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湿度だけではない、冬にお肌が乾燥する5つの理由とは?

冬になると気になる美容のお悩みと言えばやはり

「乾燥肌」。

ますます空気が乾燥して、それに伴いお肌の乾燥もひどい…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

お肌の乾燥は肌荒れや肌理の粗さ、カサつき、お肌の赤味やかゆみなどの原因になります。

実は、お肌の乾燥は空気が乾く事によるものばかりではありません!

今回はお肌の乾燥の原因についてまとめてみます。

 

乾燥の原因

1湿度の低下

まず、冬は湿度が下がり、空気が乾いています。

空気が含む事が出来る水分量には限りがありますが、その量は実は温度によって決まります。

空気の温度が高ければ高いほど、含む事が出来る水分量は多くなります。

冬は気温が低いので空気中の水分量が少なくなってしまいます。

暖房で温められた部屋にいる時、窓ガラスに水滴がつくのは外の冷たい空気で冷やされたガラスの付近は温度が下がり、空気中に含む事の出来る水分量が減ってしまい、気体になっていた水が液体に戻ってしまうからです。

つまり、気温が低くなる季節にはどうしても空気が乾燥しやすくなり、外気の影響を受けやすいお肌はどうしても乾燥しやすくなってしまうのです。

 

2気温の低下

気温が低いから空気中の水分量が減る、というのは先ほどお話しましたが、お肌が乾燥しやすい事にも気温は関わっています。

爬虫類などのように、周囲の温度で体温が変わる動物を変温動物と言いますが、我々人間を始め哺乳類は自分で体温を調節する事が出来る恒温動物です。

夏の暑い時期には熱を逃がしやすくするために血液の流れを活発にし、さらに汗をかきます。

周囲の温度で体温が上がり過ぎない様に熱を逃がして調節しているのです。

 

逆に、気温が下がる冬には熱が逃げて体温が下がるのを防ぐ為に血管を収縮させます。

その結果、皮膚の表面では血流が悪くなり、必要な栄養が行き渡らずに肌の新陳代謝が低下します。

代謝が落ちるとお肌のターンオーバーが乱れがちになってしまいます。

更に、体温が低くなるとお肌の皮脂腺の働きが悪くなり、皮脂の分泌が低下します。

お肌の表面を守るバリア機能の一つである皮脂膜は汗と皮脂が混ざる事によって作られます。

皮脂の不足は皮脂膜の減少につながり、ターンオーバーの乱れや皮脂膜の不足によりお肌のバリア機能が低下する事でお肌の水分が逃げやすくなり、乾燥しやすくなってしまいます。

バリア機能の低下により外部からの刺激に弱くなってしまう事や、全身の代謝が落ちる事で水分や老廃物の排出がされにくい事などから肌荒れが起こりやすい状況にもなってしまいます。

 

3汗の減少

汗の大切な役割の一つは先ほど述べたように体温を調節する事です。

気温が高い夏と違い、冬には汗の量が減ります。

人間の体からは、汗だけでなく呼吸で出て行く水分や知らない間に皮膚から蒸発していく水分もあります。

これを不感蒸泄と言います。

皮膚から出ている水分は常にお肌に潤いを与えながら蒸発していきます。

夏の汗は体温調節だけでなくお肌に潤いを与える役割も有り、発汗量が減る冬には夏場よりも不感蒸泄の量は増えますが、それ以上に大気に奪われる水分が多く、追いつかないのでお肌が乾燥しやすくなります。

 

4空調設備

冷えは美容の大敵、寒い時期には温める事は大切です。

とはいえ、暖房器具はお肌の乾燥を引き起こす原因の一つ。

エアコンで空気が乾燥するから、というのは皆さん実感されていると思いますがそればかりではありません。

密閉された室内での暖房はエアコンに限らず空気を乾燥させる原因になります。

日本の冬の風物詩ともいえるコタツや、ホットカーペット、床暖房、電気毛布などもお肌は乾燥しやすくなります。

温めて血行を良くする事は重要ですが、温め続ける事で体温は上昇し、熱を逃がすためにお肌から水分を蒸発させます。

長時間子の状態が続いているとお肌は水分を奪われ続けてカサカサのお肌になってしまいます。

特に寝ている間の電気毛布の使用には要注意です!

寝る前にしっかりお肌の保湿をしてあげていても、温め続けたお肌はすっかり乾いてしまいます。

人間が深い睡眠に入るには体温が下がる事が必要となり、暖かい状態が続くと睡眠の質を下げてしまう事にもつながります。

睡眠は美肌作りに欠かせない要素の一つであり、そういった面からも肌トラブルの原因になりかねません。

 

5入浴

夏はシャワーで済ませがちだけど、冬にはしっかり浴槽につかって温まる…

それはとても素晴らしい事です。

なんなら、一年を通じてしっかり温まっていただきたい所でもありますが、これもやたらにお湯につかれば良いというものでもありません。

お湯につかるとお肌を守っている皮脂膜がとれやすくなります。

ぬるめのお湯であれば良いのですが、熱いお湯につかるのがお好きな方は要注意。

40℃を超えるお湯ではお肌の皮脂が溶けやすくなり、バリア機能が低下したお肌は乾燥しやすくなります。

さらに入浴後の水分が多いお肌は表面の水分が蒸発しやすく、入浴して20分後くらいは入浴前よりもお肌が乾きやすい状態にあります。

特に、体を洗う時にあかすりタオルやボディブラシなどを使っている方はお肌を傷つけるだけでなく角質を落としすぎてバリア機能が低下しており、さらに乾燥しやすくなってしまいます。

 

まとめ

いかがでしたか?

冬は湿度が高いからしかたない…と思われていたかもしれませんが、そればかりでもありませんね。

生活習慣も関係してくるお肌の乾燥、ご自分のお肌はどの原因で乾燥しているのかを考えて、生活を見直してみる事も大切です。

 

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「あさイチ~“東洋医学”で1年を元気に!」

今年最初の、NHK「あさイチ」で東洋医学が特集されました。

昨年、「東洋医学ホントのチカラ」で取り上げられた際にもこちらで紹介させていただきましたが、今年はさらに取り上げられる機会が増えそうです。

東洋医学の存在を知っている、という方は多くても、どんなものなのか詳しく知っている、という方はまだ少なそうです。

こうしてテレビなどでもっと積極的に取り上げられるのはうれしい事ですね。

 

鍼は怖い?

 

特集の最初はゲストの今年の大河ドラマ出演のお二人へ東洋医学を受けた事があるか?という質問から始まりました。

二人とも鍼灸も漢方も受けた事があるとの事ですが、残念ながら鍼に対しては「怖い」というイメージが有るとの事…

その後、肩こりに悩む鍼灸が初めてと言う三人の女性が施術を体験するコーナーが有りましたが、この三人もやはり「怖い」というイメージが有るとの事でした。

鍼と言えば、知らない方にはどうしても「痛そう」とか「怖い」というイメージが少なからずあります。

多くの方は注射をイメージしてしまっているのがその原因の一つと思われます。

当院に来られる方もよくそう言った事をお聞きします。

鍼を受けた事のない方が踏み出せない理由の一つですね。

身体に何か所も注射を打たれると考えたら、怖いですよね…。

番組内でも鍼灸の鍼と注射針が比較されていました。

同じ「ハリ」でも太さも形状も全く違う物です。

ここでちょっと「傷」のお話です。

どちらの「ハリ」でも、皮膚を破って体内に入るのは共通です。

その時、必ず傷が出来ます。

 

