛です。

生理痛は子宮が経血を出そうとするときに収縮して、同時に子宮内膜からプロスタグランジンと言う発痛物質を分泌する事により起こります。

この発痛物質により腹痛や腰痛、血液循環によって頭痛が起こる場合もあります。

冷え性では血行の滞りによって骨盤内のうっ血や子宮が硬くなる事によって生理痛がひどくなる場合があります。

美容のトラブル

顔は心と体を映し出す鏡、冷えによる体の不調はもちろんお顔にも現れます。

血行不良により血色が悪くなることでお肌のくすみが起こります。

循環が悪く水分や栄養素、酸素など必要な物が行き渡らないと乾燥肌や肌荒れなどが起こりやすくなります。

肩こりの悪化は首から上への血流をさらに悪くしてしまうだけでなく、お顔につながる筋肉の緊張によりフェイスラインを下げてしまう原因にもなります。

お顔がむくみやすくなると頬が重たくなってほうれい線が目立ったり、フェイスラインが重たくなったりする事にもつながります。

 

冷え性を改善するには?

食事

食事をする事でエネルギー代謝により熱が発生します。

三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質の中で最も熱の発生量が多いのがタンパク質です。

タンパク質は血液循環や基礎代謝にも大きく関係する筋肉の材料にもなるので十分に摂取する事が必要です。

アルコール

アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドという物質に変えられます。

アセトアルデヒドは血管を拡張する働きが有り、血管が広がる事で熱が放出されやすくなり、体は冷えやすくなります。

適度なお酒は身体を温めますが、飲み過ぎると逆に冷える原因になるので注意しましょう。

運動

女性が冷えやすい理由の所でもお話したように、筋肉が少なく、脂肪がつきやすいのが冷えやすい原因でした。

筋肉を付ける事によって代謝が上がるので脂肪も付きにくくなります。

特に背中やお尻、足などの大きな筋肉を鍛えると基礎代謝も上がりやすく効果的です。

ふくらはぎを鍛える事は全身の血流を良くする事につながります。

入浴

シャワーだけでは体が温まりにくく、冷え性に悩む方は出来るだけ湯船につかる習慣をつけたいものです。

40℃くらいのお湯にゆっくりつかると副交感神経が優位になり血液循環も良くなり身体も暖まります。

寝る前であれば体が温まる事と副交感神経優位になる事で睡眠の質も高まります。

衣類

特に女性の衣類のスカートやストッキングなど冷えやすい物が多いです。

まして寒い季節でも直に足を出しているなどは身体を冷やしてしまうのでNGです。

肌の露出を控え、また下着でも面積の大きいもので覆って温める事が大切です。

ただし、きつく圧迫してしまうと血流を悪化させてしまうので逆効果。

汗をかいてしまうくらいに厚着すると逆に熱を発散してしまうのでこちらも体を冷やす原因になります。

 

まとめ

美容鍼灸は身体の鍼で自律神経のバランスを整えて血行を良くして体を温めます。

そして、お顔の鍼は顔面部の血行を良くして肌質を良くしたりくすみを改善したりといった効果につながります。

しかし、いくら鍼で体を整えても生活習慣がいい加減では良くなりません。

健康で美しく有る為に身体を冷やさないように生活習慣を見直してみましょう。

 

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秋に起こりやすい”むくみ”を解消する三つの方法

お顔だけでなくお身体でも多い悩みの一つ、「むくみ」。

今回はむくみの原因と、解消する方法をご紹介します。

 

むくみとは?

人間の体の中では通常心臓から血液が全身へ送り出され、栄養や酸素を細胞へと運びます。そして、細胞が排出した二酸化炭素や老廃物などを運んで心臓へと帰っていきます。

順当に体内を循環していれば問題ないのですが。血液やリンパの流れが悪いと滞ってむくみとして現れます。

 

むくみの原因は?

