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睡眠と美肌の深い関係~寝不足でお肌が荒れるのは何故?

「春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)」

という諺があります。

春は夜心地よく、気付くと眠りすぎている、という意味だそうです。

 

暖かくなって、寝る前や朝起きた時に寒い、という日が少なくなりました。

寒い時には起きるのが辛いですが、暖かくてもなかなか起きだせなかったりしますね(笑)。

 

暖かくなってくると人間の体では自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。

 

その為、自律神経のバランスが傾き過ぎるとちょっと眠すぎてしまう事もあるのでしょうか。

 

しかしながら、様々な要因で睡眠時間が減少傾向の現代です。

 

寝不足だとお肌に影響するという事を実感されている方は多いのではないかと思います。

なぜお肌に睡眠は大切なのでしょう?

 

ターンオーバーの乱れ

美肌作りにとって大切な要素の一つ「ターンオーバー」については以前お話しましたのでご参照ください↓

美肌の基本「ターンオーバー」、ご存知ですか?

 

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層構造になっています。

表皮の内、一番深い所の基底層から新しい細胞が生まれ、成長しながら外側へ押し出されます。

表面で角質層となり、最後は垢になって剥がれ落ちます。

…というように入れ替わりを続けている事を「ターンオーバー」と呼びます。

 

20代の健康な女性で約28日と言われるターンオーバーも代謝の低下や加齢によりその期間が伸びていきます。

 

ターンオーバーが長くなり、入れ替わりが遅れると古い角質細胞が残る事になり、

ゴワゴワ、ガサガサしたお肌になってしまったり、

バリア機能が低下して水分を保持できずに乾燥しやすくなってしまったり、

といった事が起こります。

 

その結果、お肌ではシミやシワ、くすみといったトラブルが起こります。

 

このターンオーバーが乱れてしまう原因の一つが寝不足です。

 

 

 

大切なのは「成長ホルモン」

では、寝不足でなぜターンオーバーが乱れてしまうのでしょうか?

大きく関わっているのは「成長ホルモン」です。

 

成長ホルモンとは、その名の通り体を成長させるホルモンの事です。

 

特に子供の時期には骨の長さに関わって身長を伸ばす事や、筋肉の発達などに関わります。

そして思春期頃には身長の伸びも落ち着きます。

だからといって成長ホルモンが必要ないわけではありません。

成長ホルモンの分泌は思春期をピークに年齢と共に減少しますが生涯にわたって分泌され続けます。

 

成長する事以外にも様々な役割がありますが、重要なのは代謝です。

体内で糖質や脂肪の代謝、免疫の働き、筋肉を維持するなどの役割があります。

 

身体の組織の入れ替わりにも成長ホルモンが関わり、

分泌が乱れるとお肌のターンオーバーにも乱れが生じてしまいます。

 

この成長ホルモンの分泌に関わるのが睡眠です。

成長ホルモンは睡眠をとっている間に最も分泌が高まります。

眠りについてから3時間後に成長ホルモンが高まると言われています。

睡眠時間もそうですが、睡眠の質が大切です。

眠りが浅いと分泌にも影響します。

 

副交感神経が高まると…

また、寝ている間に体がリラックスできていれば副交感神経が高まります。

 

副交感神経が高まると体内の血行が良くなります。

血行が良くなると酸素や栄養素などのお肌に必要な物がしっかりとすみずみまで行き渡りお肌をきれいにします。

 

睡眠の質が悪い理由の一つに交感神経が高ぶった状態があります。

 

ストレスなどで交感神経優位になった状態では睡眠の質が悪くなり、

血行も低下しお肌に良くない事がご理解いただけましたでしょうか?

 

睡眠の質を高めるためには?

睡眠の質を良くするために気を付けて頂きたい事を三点ご紹介します。

 

寝る前に体温を上昇させる

体温を上昇させるためには血流を良くすることが大切です。

深い眠りにつくときには体温が下がります。

ですので、寝る2時間前くらいに入浴して体温を上げておくと効果的です。

寝る前にストレッチなど軽く体を動かして血行を良くすることも良いですね。

 

気を付けなければならないのは冬の寒い時期です。

電気毛布などで温かい環境にするのは良いのですが、一晩中温かいままでは体温が下がらず、深い眠りにつけません。

事前に温めて置いて余熱で温まるようにすれば眠りにつく頃には自然と体温が下がってきます。

 