傷と一口に言っても何種類か有ります。

切り傷、刺し傷、擦り傷(擦過傷)、咬傷(咬まれた傷)等々。

鍼灸の鍼で出来るのは刺し傷です。

そして、注射針で出来るのは、「刺す」とはいっても実は切り傷です。

写真で見て頂けばわかりますが、注射針の先は刃物のような形状で、それで皮膚を切り、管を体内に入れます。

皮膚を切るので、必ず出血します。

採血後に絆創膏を貼ってしばらく押さえておくよう言われるのはその為です。

鍼灸の鍼の先は尖っており、皮膚を小さく切って組織をかき分けて体内へ入ります。

傷が小さく、まれに毛細血管を傷つけると出血を伴いますが、出ないことが殆どです。

鍼で感じる痛みは個人差が有りますが、注射に比べれば圧倒的に少なく、またチクッとは感じても痛みとまでは感じていない方も多いです。

大切なのはバランスを整える事

鍼灸でも漢方でも、施術の目的は身体全体のバランスを整える事、と紹介されていました。

例えば肩こりの施術の場合でも、首の動きや筋肉の状態を診るだけでなく、脈やお腹の状態を確認して体を全体から診ていきます。

番組では施術を受けられちゃ方の肩こりの原因を「全身の緊張」と考えました。

その為に緊張を取る施術から入ります。

つらいのは肩だから肩に鍼をする、という事だけでなく、まずは頭や手足、お腹などに鍼をして全体から整えていきます。

 

施術に関しては鍼灸師によって考え方が違いますので、つらい所に鍼をすれば、と考えるのが間違いとは言えません。

ただ、根本的にはどこが原因か?という事を考えず局所だけではちょっと難しいかとは思います。

マッサージでもガチガチにこった肩を強くもんで緩めてもその時は楽になりますが…

「やった時はいいんだけど…」

と、すぐ戻ってしまったりします。

 

漢方でも同様です。

西洋医学は病気になるとその原因そのものに注目して、原因を取り除く薬が処方されます。

一方、漢方では病気になった体はどういう状態だったのか?という事に注目します。

身体を整える事で免疫力がアップし、体が病期の原因を追い出してくれます。

大切なのは身体の状態、同じ症状が出ていたとしても違う漢方薬が処方されたり、まったく違う症状でも同じ薬が出されたりすることがあるのはその為です。

 

東洋医学で大切なのは「気」「血」「水」の三つが量的にバランスよく、三つともスムーズに循環している状態が「健康」であると考えます。

量が少なすぎたり多すぎたり、流れが滞っていたり、ぎゃくに多く流れ過ぎていたり…

体内のバランスが崩れていると外から病気の原因が入って病気になると考えます。

外からの原因が有っても、体のバランスが良ければ病気にはなりにくいのです。

鍼灸も、漢方も、気血水の量と流れを整える為の刺激をしてバランスを整えています。

 

大切なのは全体的に診ていく事です。

だからといって西洋医学も必要です。

急性期の激しい症状が出ている時には、鍼で全身を整えているよりも病院へ運んだ方が予後が多い事も有ります。

 

大切なのは、病気にかかりにくくする為に日頃から身体のバランスを整えておくことです。

 

「美容鍼灸」とは?

上田式美容鍼灸Ⓡは「顔は心と体を映しだす鏡」と考え、お顔を美しくするためには身体を整える事が必要であり、顔だけの施術しかしない場合にはこの名称を名乗る事が出来ません。

気になる頬や目元のたるみ、シワなどはその箇所に大量に鍼をすれば良いという訳ではありません。

原因の多くはやはり体に有ります。

ですのでまずは体の状態を整える事が大切。

お顔の鍼だけで終わり、という事は有りません。

体が整い、お顔も若々しく…

そして若返った状態をキープするために継続して施術を受けて頂けば身体も良い状態が続きます。

皆様の「健康寿命」が少しでも長くなるよう、今年も頑張ります!

 

P.S.

2019年1月23日(水)19:30からの「ためしてガッテン!」では、鍼灸が取り上げられます!

こちらもぜひお見逃しなく!

 

※関連記事

「東洋医学ホントのチカラ ~科学で迫る鍼灸・漢方薬・ヨガ~」

顔だけ鍼をするのではないの…?心も体も整える「美容鍼灸」とは

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年末年始、お肌は疲れています!

あけましておめでとうございます!

お正月はいかがでしたか?

年末は仕事が多忙、忘年会などでの暴飲暴食、お正月休みは普段と違う食事や生活リズム、等々…お身体が乱れがちです。

お身体の状態が乱れればお肌にも現れます。

さらに、気温も湿度も低下する11月~1月は、皮脂の分泌量が最低になり、水分の蒸散量は急速に増加します。それだけでなく冬は空気が乾燥し、室内は暖房で温められる事によりやはり乾燥しており、ますますお肌の水分は取られてしまいます。

生活のリズムが崩れる事でターンオーバーが乱れるとお肌の防御力は低下し、さらに乾燥しやすくなります。

 

この時期起こりやすい肌トラブル

肌荒れ

暴飲暴食しがちで乱れた食生活は胃腸に負担をかけ消化不良を起こし、お肌があれやすくなります。

腸内環境が悪化して悪玉菌が増加すると、悪玉菌から発生する有害物質が体を巡り、最終的に肌から排出しようとする事が肌荒れの原因になります。

お肌と腸との間には深い関係があります。

詳しくはこちらをご覧ください↓

美肌作りに関わる人体の三つの「脳」とは?

 

ニキビ

暴飲暴食により胃腸が疲れると、肌荒れと同様にニキビも出来やすくなります。

特に食生活が偏ってビタミンが不足するとさらに出来やすいと言われます。

また、空気が乾燥しているのも実はニキビが出来やすくなる条件の一つ。

オイリーなお肌の方がニキビが出来やすそうですが、実は乾燥肌もニキビが出来やすくなります。

お肌が乾燥していると体はバランスをとる為に皮脂を多く出そうとします。

乾燥してターンオーバーが乱れ角質が増えたお肌で皮脂が増加すると脂がつまりやすく、ニキビが出来やすくなってしまいます。

 

浮腫み

お正月料理は味付けが濃く、塩分が多いのでむくみの原因になります。

塩分は体内で水分をとどめる働きをしてしまい、また寒さによる冷えや、活動が減る事による運動不足なども重なって循環が悪くなることによりむくみは悪化します。

 

 

食生活の改善

バランスの良い食事を心がけるのはもちろんですが、むくみの改善に必要なのはカリウムです。

体にたまった塩分を体外へ排出してくれる働きがあるのでむくみが気になる方は積極的に摂りましょう。

旬の野菜であるほうれん草や春菊、手軽に摂れるバナナやリンゴなどに多く含まれます。

 

お肌の状態には体の中も大切な要因です。

暴飲暴食が多くなりがちな年末年始を過ぎた今の時期には消化の良いものを摂って胃腸を休ませてあげる事が大切です。

特に大人になってからのニキビはお肌の外側からばかりケアをするのではなく、体の内側から整える事は重要です。

 

基本的なお肌のケア

特に乾燥がひどいこの季節だからこそ日常行うべきお肌のケアをきちんと見直しましょう。

メイクはしっかり落とし、化粧水とクリームで保湿をしてお肌をいたわる事は季節を問わず大切な事です。

特に過剰な事をする事よりも基本的なケアをしっかりする事で肌体力を取り戻すことが大切です。

ニキビが気になる時は脂や糖質が多い物、刺激物は避けましょう。

寒い時期には体温を上げる為に糖質や脂質を欲しがるように出来ています。

冬に甘い物が欲しくなる方が多いのはこの為です。

正直な体の反応とは言え、食べ過ぎには注意しましょうね。

 