運動不足

筋肉の作用の一つに「ポンプ作用」が有ります。

心臓から送られた血液は心臓の力だけでは全身を循環する事が出来ません。

それを補っているのが筋肉のポンプ作用です。

筋肉が伸び縮みする際に太くなったり細くなったりすることで血管に圧をかけ、血液を押し流します。

運動不足で筋力の低下、特にふくらはぎの力の衰えがあるとポンプ作用が働かず、浮腫みやすくなります。

 

同じ姿勢でいる事が多い

同じ姿勢でいると筋肉は動かない為、ポンプ作用が働きません。

血液も重力の働きで下へと落ちていきますが、デスクワークや立ち仕事などであまり足を動かさないと血液を上半身へと戻すことが出来ず、むくみが起こります。

 

更年期によるもの

更年期には女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、ホルモンバランスが乱れ、自律神経が乱れる事によって血液循環が悪くなり、むくみやすくなります。

また、加齢による筋力低下によって筋肉のポンプ作用の働きが悪くなり、血液やリンパの流れが悪くなることも重なって起こります。

 

食生活の乱れ

ミネラルやビタミン、タンパク質などの不足はむくみの原因になります。

身体の中の水は塩水です。塩分を多く摂り過ぎると濃度を下げようとして水分を溜め込むようになり、むくみます。

タンパク質の不足は筋肉が落ちて筋力低下によるポンプ作用の低下が起こりむくみやすくなります。

また、血液中のタンパク質が不足すると血液中の水分量が減り、細胞に水分が溜まるのでむくみの原因になります。

 

脱水症

水が足りないのになぜむくむ…?と思われるかもしれませんが、体の水分が足りていないとむくむ場合が有ります。

体内の水分は体重の約60%ですが、約40%は細胞の中にある細胞内液、残りの約20%が細胞の外にある細胞外液です。

細胞外液は間質液(細胞の間にある水分)と血漿(血液の液体成分)に分かれます。

血液の状態や細胞内液が足りていないと、仮に間質液が多い状態であっても脳はそれがわからず水分が足りないと感じて身体は渇きの感覚が起こります。

そして間質液が多い、むくみの状態が続いてしまうのです。

 

アルコール

アルコールは利尿作用が高く、体から水分を出す方へと働きます。

また、血管が拡張しやすく、やはり体から水分が失われます。

その為、血管内の水分が足りなくなり脱水状態になります。

 

首肩のこり

首、肩がこっていると血液やリンパの流れが悪くなります。

特に、リンパは鎖骨下の静脈から血液の流れと合流しますが、ここで流れが滞るとリンパの流れが悪くなりむくみやすくなります。

また、首回りで流れが悪くなると顔のむくみが出来やすくなります。

 

冷え

冷えによる血行不良で隅々まで血液が届かないと血流が滞ります。

そして、冷えだけでなくむくみも起こりやすくなります。

 

生理中

生理前、生理中などはホルモンのバランスが乱れ、水分を体にため込んで浮腫みやすくなります。

 

疾患によるもの

腎臓、心臓、肝臓などの疾患によってはむくみの原因になる物があります。

 

実は、秋はむくみやすい!

秋はむくみやすい季節です。

朝晩の寒暖差が大きく、日中は気温が高くて汗もかき、水分を摂取する一方で、夜は気温が下がり、体が冷えて循環が悪くなり水分をうまく排出できなくなるからです。

また、ファッションもまだ肌が出たり素足だったりと体を冷やしてしまいがちです。

気温差によって自律神経も乱れやすくなり、血流にも影響してしまいます。

 

むくみを予防するために!

湯船につかって体を温める

寒い冬はしっかりお風呂に入るけど、それ以外はシャワーで済ませる…なんて方も多いのではないでしょうか?