光を見ない

寝る直前まで部屋が明るかったり、テレビやパソコン、スマホの画面などに見入っていたりすると目には光が入り続けます。

目に光が入ると交感神経優位になり、寝つきや睡眠の質に悪影響を及ぼします。

寝る前にスマホを見る事を控えたり、部屋の明かりを少し落としたりすれば睡眠の質を高める事が出来ます。

 

規則正しい生活

深い眠りにつくために必要なのは「メラトニン」というホルモンです。

 

人間には体内時計があり、朝起きて日光を浴びると体内時計がリセットされます。

そして、リセットされてから14~16時間後にメラトニンの分泌が高まります。

つまり、朝きちんと起きれば夜には自然と眠くなります。

これが、起床時間がバラバラな生活や、昼夜逆転した生活では体内時計が乱れやすくなってしまいます

お仕事などによっては難しい場合もあるかもしれませんが、可能な限り気を付けていただければと思います。

 

 

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美白・美肌・アンチエイジングにうれしい桜の花の持つ効果とは?

暖かかったり急に冷えたりと不安定な気候ですが桜が徐々に開花しています。

皆様、お花見には行かれますか?

お花見では美しい桜を見て楽しむだけでなく、

「花より団子」の言葉の通り、美味しい物も楽しみの一つ。

そういう意味では桜は花や葉を食する事もあります。

そんな桜がお身体に、そしてお肌にも高い美容効果を持つ事を皆様ご存知ですか?

 

桜の花びらが持つ「抗糖化作用」

 

人間の老化は「酸化」と「糖化」です。

以前のブログをご参照ください↓

お肌が「錆び」たり、「焦げ」たり…そんな事があるの?

 

体内で余分な糖質はタンパク質や脂質と結合して

「最終糖化生成物(AGEs)」を生成します。

これが「糖化」です。

 

最終糖化生成物は身体の中の色々な部位で蓄積し、細胞を劣化させトラブルの原因となります。

身体の多くは「タンパク質」から作られ、タンパク質の劣化はすなわち老化の原因となります

 

お肌では最終糖化生成物がコラーゲンと結合します。

正常なコラーゲンでも糖化生成物と結合する事で異物として扱われるようになり、

脳は異物を分解する酵素を大量に出してしまい、正常なコラーゲンやエラスチンまでも破壊してしまいます。

その結果、お肌のハリが無くなり、たるみやシワの原因となります

 

桜の花びらから抽出されるエキスは高い「抗糖化作用」があり、

最終糖化生成物が作られるのを抑制してくれます。

 

それだけでなく、コラーゲンの分泌を促進してくれます。

お肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンは皮膚の線維芽細胞で作られています。

この線維芽細胞が糖化や酸化によって劣化する事によりコラーゲンやエラスチンの生成がされにくくなります。

糖化を防ぐことでコラーゲンやエラスチン生成の減少を防ぐ事となり、生成を促すことになります。

 

30代以降、体内のコラーゲンは減少します。

それがお肌のハリがなくなる原因の一つですが、

桜の花びらエキスはコラーゲン分解を抑制、分泌を促進する事でお肌のハリを保つ効果が有るのです。

 

ハリを保って若々しいお肌を作り、たるみやシワを改善し、目立つ毛穴も引き締めて目立たなくしてくれます。

 

お肌の糖化が進むと蓄積したAGEsによってお肌は茶色くくすんだように見える事が有ります。

糖化を防ぐ事はくすみの改善にもつながります。

 

他にお肌にはどんな効果が?

 

桜の花びらエキスにはメラニン色素の生成を抑制する働きが有ります。

お肌のシミには実はAGEsが蓄積しています。

AGEsの生成を予防する事でシミを防ぐだけでなく、

メラニン色素を生成するチロシナーゼという酵素の働きを抑制する働きがありますので、

美白効果やシミの改善につながります。

 

さらに、抗炎症作用もあるので、肌荒れや乾燥肌を予防し、気になる赤ら顔の改善にもつながります。

 

お肌に限った話ではありませんが、糖化を防ぐことで動脈硬化の予防・改善が期待できます。

血行が良くなる事でお肌の血色も良くなりくすんだお肌も透明感のある明るいお肌になります

 

 

 

桜の香りの持つ効果とは

 

桜の花の香りは「リラックス作用」が有ります。

過剰なストレスは健康や美容の大敵です。

桜の香りでリラックスする事でストレスを解消するのもお花見の醍醐味なのではないでしょうか?