 

しっかりと睡眠を取る

お肌の代謝に重要な成長ホルモンの分泌を高めるゴールデンタイムには就寝する事が大切。

不規則な生活は自律神経のバランスが乱れ、お肌にも現れます。

乱れた生活リズムから規則正しい睡眠時間を心がけましょう。

体が冷えていると寝つきが悪くなり睡眠の質も下がります。

寝る前の入浴や、ストレッチなど軽く運動する事で体温を上げる事は睡眠の質を高めます。

しかし、深い睡眠に入る時には体温が下がる事が必要です。

一晩中、暖房器具などで足元をポカポカにしていたりすると逆に睡眠の質が下がるので気をつけましょう。

 

入浴

シャワーで済ませるだけでなく、ぬるめのお湯にゆっくりつかって副交感神経を高める事で血行が改善し、体もリラックスできます。

シャワーだけでは体温が上がりにくいので血行不良や肌質の低下にもつながります。

温まって血行を改善し循環を良くして汗をかく事で老廃物も排出され、むくみの改善にもなります。

お風呂で足首を動かしたり、足をマッサージしたりすればさらに効果的です。

 

とはいえ、熱めのお湯は入浴でも洗顔でも皮脂が溶けやすく皮脂膜が不足する事でお肌が乾燥しやすくなります。

特に、シャワーは水圧で皮脂が流れ落ちやすく、直接シャワーで洗顔するのはNG。

お身体も浴槽につからずシャワーばかりだと乾燥しやすくなります。

洗顔、入浴後はすぐ保湿を!

その時は潤ったようでもそのままにしておくと水分が蒸発しやすく、余計に乾燥しやすくなってしまいます。

 

まとめ

いかがでしたか?

年末年始に羽を伸ばしすぎてお肌や体に出てしまったという方はまずは日常生活にしっかり戻すことが大切ですね。

まだまだ寒い日が続くのでお身体の状態が崩れないよう気を付けて冬を乗り切りましょう。

 

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「悪魔の美容術」に物申す

先日、「悪魔の美容術~禁断の美容法を試した人は今大丈夫なのか!?~」という番組が放送されました。

ご覧になった方いらっしゃいますか?

遺伝子治療、食事法等、一般的な物からかけ離れた?美容法を数年前に試した方が今どうなっているか?という事を検証する番組でした。

まあ、バラエティ番組ですので、笑ってすませばよいのですが、敢えてちょっと真面目につっこんでみます。

 

「笑わない美容術」とは?

その中で、ロンドンの51歳の女性が顔にシワを作らない為に7歳から笑っていない、という美容法?が紹介されました。

番組の中で医師が話していた通り、これはある意味正しい考え方です。

 

「笑いジワ」と言われるくらいですので、笑う事で確かにシワが出来てしまいます。

そうなると

「笑わない」=「シワが出来ない」

という事になりますが…?

 

番組をご覧になった方、あの女性を見てどう思われましたか?

 

確かに、シワは有りませんでした。

27歳の娘さんと比較しても同じくらい、目じりのシワなどほとんどありませんし、ほうれい線も目立ちません。

 

しかし…

 

笑わないと、どうなる?

あれを見て、

「私もシワを作らない為に、笑う事をやめよう!」

と思った方はいらっしゃるのでしょうか?

多分、いないと思うのですが…

 

確かにシワは無いですが、番組内でも触れられていましたがクマが目立つのが気になりました。

何より、親友と会っても、娘に結婚の報告を受けても、友達と集まってテレビを見ている時でも…全く笑わずに無表情を貫くその様を真似してシワを消したいと思った方はまずいないでしょう。

 

クマの原因

ちょっとクマに注目してみましょう。

クマの原因には、

・目元のたるみ

・血行不良

・シミ

の三つが有ります。

 

まず、目元のたるみは皮膚がたるむ事により影が出来てしまい、それがクマになって見えます。

目元のたるみが無くなれば改善します。

顔を上に向けてみて改善すればたるみによるクマです。

 

血行不良によるものは寝不足、目の疲れ、冷えなどにより目の周囲の血流が悪くなると血色悪くなり、薄い皮膚で透けて見える事によりクマになります。

温めて血行を良くしてあげる事で明るくなります。

 

一番厄介なのはシミ。

花粉症などのアレルギーで目がかゆかったり、目が疲れたり、などの時に目をこすってしまう事による摩擦や、メイクの刺激などで色素沈着を起こして出来る物です。

シミによるクマの改善には時間がかかります。

 

さて、この笑わない女性のクマは何でしょうか?

おそらく、笑わない事によって表情筋を使う事が少ないため、目の周囲の筋肉の衰えによりたるんできたもの、または体の内面から血色の悪さが出ているものではないかと思われます。

 

笑う事による美容効果

以前ご紹介したことがありますが、笑う事は健康にも美容にも良い事です。

詳しくはこちらをご覧ください↓

手軽にストレス発散して、元気で美しくなれる秘訣とは?

 

よく笑う事により、表情筋が使われます。

番組内では「大頬骨筋」が使われる事で鍛えられ、口角が引き上げられるのでほうれい線が薄くなる、という事が紹介されていました。

基本的に表情筋が使われずに衰えると重力に抵抗できずにお顔は下がります。

下がる事によりたるみ、シワが出来る事になります。

 

そして、表情筋が使われる事によって脳が活性化し、体がリラックスするα波という脳波が出ます。

リラックスする事によってストレスが軽減し、睡眠の質が高まり、女性ホルモンの分泌が増えて美肌効果が有ります。

そして幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が増えると気持ちが落ち着き、睡眠の質が高まります。

質の高い睡眠は美肌作りに欠かせない物です。

 

笑わないこの女性のクマの原因は睡眠の質が悪い事によるものかもしれません。

断言は出来ませんが…

 

シワは悪い物ではない

シワには人相学的に意味が有り、決して悪い物ではありません。

詳しくはこちらをご覧ください↓

必要なシワ?悪いものでは無い?ほうれい線の意味とは…

 

番組内で革靴を使っていると繰り返し曲げられたところがシワになって残る、皮膚もそれと同じ、と言われていましたが、長く使った革も人間の皮膚も、シワが出来るのは「味」ではないかと個人的に思います。

 

ほうれい線などはその方の経験を表す物なので無理に無くすと威厳が無くなり、若いというより幼く見えてしまいます。

ある程度のお年になられたら全くシワが無いというのも考え物…

とはいえ、あまりにクッキリとしたシワが出来ると見た目に老けてしまいますので薄くしましょう、というような言い方をするようにしています。

シワは悪い物ではありません。

 

ただし、眉間のシワはイライラしたり嫌な気持ちになったりする時に出来ることが多く、脳内でも体に良くない反応が起こります。

眉間のシワは出来ないようにしましょう。

 

極端な健康法、美容法は考え物です…

話は変わりますが

「運動は体に悪い」

という事をご存知ですか?

運動する事で、体では活性酸素が作られます。

活性酸素は体を錆びつかせる原因です。

サビ付き=老化

つまり、運動する事で体の老化は進みます…

 

と言うのも正論です。

 

では、それを守って一切体を動かさない様にしていたらどうなるでしょうか?