しっかり湯船につかる事で体が温まり代謝が上がるだけでなく、体に水圧がかかる事によるマッサージ効果も期待できます。

 

ふくらはぎのエクササイズ

重力で水分が下がる事により、また心臓から一番遠い所でもある事からふくらはぎの辺りで流れが滞りやすくなります。

ふくらはぎを動かす事で筋ポンプ作用により流れを良くするばかりでなく、筋力不足を解消する事でもむくみを予防する事が出来ます。

その為にふくらはぎを鍛えるエクササイズをしてみましょう。

肩幅程度に足を開いて立ちます。この時、段差が有る所で足の前半分だけが地面について、カカトが浮いている状態だとさらに良いです。

カカトを上げてつま先立ちになります。

限界まで上げたら、ゆっくりと元の位置に戻ります。この時、段差が有ればふくらはぎにストレッチがかかるくらいまでカカトを下すと非常に効果的です。平らなところでも出来ればカカトは下まで下ろさず少し浮いた状態にしておきましょう。

そこから、またカカトを上げてつま先立ちになります。

 

この動きを20回、出来れば30回を目標にしてみましょう。

 

むくみに効果的なツボ押し

三陰交

三陰交は足の内側を通る脾経、腎経、肝経の三つの経絡が交わる所で、三つの陰の経絡が間交わるのでこの名前がついています。

足の内くるぶしの一番高い所から手の指四本分上に上がった所ですねの骨と筋肉の境目にあります。

押してみるとズーンと感じる所です。

流れを良くして冷えやむくみを改善するだけでなく、生殖器にも関係する経絡が通るので生理不順や生理痛の時にも効果的な、女性にとってうれしいツボです。

復溜

腎機能を高めて水分代謝を良くすることで余分な水分を排出します。

足の内くるぶしから指三本分上に上がった所でアキレス腱の前にあります。

委中

足のむくみに関係する膝窩リンパ節が有る所です。

膝を曲げた時に出来る裏側のシワの中央にあります。

 

やり方は、

ツボの場所に指をあてます

鼻から息を吸って、口から息を吐きながらツボを押さえていきます

これを左右三回ずつ行いましょう

 

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お肌を守る「バリア機能」~冬にお肌が乾燥しやすい本当の原因とは?

冬には空気が乾燥するので、お肌も乾燥しがちです。

しかし、乾燥肌の原因は空気の乾燥だけではありません。

そこに関わっているのはお肌のバリア機能です。

 

肌のバリア機能とは?

皮膚は人間の体で最大の臓器です。

全身を覆って外からの刺激や異物の侵入から体を守り、体内の水分の蒸発を防ぐという役割があります。

この役割を担っているのが角質層のバリア機能です。

 

角質細胞とは?

人間の皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の三層構造になっています。

一番外側の表皮はさらに角質層、顆粒層。有棘層、基底層の四層に分かれています。

一番深い所にある基底層では細胞分裂が活発に行われ、分裂して出来た細胞は成長しながら外側へと押し出されていきます。

最終的に核を失って死んだ細胞はケラチンと呼ばれるたんぱく質を含んだ固い細胞になります。

これが角質細胞です。

 

角質層で働く三つのバリア機能

皮脂膜

皮脂膜とは、皮脂腺から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗が混ざって出来る、言うならば天然のクリームです。

人間の体温である35~36℃くらいで溶け、お肌に広がって薄い膜を構成します。

皮脂膜が無いと肌は無防備な状態になり、お肌の水分は蒸発して乾燥肌になりやすくなります。

皮脂膜が表面を覆っている事でお肌が守られているのです。

皮脂膜は角質層を守って保水構造を保つ役割もありお肌の滑らかさを保つ働きも有ります。

角質細胞間脂質

角質細胞層はよくレンガの壁に例えられます。

角質細胞をレンガとするなら、間を埋めているセメントが角質細胞間脂質です。

角質細胞間脂質は水と油が交互に重なった緻密な構造をしており、ラメラ構造と呼ばれます。

このラメラ構造が体の水分が外へ蒸発してしまうのを防ぐ役割を持っています。

細胞間脂質のおよそ半分はセラミド、残りはコレステロールや遊離脂肪酸などから成っています。

天然保湿因子

天然保湿因子(NMF(Natural Moisturizing Factor)とは、角質層に存在して水分を保持する働きのある成分の事です。

診ずと馴染みが良く水分を抱え込む成分で、これは単一の成分ではなく総称であり、アミノ酸、尿素、グリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。