 

 

さらに、香りをかぐだけでも血圧が下がるそうです。

リラックスする事で血圧は下がりますが、

抗糖化作用を防ぐことで動脈硬化を改善する事と合わせて、

血圧が気になる方にとっても桜はとても良さそうです。

 

そして、「二日酔いの防止」。

お花見にお酒はつきものですが、実はとても理にかなっている(?)のですね。

 

 

桜も「花」です、と言う事は…

良い事ばかり書いてきましたが、桜といえども植物、「花」です。

と言う事は「花粉」も出しています。

 

残念ながら、桜の花粉がアレルゲンとなる花粉症もあります。

他と同じく、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状に悩まされることが多いようです。

 

しかし、スギのように花粉が風に乗って受粉するものと違い、

桜の花粉は虫が媒介して受粉します。

つまり、スギほどには風に乗って大量の花粉が…という事にはならないそうです。

 

例えば、桜の花を触る等により手に花粉がついて、その手で目や鼻をこすったりすると粘膜に花粉が付着して症状が出ます。

 

ですので、

マスクをする

花には触れない

小まめに手を洗う

ウエットティッシュなどで小まめに手を拭く

等に気を付けていれば防げる事が多いです。

 

中には強く症状が出る場合もあるので、お花見に行くとくしゃみが出る…等気になる方は一度検査を受ける事をお勧めします。

 

 

日常生活ではどうすれば良いのか?

 

桜の花が良いのは分かった所で、実際に効果を出すにはどうすれば良いのでしょう?

お花見に行った時に散った花びらを直接食べても問題はないようですが、美味しくはないそうです。

場所によっては農薬が使用されている事もあるので基本的にはむやみに食べるのはやめた方が良いでしょう。

 

桜を食べる、というとやはり「塩漬け」です。

桜餅を巻いている桜の葉は塩漬けにされています。

アンパンの中心にあるのも塩漬けにされた桜の花です。

桜の葉や花は塩漬けにすると糖分が分解されて「クマリン」という成分が出来ます。

クマリンは甘い匂いがして、さらに香りが良くなります。

このクマリンが身体やお肌にうれしい効果をもたらしてくれるのです。

 

とはいえ何事も過ぎるのは禁物。

クマリンは肝臓の機能を弱める肝毒性を持つので、日常的にクマリンを大量に摂取するのは良くありません。

 

桜の塩漬けも販売されていますが、直接桜の花からというだけでなく、

成分が含まれるサプリや化粧品、入浴剤などもありますので、手軽に桜の効能を手に入れる事も出来ますよ。

 

 

 

 

 

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お肌には内側からのケアも必要な理由は実は「脳」?

お肌のケアは基礎化粧品による物のように外から行う事と思われる方が多いかと思います。

実際、外からのケアも重要になります。

乾燥肌を防ぐ、という為には外部からのケアを意識される方が多いでしょう。

化粧水による保湿や、バリア機能の保護の為の洗顔の仕方等も重要な要素です。

 

しかしながら、

「顔は心と体を映し出す鏡」

です。

お顔に限りませんが、お肌には体の中の状態が現れます。

例えば、便秘がちだと捨てる物を捨てきれずに肌から無理矢理出してしまい、

お肌が荒れる、などという事を経験された方も多いかと思います。

 

やはり、真の美しさは健康から。

内側からのお肌のケアも大切です。

今日は内側からのケアについてお話します。

 

腸内環境とお肌の関係

内側から入れる…となると手軽なのは口から入れる事=食事でしょうか。

バランスの悪い食事を摂る事によって、栄養に偏りが出ます。

栄養の偏りはお身体のトラブルの原因となるのはもちろん、お肌の状態にも影響します。

なぜなら、栄養の偏りは「腸内環境」の悪化を引き起こすからです。

 

腸内環境とは、腸の中に住む腸内細菌のバランスの事を言います。

腸内細菌には、身体に良い影響を与える善玉菌、悪影響の悪玉菌、その時々で変化する日和見菌の三種類が有ります。

ビフィズス菌などの善玉菌が多い時には悪玉菌の増加を抑え、ちょうどよいバランスを保っています。

この状態が良い腸内環境です。

逆に、善玉菌が少なくなり悪玉菌が増えてしまう事で腸内環境は悪化した状態になります。

このような状態では便秘や下痢などのトラブルを引き起こします。

このように、腸内環境の悪化は便秘の原因となる一方、便秘がちであるとさらに腸内環境は悪化します。

 

では、この腸内環境が、なぜお肌に影響するのでしょうか?