活性酸素による錆びつきは抑えられるでしょうが、それ以上に筋肉は衰え、失われる物が多く有りますね。

 

つまり、笑わない事でシワを作らない、というのは同じような事をしているのです。

 

まとめ

今回の話題の場合、何よりもこれを真似しようとする方は少ないと思いますし、ご本人はこれで満足されているので外野があれこれ言う筋合いのものでは無いのですが…。

体に害が有る物をすべて排除していったら何も出来なくなりますよ。

薬だって基本的には毒です。

副作用も有ります。

漢方薬も、副作用が無いと思っている方は多いですが中には有る物も存在します。

西洋医学の薬よりは安全な物が多いですが…。

それを言い出せば、鍼だって傷を作るし、お灸は火傷します。

そして、先ほどの運動も体に悪い、という話につながります。

 

薬を大量に飲めば死ぬことだってあり得ます。

大量に鍼をする美容鍼についても再三お話してきた通り。

 

結局は何事もバランスなんです。

極端に偏ってしまえば良い事ばかりでなくむしろ悪い事が起こります。

 

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若さを保つ、第七の栄養素「ファイトケミカル」とは?

食事で摂れる栄養素にも色々有りますが、身体の事を、特に美容を気にする方へオススメの栄養素をご紹介します。

 

七大栄養素とは?

三大栄養素と言われる、炭水化物、タンパク質、脂質。

それにビタミン、ミネラルを加えると五大栄養素と言われます。

さらに食物繊維と、今日ご紹介するファイトケミカルを加えた物が七大栄養素です。

 

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルとは「Phytochemical」と書き、

phyto-はギリシャ語で「植物の」、chemicalは「化学物質」という意味で、

植物の中にある化学物質という意味になります。

 

広くとらえると毒性のあるものも含まれるのですが、一般的には摂取した時に身体にとって良い物を指すことが多いようです。

元々は植物が紫外線や虫などの有害な物から身を守るために作られたもので、色や香り、ネバネバしたものや辛味などを出す成分です。

五大栄養素のように不足すると病気や欠乏症になるという物ではありませんが、健康や美容を意識するにあたっては是非摂取したい成分です。

 

どのような物がある?

色鮮やかな野菜に含まれるファイトケミカルは大きく分けると七色あります。

 

リコピン

抗酸化作用や動脈硬化予防の働きが有り、トマトやニンジンなどに含まれます。

カプサイシン

抗酸化作用や動脈硬化予防の働きが有り、トウガラシやパプリカなどに含まれます。

 

オレンジ

カロテン(プロビタミンA)

抗酸化作用があり、カボチャやニンジンに含まれます。

 

黄色

フラボノイド

抗酸化作用や高血圧予防の働きが有り、玉ねぎやレモンに含まれます。

ルテイン

抗酸化作用が有り、トウモロコシなどに含まれます。

 

クロロフィル

抗酸化作用やコレステロールを調節する働きが有り、ほうれん草やブロッコリーなどに含まれます。

 

アントシアニン

抗酸化作用や加齢による視力低下に効果が有り、ナスやブルーベリーなどに含まれます。

 

クロロゲン酸

血圧や血糖を調節する働きが有り、ゴボウやジャガイモなどに含まれます。

カテキン

抗酸化作用やコレステロールを調節する働きが有り、緑茶などに含まれます。

 

イソチオシアネート

抗酸化作用やピロリ菌に対しての効果が有り、大根やキャベツなどに含まれます。

硫化アリル

抗酸化作用や抗菌作用が有り、ニンニクやネギなどに含まれます。

 

彩りの良い食事を摂るとバランスよく摂取できるのがお分かりいただけたでしょうか?

 

ポリフェノールとは?

身体に良い食べ物の話になると良く聞く「ポリフェノール」という成分が有ります。

これもファイトケミカルの一種。

というより、分類の一つです。

 

植物が光合成をおこなう時に出来る物質の総称であり、上記の中ではアントシアニンやカテキン、クロロゲン酸などがポリフェノール系に分類されます。

本来は植物自身が生きていくために作られる物質ですが、人間の体内へ入ってからでも働いてくれます。

 

他には、植物に含まれる色素成分はカロテノイドと呼ばれ、プロビタミンAやリコピン、ルテインなどが分類されます。

 

ニンニクに含まれる硫化アリルは硫黄化合物系で、殺菌作用が高く臭いが強いのが特徴です。

 

 

健康への影響

上記の通り、成分によって作用は異なりますが代表的な物は抗酸化作用です。

我々は酸素が無ければ生きていけないので、常に周囲に酸素が有る状態で生活をしています。

呼吸によって酸素を体内に取り入れますが、その内の約2%が活性酸素に変化すると言われています。

 

活性酸素とは、物質を酸化させる作用が非常に強い酸素で、殺菌作用が強いので細菌やウイルスを殺す役目が有ります。

つまり、悪い物ではありません。

 

ところが、活性酸素が増えすぎてしまうと体内の正常な細胞まで攻撃してしまいます。

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病やガンなど様々な疾患の原因になります。

この活性酸素を減らしてくれる働きが抗酸化作用です。

ファイトケミカルの強い抗酸化作用は様々な疾患を予防する効果が期待できます。

 

 

 

美容への影響

活性酸素の働きで体は酸化します。

酸化とは簡単に言えばサビ、体が錆びついてしまうという事は、言い換えれば老化です。

気になる美容への影響はどうでしょうか?

 

シミ

シミは皮膚でメラニン色素が増えた状態です。

メラニン色素は皮膚を守るために出来る物です。

日光を浴びると紫外線から身を守るためにメラニン色素が増加します。

これが日焼け、そしてそのまま残るとシミになります。

紫外線だけでなく、活性酸素の強い酸化作用からも体を守るためにメラニン色素が増えます。

つまり、活性酸素が増えすぎれば体を守ろうとしてそれだけメラニン色素も増加し、シミの原因になってしまうのです。

 

しわ、肌のたるみ

お肌の潤いやハリを保つのは真皮層のコラーゲン線維です。

コラーゲンが密な状態であれば肌理細やかなお肌になりますが、年々コラーゲンが減少したり、壊れたりといった事で潤いやハリが無くなり、しわやたるみの原因になります。

コラーゲンを破壊する物の一つが活性酸素です。

 

くすみ

活性酸素がお肌を攻撃するとターンオーバーが乱れ、くすみの原因になります。

 

ファイトケミカルによるお肌の若返り

酸化してしまい、しわやたるみ、くすみ、シミなどが出来てしまう状態は肌老化と言われる状態です。

ファイトケミカルの高い抗酸化作用により活性酸素を減らす事でお肌の若返りになります。

 

まとめ

ファイトケミカルは身体にとって必須な炭水化物、タンパク質、脂質やビタミン、ミネラルと異なり、不足しても体に異常をきたす物ではありません。

 

しかし、美容と健康の為にはぜひ摂取した方が良い物です。

高い抗酸化作用でお肌と体の若返り、野菜の色どりを意識してバランスよく摂取しましょう。

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健康だけでなく、美容にもうれしい「ニンニク」の効果

食事によっては食べた後の臭いが気になる物が有りますが、その代表的な物と言えば「ニンニク」では無いでしょうか?

その臭いの強さから女性にはつい敬遠されがちなニンニクですが、実は女性にこそうれしい効果が沢山ある食材の一つです。

 

ニンニクの健康への効果

 

ニンニクといえばその臭い。

ニンニクはユリ科の野菜ですが、ユリ科の野菜はニンニクに限らず臭いが強いのが特徴的です。

その臭いの元は硫黄化合物であるアリシン。

実はこれが健康にとって良い効果がある秘密なのです。

 

疲労回復

アリシンはビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質に変ります。

この物質が体内に入ると長くとどまり、ビタミンB1の吸収を高めます。

ビタミンB1は糖質やタンパク質の代謝を高め、エネルギー産生を効率よくして疲労回復を促進します。

 

落ち着く

ビタミンB1は不足するとイライラするなど精神状態に影響してしまいます。

アリシンでビタミンB1の吸収が促進されることにより、精神が落ち着く効果があります。

 

免疫力アップ

人間の体にはNK細胞というリンパ球があります。

NK細胞は細菌やウイルスなど、体内に入ってくる外的を見つけると攻撃して体を守ります。

アリシンはNK細胞の働きを活性化して免疫力をアップします。

 

 

ニンニクを食べるとスタミナが付く?