加齢によって天然保湿因子が減少し、バリア機能の低下につながります。

 

バリア機能が低下してしまう理由

三つのバリア機能がバランスの良い状態を保っていると肌理細やかな美しい肌をキープできます。

しかしながら、さまざまな理由により働きが低下し、お肌を守る事が出来なくなると肌トラブルの原因になってしまいます。

その原因は内的な物と外的な物とに分類できます。

 

内的な原因

お肌は心と体を映し出す鏡、身体の状態が現れます。

お身体の健康無くして美しいお肌は手に入りません。

不規則な生活、偏った食生活、過剰なストレスなどにより、自律神経やホルモンバランスが乱れ、バリア機能が低下します。

過剰なストレスや不規則な生活により体は緊張状態になりやすく、交感神経優位の状態が続くと皮脂の分泌が増加します。

皮脂が多くなると顔のテカリやべた付きが気になるようになります。

べた付くのでわかりにくいですが、脂が多すぎても水と脂のバランスが崩れてお肌は乾燥などのトラブルが起こりやすくなります。

脂が少なくても皮脂膜が不足してしまい、バリア機能が低下してお肌を守れなくなります。

食事で良質な脂や、お肌の材料となるタンパク質を摂取する事も大切な事です。

 

外的な原因

紫外線の刺激や空調による乾燥など、お肌を外から刺激する物は沢山あります。

意外に多いのは、お肌に良かれと思ってやっているスキンケアの誤り。

清潔な状態を保つために、と洗い過ぎてしまうと大切な皮脂膜が流されてしまい、お肌を守る事が出来ません。

ゴシゴシとこするような洗顔が良くないのはもちろんですが、大切なのは洗顔する時のお湯の温度。

温度が高いと皮脂膜が溶けやすくなり、洗顔して流れ落ちやすくなります。

適温なのは温かいとも冷たいとも感じないぬるま湯です。

入浴時に洗顔する時には、シャワーのお湯を直接かけるのは避けましょう。

シャワーの水圧で皮脂膜が落ちやすくなります。

 

冬にお肌が乾燥しやすい本当の理由とは?

冬になると空気が乾燥します。

外的な原因となる空気の乾燥でお肌の水分が取られやすくなり、お肌が乾燥しやすくなります。

しかし、冬の乾燥肌の原因はそればかりではありません。

 

皮脂膜の不足

皮脂膜は皮脂と汗が混ざって作られる天然のクリームです。

皮脂の分泌だけでなく、汗が出る事も大切です。

冬は気温の低下と共に汗の量も減ります。

汗が少ないと作られる皮脂膜も少なくなり、バリア機能が低下してしまうのです。

 

グリセリンの不足

天然保湿因子の一つであるグリセリンは皮膚で作られます。

皮膚にある表皮ブドウ球菌が皮脂を分解してグリセリンが出来ます。

表皮ブドウ球菌が活発に働くためには温度と湿度が重要な要素です。

空気が乾いて、温度が低く皮膚が冷えた状態ではグ表皮ブドウ球菌の働きが悪くなり、グリセリンが不足してしまい、バリア機能の低下につながります。

 

 

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「食物繊維」が美と健康にもたらす効果とは?

美容と健康に注意した食生活というと皆さんが想像する物の一つには上がりそうな「食物繊維」。

さて、どのようなもので身体にどんな効果があるのか、ちゃんとご存知ですか?

 

食物繊維とは?