悪玉菌が多い状態では、悪玉菌の代謝産物であるフェノール類が腸内に増加します。

それが体内に吸収されると血液を介して皮膚に蓄積します。

そうなると皮膚のターンオーバーが正常に働かなくなり、くすみや乾燥肌などのトラブルの原因となってしまうのです

 

腸内環境を整えるためには?

ビフィズス菌などの善玉菌を摂取する事で腸内環境が整います。

また、ビフィズス菌が腸の蠕動運動を促進するのでお通じも良くなります。

 

腸内環境を悪化させるものとして注意しなければならない物は「白砂糖」です。

砂糖の多いお菓子や清涼飲料などを摂取すると白砂糖は胃の中で糖反射という反応を起こします。

これにより、胃液の分泌が止まったり蠕動運動が遅くなったりといった事が起こります。

 

胃腸の働きが悪くなると食べたものは腸の中で長い時間とどまる事になります。

こうなると悪玉菌が増殖しやすくなります。

 

糖質は血液の粘度を高くしてしまい、血行が悪くなるとお肌の代謝が低下し、血色が悪くなりくすみの原因にもなります。

悪玉菌は肉が好物ですので、肉食に偏るとさらに悪玉菌が増殖しやすくなります。

 

肉料理の後のデザートで甘いものを頂く…なんて流れは特に悪玉菌を増加させ、腸内環境を悪化させる恐れがあります。

 

お肌=脳?

腸内環境はお肌に限らず、体にとってとても重要な事です。

人体の中で最も神経細胞が多いところは脳ですが、

実は、腸はその次に神経細胞が多く存在しています。

その為、腸は「第二の脳」と呼ばれます。

実際に、腸は脳から指令を受けて働くだけでなく、独立して働く事も出来るのです。

 

また、脳の働きと腸内環境は非常に強い関係があります。

これを「脳腸相関」と呼びます。

 

ストレスを受けると脳がそれを感じ取り、便秘や下痢などの消化器系のトラブルにつながります。

これとは逆に、腸内環境が悪化すると脳は不安やストレスを感じてしまうという現象が起こります。

 

腸内環境と脳との密接な関係は人間の身体が正常に働くために重要な要素なのです。

 

もう一つ、ストレスの影響を大きく受けるものと言えば「肌」。

お肌は体の内側と外側の境界線に当たります。

内側にストレスをため込み過ぎると境界線であるお肌にニキビや肌荒れなどのトラブルとして現れます。

なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか?

実は、腸に続いて肌は「第三の脳」と呼ばれているのです。

(肌を「第二の脳」と呼ぶこともあります)

それだけ肌も脳と密接な関係があるという事です。

 

それは受精卵から体が出来上がるまでの流れに関係があります。

 

受精卵は細胞分裂を繰り返し、「胞胚(ほうはい)」と呼ばれるものを作ります。

その後、外胚葉、内胚葉、中胚葉の三種類へと分かれます。

これら三つの胚葉は成長すると

 

外胚葉…神経系、皮膚、感覚器等

中胚葉…骨格、筋肉、血管等

内胚葉…消化器、呼吸器の上皮

 

つまり、

外胚葉…外から触れる物

中胚葉…人体の内部

内胚葉…体内を通る管の壁

 

と言う事になります。

 

発生学的に同じものから出来ている脳や神経と皮膚には密接な関係があるのです

 

皮膚はまだしも、なぜ体内にある脳や神経が外胚葉から出来ているのか?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

細胞分裂を繰り返して受精卵が成長すると、外側の一部がくぼんで、体内に入ります。

その時に体内に入った外胚葉が成長して脳や神経に育つのです。

絵にするとこんな感じです。

同じところから生まれた脳と皮膚は密接に関係します。

脳と腸と皮膚、この三つは非常に密接に関係しあっています。

 

「顔は心と体を映し出す鏡」

体内の状態(脳と腸)と密接に関係して表面に現れているのが皮膚。

それを良い状態に保つには外からのケアも必要ですが、ストレスを解消したり、

食生活を見直して腸内環境を整えたり、という内側からのケアが非常に大切であるという事をご理解いただけたでしょうか?

 

 

 

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「塩」はお肌を痛める?それともお肌に良い?