先ほどの疲労回復効果の所でお話したように、ニンニクに含まれるアリシンはビタミンB1と結合しアリアチミンという成分に変化します。

アリアチミンはビタミンB1の効果を持ちながら血液中に留まり、体の中で糖質をエネルギーへと変換するのを活発にします。

これが、ニンニクを食べるとスタミナが付く理由です。

 

と言う事は、ただニンニクを食べるだけではなく、ビタミンB1を多く含む食品と一緒に摂取する事が大切です

例えば、豚肉、牛肉、レバーなどの肉類には多く含まれているので、焼き肉とニンニクの組み合わせは非常に効果的ですね。

また、サプリメントで良く聞くニンニク卵黄は、卵黄にビタミンB1が含まれているのでスタミナをつけるのに効果的と言えます。

 

 

 

ニンニク注射にニンニクは入っていない?

ニンニク注射は疲労回復に効果が有ります。

そう聞くと、いかにもニンニクを注射して…と思われがちですが、実はニンニクは入っていません。

ニンニク注射に含まれる成分はビタミンB1を始めとするビタミンB群です。

ビタミンB1にはすでに述べたように疲労回復効果が有り、それを注射する事で元気になるのです。

ビタミンB1に含まれる硫黄の成分がニンニクのようなにおいを感じさせる事もその名前の由来のようですね。

 

 

ニンニクの美容効果

最後に気になる美容への効果です。

 

アンチエイジング効果

美容の大敵である活性酸素、体に必要な物ではありますが、増えすぎると老化などの原因になります。

活性酸素が増える事によってシミやシワ、お肌のたるみなど、「肌老化」によるお肌の悩みにつながります。

この活性酸素を除去するのに役立つのがニンニクに含まれる成分です。

アリシンだけでなくビタミンE、アホエンなど、抗酸化作用を持つ成分を多く含んでいます。

活性酸素を除去してくれるのでアンチエイジング効果、お肌の若返りにつながります。

お肌の事だけでなく、活性酸素は動脈硬化や糖尿病などの病気の原因にもなり、抗酸化作用は美容にも健康にも大切です。

 

血行改善

ニンニクには血行改善の効果が有ります。

アリシンは過熱する事でスコルジニンという成分に変ります。

このスコルジニンには血行を良くする働きがあります。

 

血流が良くなることで酸素や栄養素など必要な物が隅々まで行き渡るので、肌質や血行不良によるくすみの改善につながります。

新陳代謝が活発になることによってお肌のターンオーバーが促進され、美肌を作る事にもなります。

代謝が良くなる事と合わせて、ニンニクは交感神経を刺激してアドレナリンの分泌を促進するので脂肪燃焼作用もあり、ダイエットにも効果的な食材と言えます。

 

便秘解消

便秘は肌荒れやニキビの原因の一つ。

ニンニクは腸内環境を整える事にも役立ちます。

 

アリシンは腸の働きを活発にする働きがあると言われます。

また、便秘になると腸内では悪玉菌が増えてしまい、この悪玉菌が肌荒れの原因になります。

 

ニンニクには殺菌作用が有り、腸内の悪玉菌を減らす事で腸内環境が整い、便秘を解消してくれるだけでなく肌質の改善やニキビの予防にもなります。

口腔内の環境は腸内環境とも関係し、ニンニクを食べる事で殺菌作用により口腔内の細菌を抑える働きもあります。

歯周病の予防にもつながります。

 

食べ過ぎに要注意!

身体にも美容にもうれしいニンニク、だからと言ってたくさん食べればよいというものではありません。

ニンニクの持つ殺菌作用は悪玉菌だけでなく善玉菌を殺してしまう事もあります。

食べ過ぎると胃腸を痛めたり、下痢をしてしまう事もあります。

食べる量は生なら1日1片、加熱した物なら2片が目安です。

 

それでも臭いが気になるというあなたへ

良い食材なのは分かったけど、やっぱり臭いが気になる、という方へ食べ方のポイントです。

 

牛乳

牛乳のタンパク質が包み込む事で臭いを防ぎます。

食事の際に一緒に飲むか、食前に飲んでおいてもOKです。

お茶

緑茶のカテキンやウーロン茶のポリフェノールには消臭効果が有ります。

食事の際に一緒に飲むと臭いが気にならなくなります。

リンゴ

リンゴに含まれるポリフェノールには消臭効果が有ります。

果実より皮に多く含まれるので、皮付きの物を食べるのがお勧めです。

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「冷え性」が美容と健康に及ぼす害

気温の低下と共に悩まされるのが「冷え性」。

手足の冷えなどがツライという方も多いのではないでしょうか?

「冷えは万病のもと」

と言われるように、健康面でも気になる冷え性、

そして美容のお悩みにも大きく関わります。

 

冷え性とは?

冷え性とは、単なる低体温とは違い、体の中で温度差が大きくなっている状態の事です。

外側は温かいのに中心部のお腹は冷えている、あるいは末端の手足だけが冷えている、などといった状態です。

 

身体が熱を作る仕組み

熱は代謝によって生み出されます。

代謝の種類には三種類あります。

生活活動代謝

日常生活で体を動かす事でエネルギー代謝が起こります。

全体の2~3割程度を占めています。

食事誘発性熱産生

食事をした時に体内で消化吸収などの働きで起こるエネルギー代謝です。

食事の内容で変化し、タンパク質の消化吸収が最もエネルギーを必要とします。

全体の1割程度を占めています。

基礎代謝

内臓を動かしたり、体温を維持したりといった、何もしていなくても生きているだけで発生するエネルギー代謝。

全体の7割程度です。

 

冷え性の原因

自律神経の乱れ

過度なストレスや生活習慣の乱れなどにより自律神経が乱れます。

自律神経は体温を調節する働きが有るので、乱れて働きが悪くなることで冷え性の原因になります。

血液循環が悪い

低血圧や循環器系の疾患、筋力不足などにより血液循環が悪くなると冷えやすくなります。

矯正下着など無理に圧迫されていても血流が悪くなり、冷え性の原因になります。

食生活の偏り

無理なダイエットなどにより栄養の偏りがあると、タンパク質不足により筋肉が落ちる事や、ビタミンの不足など栄養の面からも冷え性が起こりやすくなります。

 

女性に冷え性が多い理由

冷え性は女性に多い症状です。

身体で熱を作る仕組みはいくつかありますが、基礎代謝の25%程度を占めるのが筋肉です。

女性は男性に比べ筋肉が少なく、その為作られる熱量が少なくなり冷えやすくなります。

また、血液の流れは筋肉のポンプ作用によって起こります。

筋肉が少ないと血流が悪くなり、やはり冷えにつながります。

さらに、女性は男性に比べて脂肪が多くつきます。

脂肪は断熱材や保冷剤のような役割を果たしてしまうので、脂肪が多い女性の方がやはり冷えやすくなってしまうのです。

 

 