食物繊維とは、食べ物に含まれている成分の一つで、消化酵素で分解する事が出来ません。

かつては、便通を改善する物、というくらいの認識しか持たれていませんでしたが、現在では研究により健康への効果が明らかになり、栄養素の一つとして認められています。

 

炭水化物、タンパク質、脂質を「三大栄養素」と言います。

これに、体にとって必要な有機物である「ビタミン」、無機物の「ミネラル」を加えた物を「五大栄養素」と言います。

現在では、さらに食物繊維と、抗酸化作用や免疫作用のある植物由来の成分であるファイトケミカルを加えた物を「七大栄養素」と呼びます。

 

食物繊維には

水溶性食物繊維

不溶性食物繊維

の二種類が有ります。

 

水溶性食物繊維とは水に溶けやすい食物繊維の事で、

野菜、果物、海藻類、キノコ類などに多く含まれ、水に溶けるとゲル状になり調理するとぬるぬるした触感が特徴的です。

不溶性食物繊維とは水に溶けにくい食物繊維の事で、

穀物、野菜、豆類に多く含まれ、モサモサ、ボソボソとした食感があります。

 

 

 

食物繊維の働き

水溶性、不溶性で性質が異なり、同じ働きでも作用が異なっています。

水溶性食物繊維の働き

食欲を抑える

水に溶けると粘度があがり、腸内をゆっくり移動するので満腹感が持続します。

また、腸内細菌のエサとなり、腸内細菌は短鎖脂肪酸を発生させます。

短鎖脂肪酸は脳を刺激して食欲を抑える効果があります。

整腸作用

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の発生を抑えて良い腸内環境を保つ働きがあります。

この働きは不溶性食物繊維にもありますが、水溶性の方が効果は高いです。

便秘解消

水溶性、不溶性共に便秘を解消する働きが有ります。

水溶性食物繊維は便に粘性と保水性を与えて、便が柔らかくなるので腸内を通過するのをスムーズにします。

血糖値上昇抑制

水に溶けてゆっくり吸収される事により糖質や脂質の吸収もゆるやかになり、血糖値が急激に上がる事を抑制します。

 

不溶性食物繊維

食欲を抑える

不溶性食物繊維は水に溶けにくいので水分を含み膨張して満腹感が得られます。

便秘解消

不溶性食物繊維は水分を吸収して便の量を増やします。

膨張した食物繊維が腸を刺激して動きを活発にして便通を促進し、腸内を便が通過する時間を短縮します。

摂り過ぎて動きが活発になりすぎると便秘と下痢を繰り返す「痙攣性便秘」になる事があるので気をつけましょう。

デトックス効果

発がん性物質等の有害な物質を吸着し、体外へと排出する働きがあります。

咀嚼を促す

よく噛んで食べなければならないので咀嚼する回数が増え、アゴの発達を促し歯並びを良くします。良く噛む事で満腹中枢を刺激し食欲の抑制にもつながります。

 

美容への効果

腸内環境の改善による美肌効果

こちらをご覧ください↓

美肌作りに関わる人体の三つの「脳」とは?

 

腸内環境が悪化すると悪玉菌が増加し、悪玉菌の代謝産物であるフェノール類が増加します。

フェノール類が皮膚に溜まるとターンオーバーが乱れて、乾燥肌やくすみ、ニキビなどの原因になります。

食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌が増加する事で腸内環境が良くなり、美肌作りにつながります。

 

糖化を防ぐ事による美肌効果

血糖値が急上昇すると体内で最終糖化生成物(AGEs)が増加します。

こちらをご覧ください↓

錆びたり、焦げたり…身体とお肌で何が起こっているの?