生活習慣の中でも大切な物の一つ、「食事」。

食事に関する事の中でよく問題になる事が「塩分の摂りすぎ」。

日本の食文化は塩がつきもの。

どうしても塩分摂取が多くなりがち。

では、塩は体に良くない物なのでしょうか?

 

潮風は肌や髪に良くない

日本は島国、海に囲まれています。

海の近くで生活している方ももちろんいらっしゃいますし、特に夏は海へ出かける機会も多いのではと思います。

海へ行くと肌や髪の毛を痛めてしまう事があります。

髪の毛がバサバサ、お肌がガサガサに…

そうなってしまう原因は何でしょうか?

 

これには、日に当たる事で紫外線の影響を受ける事、そして、潮風に含まれる塩分の影響も大きいです

紫外線の悪影響は以前もお話したことが有りますが、

 

 

まだまだ油断大敵!この時期の「紫外線対策」とは?

 

やはり、塩も体には良くない物なのでしょうか?

 

 

しかし、塩は体に悪くはない

まず、大前提として塩は体に悪い事ばかりではありません

 

塩には体を温める効果が有ると考えられています。

塩分を摂取すると身体が温まります。

寒い地方の料理の味付けが濃い=塩分が多いことからもイメージしやすいのではないかと思います。

 

塩は化学的には塩化ナトリウム(NaCl)、体内でイオン化したナトリウムと塩素に分かれます。

ナトリウムが不足する事で体内では問題が起こります。

ナトリウムは体内の水分量に関わるので、不足する事で血液の量が減り血圧が低下したり、

水分が少なくなって脱水症状が出たりする場合が有ります。

また、免疫力にも関わるので、ナトリウム不足は免疫力低下につながります。

 

もちろん多すぎても問題です。

逆に血液量が多くなり高血圧になります。

どちらかと言うと、こちらの方が印象が強く、塩が悪者になってしまう理由でしょうか…?

 

 

 

そもそも人間の体の中は塩水?

 

つまり、量の問題であって、塩が身体に悪い物、という訳ではありません。

多すぎても少なすぎても問題が有ります。

そもそも人間の身体には塩が有ります。

人間の体液は「塩水」なのです

 

身体の中の水分には

・細胞内液

・細胞外液

の二種類があります

 

これは、細胞の中にある水分と外にある水分の事を表します。

細胞内液とは、細胞の中にある水分で、体重のおよそ40%を占めます。

 

細胞外液は血管の中にある血漿と、血管の外で細胞の周辺にある組織液の二つに分かれます。

血漿は体重のおよそ15%、組織液はおよそ5%です。

浮腫んでいる、というのは組織液が多い状態の事を言います。

 

この細胞外液は「塩水」です。

だから血液はしょっぱいのです。

 

つまり、我々の身体を構成する細胞の周囲は塩水が囲んでいます

組織液と細胞内液との間で、体に必要な酸素や栄養素を細胞へ取り込んだり、

いらなくなった老廃物、二酸化炭素などを排出したり、という事が行われています。。

 

 

地球はもともとすべて海水でおおわれており、海の中で単細胞生物が発生しました。

この単細胞生物は海の中で海水から必要な栄養素を取り込んだり、いらない物はそこへ捨てていたりしました。

また、海水に囲まれている事でショックから体を守るという役割も有ったようです。

 

その後、生物は進化して、自分の体の周りに塩水を抱えるようになりました。

これが細胞外液です。

そうすることで、海から離れて陸の上に上がる事も出来たのです。

 

なぜ塩でお肌を痛めるのか

では最初のお話に戻ります。

海で塩によって肌や髪が痛むのは何故でしょう?

 

これには「浸透圧」が関係しています。

細胞膜は「半透膜」という性質を持ち、水分が入ったり出たり出来るようになっています。

水は濃度が薄い方から濃い方へと動き、濃さを全体的に統一しようとする働きが有ります。

塩の摂り過ぎでむくみが出来るのは、細胞外液の塩分が濃くなってしまい、そうなると

細胞内から水が出て、細胞外液を薄めようとします。

その結果、細胞外液の水分量が増え、むくみにつながるのです。

その時、細胞内液は水分が少ない状態、つまり乾いた状態になっています。

その為、体は喉の渇きが起こり、水分摂取を促そうとします。

塩辛いものを食べて喉が渇くのはこの為です。

例えば、漬物は浸透圧を利用して作られます。

塩によって野菜の中の水分が外に出される事によって出来るのです。

 