身体を冷やしてはいけない理由

代謝が低下する

基本的に内臓は温かい方が働きが良く、冷える事によって内臓の働きが悪くなります。

肝臓や腎臓が冷えてしまうとエネルギー代謝にも関わります。

必要なエネルギーが不足し体調に影響するだけでなく、エネルギーの消費が落ちるという事は摂取したカロリーが余る事で肥満の原因にもなります。

体が疲れやすい

エネルギー代謝が悪くなる事によって疲れやすくなります。

また、人間が深い睡眠に入る時には体温が下がる事が必要ですが、元々冷えていると体温が下がりにくくなり、睡眠の質が低下します。

質が悪い睡眠では長い時間眠っても疲れが取れにくくなります。

免疫力の低下

体を守る免疫系は体温が高い状態で働きが良くなります。

例えば、風邪をひいて熱が出るのは風邪のウイルスと闘うために体温を上げる体の防御反応の一つです。

冷えた体では免疫力が落ちてしまい、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

肩こり

冷えにより循環が悪いと筋肉が緊張しやすくなり、疲労により発生した疲労物質や発痛物質が留まる事でさらに辛くなります。

生理痛がひどくなる

生理のお悩みで多いのが生理痛です。

生理痛は子宮が経血を出そうとするときに収縮して、同時に子宮内膜からプロスタグランジンと言う発痛物質を分泌する事により起こります。

この発痛物質により腹痛や腰痛、血液循環によって頭痛が起こる場合もあります。

冷え性では血行の滞りによって骨盤内のうっ血や子宮が硬くなる事によって生理痛がひどくなる場合があります。

美容のトラブル

顔は心と体を映し出す鏡、冷えによる体の不調はもちろんお顔にも現れます。

血行不良により血色が悪くなることでお肌のくすみが起こります。

循環が悪く水分や栄養素、酸素など必要な物が行き渡らないと乾燥肌や肌荒れなどが起こりやすくなります。

肩こりの悪化は首から上への血流をさらに悪くしてしまうだけでなく、お顔につながる筋肉の緊張によりフェイスラインを下げてしまう原因にもなります。

お顔がむくみやすくなると頬が重たくなってほうれい線が目立ったり、フェイスラインが重たくなったりする事にもつながります。

 

冷え性を改善するには?

食事

食事をする事でエネルギー代謝により熱が発生します。

三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質の中で最も熱の発生量が多いのがタンパク質です。

タンパク質は血液循環や基礎代謝にも大きく関係する筋肉の材料にもなるので十分に摂取する事が必要です。

アルコール

アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドという物質に変えられます。

アセトアルデヒドは血管を拡張する働きが有り、血管が広がる事で熱が放出されやすくなり、体は冷えやすくなります。

適度なお酒は身体を温めますが、飲み過ぎると逆に冷える原因になるので注意しましょう。

運動

女性が冷えやすい理由の所でもお話したように、筋肉が少なく、脂肪がつきやすいのが冷えやすい原因でした。

筋肉を付ける事によって代謝が上がるので脂肪も付きにくくなります。

特に背中やお尻、足などの大きな筋肉を鍛えると基礎代謝も上がりやすく効果的です。

ふくらはぎを鍛える事は全身の血流を良くする事につながります。

入浴

シャワーだけでは体が温まりにくく、冷え性に悩む方は出来るだけ湯船につかる習慣をつけたいものです。

40℃くらいのお湯にゆっくりつかると副交感神経が優位になり血液循環も良くなり身体も暖まります。

寝る前であれば体が温まる事と副交感神経優位になる事で睡眠の質も高まります。

衣類

特に女性の衣類のスカートやストッキングなど冷えやすい物が多いです。

まして寒い季節でも直に足を出しているなどは身体を冷やしてしまうのでNGです。

肌の露出を控え、また下着でも面積の大きいもので覆って温める事が大切です。

ただし、きつく圧迫してしまうと血流を悪化させてしまうので逆効果。

汗をかいてしまうくらいに厚着すると逆に熱を発散してしまうのでこちらも体を冷やす原因になります。

 

まとめ

美容鍼灸は身体の鍼で自律神経のバランスを整えて血行を良くして体を温めます。

そして、お顔の鍼は顔面部の血行を良くして肌質を良くしたりくすみを改善したりといった効果につながります。

しかし、いくら鍼で体を整えても生活習慣がいい加減では良くなりません。

健康で美しく有る為に身体を冷やさないように生活習慣を見直してみましょう。

 

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秋に起こりやすい”むくみ”を解消する三つの方法

お顔だけでなくお身体でも多い悩みの一つ、「むくみ」。

今回はむくみの原因と、解消する方法をご紹介します。

 

むくみとは?

人間の体の中では通常心臓から血液が全身へ送り出され、栄養や酸素を細胞へと運びます。そして、細胞が排出した二酸化炭素や老廃物などを運んで心臓へと帰っていきます。

順当に体内を循環していれば問題ないのですが。血液やリンパの流れが悪いと滞ってむくみとして現れます。

 

むくみの原因は?

運動不足

筋肉の作用の一つに「ポンプ作用」が有ります。

心臓から送られた血液は心臓の力だけでは全身を循環する事が出来ません。

それを補っているのが筋肉のポンプ作用です。

筋肉が伸び縮みする際に太くなったり細くなったりすることで血管に圧をかけ、血液を押し流します。

運動不足で筋力の低下、特にふくらはぎの力の衰えがあるとポンプ作用が働かず、浮腫みやすくなります。

 

同じ姿勢でいる事が多い

同じ姿勢でいると筋肉は動かない為、ポンプ作用が働きません。

血液も重力の働きで下へと落ちていきますが、デスクワークや立ち仕事などであまり足を動かさないと血液を上半身へと戻すことが出来ず、むくみが起こります。

 

更年期によるもの

更年期には女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、ホルモンバランスが乱れ、自律神経が乱れる事によって血液循環が悪くなり、むくみやすくなります。

また、加齢による筋力低下によって筋肉のポンプ作用の働きが悪くなり、血液やリンパの流れが悪くなることも重なって起こります。

 

食生活の乱れ

ミネラルやビタミン、タンパク質などの不足はむくみの原因になります。

身体の中の水は塩水です。塩分を多く摂り過ぎると濃度を下げようとして水分を溜め込むようになり、むくみます。

タンパク質の不足は筋肉が落ちて筋力低下によるポンプ作用の低下が起こりむくみやすくなります。

また、血液中のタンパク質が不足すると血液中の水分量が減り、細胞に水分が溜まるのでむくみの原因になります。

 

脱水症

水が足りないのになぜむくむ…?と思われるかもしれませんが、体の水分が足りていないとむくむ場合が有ります。

体内の水分は体重の約60%ですが、約40%は細胞の中にある細胞内液、残りの約20%が細胞の外にある細胞外液です。

細胞外液は間質液(細胞の間にある水分)と血漿(血液の液体成分)に分かれます。

血液の状態や細胞内液が足りていないと、仮に間質液が多い状態であっても脳はそれがわからず水分が足りないと感じて身体は渇きの感覚が起こります。

そして間質液が多い、むくみの状態が続いてしまうのです。

 

アルコール

アルコールは利尿作用が高く、体から水分を出す方へと働きます。

また、血管が拡張しやすく、やはり体から水分が失われます。

その為、血管内の水分が足りなくなり脱水状態になります。

 

首肩のこり

首、肩がこっていると血液やリンパの流れが悪くなります。

特に、リンパは鎖骨下の静脈から血液の流れと合流しますが、ここで流れが滞るとリンパの流れが悪くなりむくみやすくなります。

また、首回りで流れが悪くなると顔のむくみが出来やすくなります。

 

冷え

冷えによる血行不良で隅々まで血液が届かないと血流が滞ります。

そして、冷えだけでなくむくみも起こりやすくなります。

 

生理中

生理前、生理中などはホルモンのバランスが乱れ、水分を体にため込んで浮腫みやすくなります。

 

疾患によるもの

腎臓、心臓、肝臓などの疾患によってはむくみの原因になる物があります。

 

実は、秋はむくみやすい!