AGEsが体内で増加する事により様々な疾患の原因になります。

特にお肌ではAGEsが蓄積するとくすみの原因になり、特に真皮層のコラーゲン線維に溜まるとハリが低下してしわやたるみの原因になります。

 

便秘の解消によるニキビ予防

便秘になると腸内で便が長時間滞留する事になり、腸内で悪玉菌が増加して腸内環境を悪化させ、有毒ガスを発生させます。

このガスは血流にのって肌へと運ばれ、ニキビの原因になります。

こちらをご覧ください↓

大人が出来ると治りにくい?「ニキビ」を改善する5つの方法

 

咀嚼を増やす事によるダイエット・小顔効果

食物繊維が豊富な食材を食べると咀嚼の回数が増えます。

咀嚼回数が増えると満腹中枢を刺激して満腹感が得られるので食べ過ぎを防ぎます。

満腹感は体内で食物繊維が膨れる事によっても得られますし、便秘解消の効果もあり、ダイエットには非常に有効です。

また、噛む事でお顔の筋肉を良く使う事になります。

あまり使われていない筋肉は弱くなり、固くなってしまいます。

弱化した筋肉は力を発揮できず、お顔では重力に抵抗して支える事が出来ずにたるみやシワの原因になります。

良く噛んでいるとアゴの筋肉がしっかりしてフェイスラインがスッキリして小顔になります。

こちらをご覧ください↓

しっかり〇〇するだけで得られる美と健康に関する5つの効果!

 

食物繊維をバランスよく摂取する

日本人の食物繊維摂取量は近年減少しています。

その原因は食生活の欧米化により肉類、乳製品などの摂取が増え、米や穀物の摂取が減少しているからと言われます。

食物繊維を摂った方が良いですが大切なのはやはりバランス。

特に便秘解消には不溶性:水溶性が2:1になるバランスが良いとされています。

絶対にこのバランスでなければ効果がないという事ではありませんが、偏り過ぎない様に摂取する事を心がけてみましょう。

 

 

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上田式が顔に低周波通電(パルス)を行わない理由とは?

美容鍼灸とは、全身の施術であり、お顔にだけ鍼をする物ではありません。

顔にする鍼に関しても色々なやり方はあります。

「鍼に電気をかけますか?」

というお問い合わせをいただく事もあります。

上田式美容鍼灸Ⓡでは、お顔の鍼に電気をかけるやり方はしません。

電気をかけるというのは「低周波通電」と呼ばれ、実際に身体の治療では使われています。

お顔に使用しないというのには、お顔の筋肉「表情筋」の特徴に理由が有ります。

 

表情筋の特徴

皮筋である

皆さんが想像される筋肉というのは腕や脚などの物がまず浮かぶのではないでしょうか。

これらは骨格筋と呼ばれ、関節をまたいで骨と骨をつないでいます。

一方、顔の表情筋は骨と皮膚をつないでいます。

これは皮筋と呼ばれます。

ちなみにアゴを動かす咀嚼筋は顎関節をまたいでつくので骨格筋です。

顔面部にある物全てが表情筋という訳ではありません。

 

拮抗筋が無い

筋肉を運動の仕方で分類すると、

※主働筋

※拮抗筋

※協働筋

の三種類に分かれます。

 

主働筋とはある動きをするときに主に働く筋肉の事です。

例えば、肘を曲げる時には上腕二頭筋になります。

拮抗筋はある動きをするときに反対に働く筋肉の事です。

肘を曲げる場合には逆の肘を伸ばす筋肉、上腕三頭筋になります。

協動筋とは主動筋の動きを助ける筋肉になります。

 

さて、表情筋には拮抗筋がありません。

厳密には、逆の動きをする筋肉は存在するのですが…

例えば、目を閉じる動作は眼輪筋が縮んで起こります。

しかし、目を開ける筋肉というのは存在しません。

正確には、瞼を持ち上げる筋肉は存在しています。

試しに目を大きく開けようとしてみてください。

上の瞼は持ちあがると思いますが、下の瞼は動かないですね。

つまり、縮んだ眼輪筋がもとに戻る事により目は開いているのです。

 

関節を挟んで存在する骨格筋の場合、反対側に付いた筋肉が逆の動きをして、緊張している筋肉の状態を調節しますが、基本的に表情筋の場合縮む一方なのです。

 