海へ出かけた時に潮風を受けると、風に含まれた塩分がお肌や髪の毛に付きます。

そうなると皮膚を境に内側と外側で塩分の濃さに差が出来ます。

外の方が塩分が濃いので、体内から水分が外へ出てきます。

お肌から水分が取られ、皮膚や髪の毛は乾燥してしまいます。

乾燥した皮膚はバリア機能が低下し、肌荒れを始めとして様々な肌トラブルの原因になります。

バリア機能が低下した状態で紫外線を浴びるなんて状況になれば、お肌に良くないことは

言うまでもありません。

汗をかいてそのままにしておくと、同じく塩分が肌の表面に残った状態になります。

潮風に当たったときのように、お肌にダメージを残してしまう恐れがあります。

 

 

「塩洗顔」とは?

塩洗顔の効果とは

 

そんな事がある一方で、「塩洗顔」などと言う物も存在します。

塩で洗顔する事でどのような効果があるのでしょうか?

 

角質融解作用

塩にはお肌の角質を柔らかくする働きが有ります。

古くなって固い角質を柔らかくして洗い流すことが出来ます。

カカトや肘の固い角質のケアにも良さそうです。

 

殺菌作用

塩には殺菌作用が有り、ニキビの原因となるアクネ菌などの雑菌を減らす事が出来ます。

お肌を清潔に保ち、ニキビ予防の効果も期待できます。

 

毛穴ケア

塩の粒子は非常に細かいので、毛穴に浸透します。

これにより余分な皮脂や汚れを洗い流してくれます。

皮脂や汚れの詰まりはニキビの原因となり、また毛穴の黒ずみも目立つようになります。

綺麗に洗えば清潔になり見た目もスッキリします。

 

血行促進

塩に含まれるミネラルが血行を促進し、新陳代謝を活発にしてくれます。

血行が良くなることでくすみやくまの改善にもなり、透明感のある明るいお肌になります。

 

塩洗顔はどうすればよい?

 

まず、使う塩は食卓用の塩でも大丈夫です。

しかし、出来るだけ天然の物、粒子の細かい物を使うのが望ましいです。

洗顔用の塩も販売されているので探してみてください。

 

敏感肌の方の場合、塩がお肌に合わない場合もあるので、心配な方は腕などに塩水を塗って

赤くなったりかぶれたりしないかどうか確認してからするようにしましょう。

 

洗顔方法ですが、塩を水かぬるま湯に溶かして使います。

溶かしたものを洗顔料に混ぜて使用してもOKです。

 

後は基本的な洗顔と同じで、溶かした塩を顔全体になじませていきます。

くれぐれも、ゴシゴシとこすったりはしないように気を付けてください。

指先が肌に触れてぬるぬると感じるようになったら皮脂や汚れが取れている証拠です。

最後に、塩の入っていないぬるま湯で洗い流せば完了です。

 

どれくらいやれば良い?

 

お肌に良いとは言ってもやり過ぎは逆にダメージを与えます。

皮脂や角質は必要だから有るものです。取ってしまえばよいという訳ではありません。

通常で週に一回、毛穴の黒ずみが特に気になるという方では週に二回くらいを目途に行うと良いでしょう。

 

 

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お風呂で元気に美しくなるコツとは?

寒い日が続きます。

こんな時は、普段はシャワーで済ませがちな方でもゆっくり湯船につかって過ごす、

という方も多いのでは?

身体を温める、という事はお肌の為にも健康の為にも有効な手段。

しかしながら、やり方を間違うとお肌にダメージを与えてしまう、なんてことも。

今日はそんな入浴に関するお話です。

 

温まる事は大切な事ですが…

湯船につかって温まる事はとても大切なことです。

シャワーで済ませる、という方に注意点です。

シャワーの水圧が高かったり、水温が高かったりする事で皮膚を守る皮脂が流れやすくなります

長時間シャワーを浴び続けているとなおさらです。

皮脂が少なくなるとお肌を守る事が出来ず、乾燥肌になりやすくなります。

また、お肌は脂が少なくなると皮脂をたくさん分泌してなんとかしようとしてしまいます。

その結果、脂が多くなりすぎてニキビが出来てしまう、なんて事にも。

シャワーばかりで済ませている方で、背中の肌がガサガサになっていたりニキビが出来ていたり、という事があります

お肌の表面は体温より低く、30℃くらいです。

お湯が熱すぎると皮脂が溶けやすくなります。

台所の洗い物をお湯でやっていると手のお肌が荒れやすくなるのもそのためです。

 

さすがにお風呂のお湯が30℃ではぬるすぎるとは思いますが、それでも熱いお風呂はお肌にとってあまり良くは無さそう。

40℃を超えないくらいのお湯でも15分くらいつかれば十分に身体は温まります。

たまにゆっくりつかって汗をかくのは良い事ですが、あまり頻繁に長湯するのは控えた方が良いでしょう。

 

身体は、どこから洗う?