秋はむくみやすい季節です。

朝晩の寒暖差が大きく、日中は気温が高くて汗もかき、水分を摂取する一方で、夜は気温が下がり、体が冷えて循環が悪くなり水分をうまく排出できなくなるからです。

また、ファッションもまだ肌が出たり素足だったりと体を冷やしてしまいがちです。

気温差によって自律神経も乱れやすくなり、血流にも影響してしまいます。

 

むくみを予防するために!

湯船につかって体を温める

寒い冬はしっかりお風呂に入るけど、それ以外はシャワーで済ませる…なんて方も多いのではないでしょうか?

しっかり湯船につかる事で体が温まり代謝が上がるだけでなく、体に水圧がかかる事によるマッサージ効果も期待できます。

 

ふくらはぎのエクササイズ

重力で水分が下がる事により、また心臓から一番遠い所でもある事からふくらはぎの辺りで流れが滞りやすくなります。

ふくらはぎを動かす事で筋ポンプ作用により流れを良くするばかりでなく、筋力不足を解消する事でもむくみを予防する事が出来ます。

その為にふくらはぎを鍛えるエクササイズをしてみましょう。

肩幅程度に足を開いて立ちます。この時、段差が有る所で足の前半分だけが地面について、カカトが浮いている状態だとさらに良いです。

カカトを上げてつま先立ちになります。

限界まで上げたら、ゆっくりと元の位置に戻ります。この時、段差が有ればふくらはぎにストレッチがかかるくらいまでカカトを下すと非常に効果的です。平らなところでも出来ればカカトは下まで下ろさず少し浮いた状態にしておきましょう。

そこから、またカカトを上げてつま先立ちになります。

 

この動きを20回、出来れば30回を目標にしてみましょう。

 

むくみに効果的なツボ押し

三陰交

三陰交は足の内側を通る脾経、腎経、肝経の三つの経絡が交わる所で、三つの陰の経絡が間交わるのでこの名前がついています。

足の内くるぶしの一番高い所から手の指四本分上に上がった所ですねの骨と筋肉の境目にあります。

押してみるとズーンと感じる所です。

流れを良くして冷えやむくみを改善するだけでなく、生殖器にも関係する経絡が通るので生理不順や生理痛の時にも効果的な、女性にとってうれしいツボです。

復溜

腎機能を高めて水分代謝を良くすることで余分な水分を排出します。

足の内くるぶしから指三本分上に上がった所でアキレス腱の前にあります。

委中

足のむくみに関係する膝窩リンパ節が有る所です。

膝を曲げた時に出来る裏側のシワの中央にあります。

 

やり方は、

ツボの場所に指をあてます

鼻から息を吸って、口から息を吐きながらツボを押さえていきます

これを左右三回ずつ行いましょう

 

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「食物繊維」が美と健康にもたらす効果とは?

美容と健康に注意した食生活というと皆さんが想像する物の一つには上がりそうな「食物繊維」。

さて、どのようなもので身体にどんな効果があるのか、ちゃんとご存知ですか?

 

食物繊維とは?

食物繊維とは、食べ物に含まれている成分の一つで、消化酵素で分解する事が出来ません。

かつては、便通を改善する物、というくらいの認識しか持たれていませんでしたが、現在では研究により健康への効果が明らかになり、栄養素の一つとして認められています。

 

炭水化物、タンパク質、脂質を「三大栄養素」と言います。

これに、体にとって必要な有機物である「ビタミン」、無機物の「ミネラル」を加えた物を「五大栄養素」と言います。

現在では、さらに食物繊維と、抗酸化作用や免疫作用のある植物由来の成分であるファイトケミカルを加えた物を「七大栄養素」と呼びます。

 

食物繊維には

水溶性食物繊維

不溶性食物繊維

の二種類が有ります。

 

水溶性食物繊維とは水に溶けやすい食物繊維の事で、

野菜、果物、海藻類、キノコ類などに多く含まれ、水に溶けるとゲル状になり調理するとぬるぬるした触感が特徴的です。

不溶性食物繊維とは水に溶けにくい食物繊維の事で、

穀物、野菜、豆類に多く含まれ、モサモサ、ボソボソとした食感があります。

 

 

 

食物繊維の働き

水溶性、不溶性で性質が異なり、同じ働きでも作用が異なっています。

水溶性食物繊維の働き

食欲を抑える

水に溶けると粘度があがり、腸内をゆっくり移動するので満腹感が持続します。

また、腸内細菌のエサとなり、腸内細菌は短鎖脂肪酸を発生させます。

短鎖脂肪酸は脳を刺激して食欲を抑える効果があります。

整腸作用

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の発生を抑えて良い腸内環境を保つ働きがあります。

この働きは不溶性食物繊維にもありますが、水溶性の方が効果は高いです。

便秘解消

水溶性、不溶性共に便秘を解消する働きが有ります。

水溶性食物繊維は便に粘性と保水性を与えて、便が柔らかくなるので腸内を通過するのをスムーズにします。

血糖値上昇抑制

水に溶けてゆっくり吸収される事により糖質や脂質の吸収もゆるやかになり、血糖値が急激に上がる事を抑制します。

 

不溶性食物繊維

食欲を抑える

不溶性食物繊維は水に溶けにくいので水分を含み膨張して満腹感が得られます。

便秘解消

不溶性食物繊維は水分を吸収して便の量を増やします。

膨張した食物繊維が腸を刺激して動きを活発にして便通を促進し、腸内を便が通過する時間を短縮します。

摂り過ぎて動きが活発になりすぎると便秘と下痢を繰り返す「痙攣性便秘」になる事があるので気をつけましょう。

デトックス効果

発がん性物質等の有害な物質を吸着し、体外へと排出する働きがあります。

咀嚼を促す

よく噛んで食べなければならないので咀嚼する回数が増え、アゴの発達を促し歯並びを良くします。良く噛む事で満腹中枢を刺激し食欲の抑制にもつながります。

 

美容への効果

腸内環境の改善による美肌効果

こちらをご覧ください↓

美肌作りに関わる人体の三つの「脳」とは?

 

腸内環境が悪化すると悪玉菌が増加し、悪玉菌の代謝産物であるフェノール類が増加します。

フェノール類が皮膚に溜まるとターンオーバーが乱れて、乾燥肌やくすみ、ニキビなどの原因になります。

食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌が増加する事で腸内環境が良くなり、美肌作りにつながります。

 

糖化を防ぐ事による美肌効果

血糖値が急上昇すると体内で最終糖化生成物(AGEs)が増加します。

こちらをご覧ください↓

錆びたり、焦げたり…身体とお肌で何が起こっているの?