筋紡錘が無い

骨格筋には筋紡錘と呼ばれるセンサーがついています。

筋肉が引き伸ばされると筋紡錘が反応し、筋肉を緊張させて引き伸ばされ過ぎて痛めてしまうのを防ぎます。

表情筋には筋紡錘がありません。

そのため、センサーは働かずコントロールがされません。

腱反射が無い

腱反射は筋紡錘が働いて筋肉の状態をコントロールする事により起こる反応です。

わかりやすいのは足を組んで座った時に膝のお皿の下を叩くと膝が伸びる

「膝蓋腱反射」

があります。

表情筋には筋紡錘が無いので、このような反応は起こりません

 

筋の緊張を調節できない

骨格筋の場合、筋の緊張を調整する事が出来ます。

しかし、表情筋の場合そういう働きがありません。

もっと言うと、表情筋は緊張しているのではなく短縮していると言えます。

 

表情筋は明確に分かれていない

表情筋は主要な物で22種類、非常に細かい物を入れるともう少し数が多いと言われます。

これらは上腕二頭筋の力こぶのようなものでは無く、非常に薄い膜のような組織になっています。

そして、一つ一つが明確に分かれていません。

試しに、こめかみに手を置いて目を閉じてみてください。

こめかみにある側頭筋も動いているのが感じられると思います。

 

顔面神経とは?

その表情筋を動かしているのは顔面神経です。

通常、神経は神経束と呼ばれるものに覆われていますが、顔面神経には神経束がありません。

そのため、非常にもろい組織と言えます。

炎症や絞扼によってこわれやすい神経です。

顔面神経が壊れると顔面神経麻痺と言われる状態になります。

目が閉じなくなったり、口が閉じなくなったりといった状態になってしまいます。

 

顔面神経麻痺に対する治療

現在、病院では顔面神経の治療においては、

『顔面神経麻痺診療の手引き 2011年版』によれば

ボツリヌス毒素注射(ボトックス)

リハビリ 個別的筋力強化

マッサージ

手術療法

などが行われます。

 

そして、

低周波通電刺激は禁忌

となっています。

 

低周波通電による「病的共同運動」を助長するリスクが有るからです。

 

病的共同運動とは、例えば口を動かすと目が閉じてしまう等といったように、意図せずに表情筋が動いてしまう物です。

顔面神経麻痺の後遺症としてみられるものですが、低周波通電刺激によりこのリスクが高まるので禁忌とされています。

これは、顔面神経が神経束を欠く事により麻痺から回復する時に神経が混線する事により起こります。

 

表情筋は先ほど述べたように明確に区分されていないという特徴があり、低周波通電を行って筋肉を動かしたとしても細かく分離した運動を起こす事は困難です。

電気刺激により表情筋を動かす事で共同運動を誘発するリスクが高まります。

 

 

上田式美容鍼灸Ⓡで低周波通電を行わない理由

上田式美容鍼灸Ⓡにおいては美容鍼灸での施術においても低周波通電は行いません。

顔面神経麻痺、または顔面神経麻痺の既往が有る方には低周波通電は禁忌となっていますし、そうでない方でもリスクが高いからです。

また、シワが出来る原因の一つに筋肉の短縮があります。

例えば、眉間のシワは皺眉筋の短縮によって起こります。

拮抗筋が無く、筋紡錘を持たずコントロールされにくい表情筋をむやみに刺激して筋の短縮が強くなることによってシワが増えるリスクも高まります。

 

安心、安全な美容鍼灸

医療行為である限り、リスクがゼロという事は残念ながらあり得ません。

例えば、鍼をする事により出血、内出血が起こる可能性はゼロにはなりません。

しかし、本数を少なくすることでそのリスクを少なくする事は可能です。

その為、身体の状態をしっかりと整え、解剖学的に診てピンポイントで少ない本数の鍼でお顔を刺激する事によりお顔のお悩みにアプローチするのが上田式のやり方です。

低周波通電を行わないのもリスクを減らして安全に施術を行う為なのです。