皆さん、お風呂に入る時に体を洗うと思いますが、どうされているでしょうか?

一度軽くお湯で流して、湯船につかって少し温まり、その後あがって体と髪を洗って、最後にゆっくり温まる…

という方が多いのではないでしょうか。

 

先ほどお話したように、お湯につかった後のお肌では皮脂が流れ出てしまっています。

皮脂が減る=皮膚のバリア機能が低下、という状態です。

そこで体を洗う、というのはちょっと刺激が強そうですね。

 

そして、体を洗うときにどこから洗うか?という点ですが、

まずは髪の毛を最初に洗うのが望ましいです。

シャンプーの種類によりますが、物によってはお肌を痛めてしまう成分が入っている場合があります。

お肌に合わない物を使っていると、頭皮にニキビが出来ているなんて事もあります。

せっかく体をきれいに洗ったのに、最後に髪を洗ってシャンプーを流してそのまま…

なんて場合では背中が荒れやすかったりニキビが出来たり…

そもそも、シャンプーは髪の毛の為の物。

頭皮までゴシゴシ洗ってしまうと良くありません。

洗顔料と同じく、事前に泡立ててから髪を洗うと頭皮へのダメージを最小限に出来ます。

洗髪後に流して、それから体を洗うのがベストです。

 

そして、すべて綺麗になった所で湯船につかって温まりましょう。

 

サウナの効能

温まるという面では「サウナ」もお勧め。

サウナの美容への効果をお話します。

 

・血行促進

温まる事で血流が良くなります。

血行が良くなると、お肌の血色が良くなり、くすみが改善して透明感のある明るいお肌になります。

また、新陳代謝が上がる事によりターンオーバーが活性化されます。

・汗が出る

身体が温まると汗をかきます。

汗が活発に出る事により、汗と共に老廃物が排出されます。

最初はベタベタした汗が出ます。これが「汚い」汗です。

その後、老廃物が排出されるとサラサラの汗が出てくるようになります。

汗を出す皮脂腺が活発に働く事で、毛穴に詰まった汚れや古い角質も排出され、

ニキビの改善、予防になります。

老廃物が上手く排出されるようになると、循環が良くなり冷えやむくみの改善にもなります。

 

サウナの身体への効能を考えると、ぜひやっていただきたいのが「交代浴」です。

サウナで汗をかいた後、冷たい水につかるという事を交互に繰り返します。

こうする事で起こる効果としては

・自律神経の安定

温まる、冷えるという事を繰り返す事により、自律神経も交感神経と副交感神経を交互に切り替えます。

これにより自律神経のバランスが整います。

自律神経の乱れが冷えの原因の場合もありますので、併せて改善につながります。

・血管の柔軟性

温まる時は血管が緩み、冷える時には血管が収縮します。

これを繰り返すことで血管にもストレッチの効果があります。

年齢と共に血管は硬くなり、「動脈硬化」が起こると血圧も高くなります。

血管が柔らかくなると血流が良くなり血圧も落ち着きます。

ですが、高血圧の方には交代浴は負担が大きい場合もあるので一度かかりつけのお医者様に相談しましょう。

・毛穴が締まる

交代浴は美容にも効果ありです。

毛穴が開く、締まるという事を繰り返すことで毛穴が柔らかくなります。

そうすると毛穴が引き締まり、目立つ毛穴が目立たなくなります。

 

さて、「サウナに入ると痩せる」と考えている方はいらっしゃいますか?