AGEsが体内で増加する事により様々な疾患の原因になります。

特にお肌ではAGEsが蓄積するとくすみの原因になり、特に真皮層のコラーゲン線維に溜まるとハリが低下してしわやたるみの原因になります。

 

便秘の解消によるニキビ予防

便秘になると腸内で便が長時間滞留する事になり、腸内で悪玉菌が増加して腸内環境を悪化させ、有毒ガスを発生させます。

このガスは血流にのって肌へと運ばれ、ニキビの原因になります。

こちらをご覧ください↓

大人が出来ると治りにくい?「ニキビ」を改善する5つの方法

 

咀嚼を増やす事によるダイエット・小顔効果

食物繊維が豊富な食材を食べると咀嚼の回数が増えます。

咀嚼回数が増えると満腹中枢を刺激して満腹感が得られるので食べ過ぎを防ぎます。

満腹感は体内で食物繊維が膨れる事によっても得られますし、便秘解消の効果もあり、ダイエットには非常に有効です。

また、噛む事でお顔の筋肉を良く使う事になります。

あまり使われていない筋肉は弱くなり、固くなってしまいます。

弱化した筋肉は力を発揮できず、お顔では重力に抵抗して支える事が出来ずにたるみやシワの原因になります。

良く噛んでいるとアゴの筋肉がしっかりしてフェイスラインがスッキリして小顔になります。

こちらをご覧ください↓

しっかり〇〇するだけで得られる美と健康に関する5つの効果!

 

食物繊維をバランスよく摂取する

日本人の食物繊維摂取量は近年減少しています。

その原因は食生活の欧米化により肉類、乳製品などの摂取が増え、米や穀物の摂取が減少しているからと言われます。

食物繊維を摂った方が良いですが大切なのはやはりバランス。

特に便秘解消には不溶性:水溶性が2:1になるバランスが良いとされています。

絶対にこのバランスでなければ効果がないという事ではありませんが、偏り過ぎない様に摂取する事を心がけてみましょう。

 

 

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上田式が顔に低周波通電(パルス)を行わない理由とは?

美容鍼灸とは、全身の施術であり、お顔にだけ鍼をする物ではありません。

顔にする鍼に関しても色々なやり方はあります。

「鍼に電気をかけますか?」

というお問い合わせをいただく事もあります。

上田式美容鍼灸Ⓡでは、お顔の鍼に電気をかけるやり方はしません。

電気をかけるというのは「低周波通電」と呼ばれ、実際に身体の治療では使われています。

お顔に使用しないというのには、お顔の筋肉「表情筋」の特徴に理由が有ります。

 

表情筋の特徴

皮筋である

皆さんが想像される筋肉というのは腕や脚などの物がまず浮かぶのではないでしょうか。

これらは骨格筋と呼ばれ、関節をまたいで骨と骨をつないでいます。

一方、顔の表情筋は骨と皮膚をつないでいます。

これは皮筋と呼ばれます。

ちなみにアゴを動かす咀嚼筋は顎関節をまたいでつくので骨格筋です。

顔面部にある物全てが表情筋という訳ではありません。

 

拮抗筋が無い

筋肉を運動の仕方で分類すると、

※主働筋

※拮抗筋

※協働筋

の三種類に分かれます。

 

主働筋とはある動きをするときに主に働く筋肉の事です。

例えば、肘を曲げる時には上腕二頭筋になります。

拮抗筋はある動きをするときに反対に働く筋肉の事です。

肘を曲げる場合には逆の肘を伸ばす筋肉、上腕三頭筋になります。

協動筋とは主動筋の動きを助ける筋肉になります。

 

さて、表情筋には拮抗筋がありません。

厳密には、逆の動きをする筋肉は存在するのですが…

例えば、目を閉じる動作は眼輪筋が縮んで起こります。

しかし、目を開ける筋肉というのは存在しません。

正確には、瞼を持ち上げる筋肉は存在しています。

試しに目を大きく開けようとしてみてください。

上の瞼は持ちあがると思いますが、下の瞼は動かないですね。

つまり、縮んだ眼輪筋がもとに戻る事により目は開いているのです。

 

関節を挟んで存在する骨格筋の場合、反対側に付いた筋肉が逆の動きをして、緊張している筋肉の状態を調節しますが、基本的に表情筋の場合縮む一方なのです。

 

筋紡錘が無い

骨格筋には筋紡錘と呼ばれるセンサーがついています。

筋肉が引き伸ばされると筋紡錘が反応し、筋肉を緊張させて引き伸ばされ過ぎて痛めてしまうのを防ぎます。

表情筋には筋紡錘がありません。

そのため、センサーは働かずコントロールがされません。

腱反射が無い

腱反射は筋紡錘が働いて筋肉の状態をコントロールする事により起こる反応です。

わかりやすいのは足を組んで座った時に膝のお皿の下を叩くと膝が伸びる

「膝蓋腱反射」

があります。

表情筋には筋紡錘が無いので、このような反応は起こりません

 

筋の緊張を調節できない

骨格筋の場合、筋の緊張を調整する事が出来ます。

しかし、表情筋の場合そういう働きがありません。

もっと言うと、表情筋は緊張しているのではなく短縮していると言えます。

 

表情筋は明確に分かれていない

表情筋は主要な物で22種類、非常に細かい物を入れるともう少し数が多いと言われます。

これらは上腕二頭筋の力こぶのようなものでは無く、非常に薄い膜のような組織になっています。

そして、一つ一つが明確に分かれていません。

試しに、こめかみに手を置いて目を閉じてみてください。

こめかみにある側頭筋も動いているのが感じられると思います。

 

顔面神経とは?

その表情筋を動かしているのは顔面神経です。

通常、神経は神経束と呼ばれるものに覆われていますが、顔面神経には神経束がありません。

そのため、非常にもろい組織と言えます。

炎症や絞扼によってこわれやすい神経です。

顔面神経が壊れると顔面神経麻痺と言われる状態になります。

目が閉じなくなったり、口が閉じなくなったりといった状態になってしまいます。

 

顔面神経麻痺に対する治療

現在、病院では顔面神経の治療においては、

『顔面神経麻痺診療の手引き 2011年版』によれば

ボツリヌス毒素注射(ボトックス)

リハビリ 個別的筋力強化

マッサージ

手術療法

などが行われます。

 

そして、

低周波通電刺激は禁忌

となっています。

 

低周波通電による「病的共同運動」を助長するリスクが有るからです。

 

病的共同運動とは、例えば口を動かすと目が閉じてしまう等といったように、意図せずに表情筋が動いてしまう物です。

顔面神経麻痺の後遺症としてみられるものですが、低周波通電刺激によりこのリスクが高まるので禁忌とされています。

これは、顔面神経が神経束を欠く事により麻痺から回復する時に神経が混線する事により起こります。

 

表情筋は先ほど述べたように明確に区分されていないという特徴があり、低周波通電を行って筋肉を動かしたとしても細かく分離した運動を起こす事は困難です。

電気刺激により表情筋を動かす事で共同運動を誘発するリスクが高まります。

 

 

上田式美容鍼灸Ⓡで低周波通電を行わない理由

上田式美容鍼灸Ⓡにおいては美容鍼灸での施術においても低周波通電は行いません。

顔面神経麻痺、または顔面神経麻痺の既往が有る方には低周波通電は禁忌となっていますし、そうでない方でもリスクが高いからです。

また、シワが出来る原因の一つに筋肉の短縮があります。

例えば、眉間のシワは皺眉筋の短縮によって起こります。

拮抗筋が無く、筋紡錘を持たずコントロールされにくい表情筋をむやみに刺激して筋の短縮が強くなることによってシワが増えるリスクも高まります。

 

安心、安全な美容鍼灸

医療行為である限り、リスクがゼロという事は残念ながらあり得ません。

例えば、鍼をする事により出血、内出血が起こる可能性はゼロにはなりません。

しかし、本数を少なくすることでそのリスクを少なくする事は可能です。

その為、身体の状態をしっかりと整え、解剖学的に診てピンポイントで少ない本数の鍼でお顔を刺激する事によりお顔のお悩みにアプローチするのが上田式のやり方です。

低周波通電を行わないのもリスクを減らして安全に施術を行う為なのです。