確かに、サウナに入ると汗をかいて体重が減ります。

これは、汗で水分が出てしまっただけで、軽く「脱水症」になった状態です。

サウナから出たらしっかり水分を補給しないと危険です。

ボクサーなどが減量の為に汗をかいて一時的に体重を落とすという事は実際にありますが、

一般の方が痩せたいという時に汗で体重が減っても意味が有りません。

 

実は、体を温めると…

身体を温めると、血行が良くなる、汗をかく、というのはもちろんですが、

実は、もっと素晴らしい効果が有るのです。

 

それが、「HSP(ヒートショックプロテイン)」です。

ヒートは「熱」、プロテインは「タンパク質」、

つまり、熱によって体内に増加するタンパク質の事です。

 

HSPは体の中で壊れた細胞を修復する働きがあります。

つまり、「自然治癒力」の一種です。

 

体温が38℃くらいまで上がるとHSPが増加します。

これは、増加するには時間がかかり、体を温めた二日後くらいがピークです。

そして、七日くらいで元に戻ります。

ですので、最低でも週二回くらい体温を上昇させると継続して増加させることが出来ます

 

このHSPが増加する事により、

・疲労回復

・冷え性改善

・免疫細胞活性化

・美肌効果

が期待できます。

お肌に関しては、コラーゲン分泌を活発にしたり、紫外線のダメージを受けた細胞を回復させたり、

メラニン生成を抑制したり、炎症を抑えたり、

様々な効果があります。

シミやシワの改善にも良いですね。

 

HSPを増加させるにはおススメなのはこちらも「交代浴」。

身体の温度差によって増加するので、温めたり冷やしたりを繰り返す交代浴は効率的です。

 

最後に冷やして終われば体が引き締まり、湯冷めの防止にもなります。

 

ただし、急激な温度の変化は体に負担を掛ける場合もあるので、平常時の体温が低い方は急に上げるのは控えましょう。

最後も、シャワーなどで優しく冷やすのが望ましいです。

 

 

いかがでしたか?

やはり、何事においてもほどほどが一番。

温める事で良い効果が有るとは言っても、温めすぎれば、または熱すぎればお肌に負担がかかります。

無理せず、最適な刺激で美肌と健康を手に入れましょう。

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〇〇が動くと、元気に、美しくなれる?

単純な事のようですが、皆さんの生活の中で泣いたり笑ったり、どれだけあるでしょうか?

悲しかったり、うれしかったり、頭にくることが有ったり、

怖い気持ちが有ったり、悩んだり…

そういった気持ちの変化、感情の動きは実はお身体にも大きく作用するのです

その中で、「泣く」事と「笑う」事によるお身体とお肌への影響についてお話します。

 

 

 

 

笑う事による健康への効果

人間の身体にはリンパ球の一種である「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」があります。

これは、がん細胞やウイルスといった体に害のある物質を攻撃して退治する働きがあります。

NK細胞が活発に働いている事で病気にかかりにくくなります。

このNK細胞は笑う事で活性化されます。

免疫を調整するのは脳の中で「間脳」という場所ですが、笑う事で間脳を刺激して、

情報伝達物質である神経ペプチドが放出され、NK細胞に付着すると活性化されます。

この笑いによる効果の特徴は「バランスを整える」というところです

免疫力が強ければ良いというものではありません。

例えばアレルギーは免疫が過剰に働いてしまった状態ですし、

自己免疫疾患という、外敵ではなく自分の身体を免疫が攻撃してしまって起こる病気もあります。

つまり、ただ免疫を強くするのではなく、バランスよく活性化してくれる事で体が元気になるのです

 

 

 

 

笑う事による美容効果

さて、笑う事が良いとは言っても「笑いじわ」なんて言葉にちょっと心配になってしまうのではないでしょうか?

笑った時に出来るシワ=笑いじわ、だったら笑わなければ良い?

そんな単純なものではありません。

シワが出来る原因は、

・筋力の低下

・コラーゲン減少によるお肌のハリの低下

・お肌の乾燥

などです。

お顔にある筋肉は「表情筋」と言います。

弱くなると硬くなってしまうのは身体の筋肉と一緒です。

筋力が落ちて硬くなると重力に抵抗できずに下がります。

下がる事でフェイスラインのたるみやほうれい線の原因となり、

また硬くなってしまった筋肉自体がシワを作ります。

よく笑う事でしっかりと表情筋を使う事になり、筋力がついてくると

柔軟な筋肉となり、シワやたるみの改善につながります。

筋肉が良く動く事で血液やリンパの流れも良くなり、むくみやくすみの改善にもなります。

さらに、表情筋が動く事は脳を活性化します。

表情筋を動かす「顔面神経」は脳から直接出ている脳神経の一つであり、

表情筋の動きは脳を刺激してα波という脳波が出ます。

α波は身体がリラックスした時に出る脳波なので、身体をリラックスさせる事が出来て

ストレスの軽減につながります。

ストレスホルモンは女性ホルモンの分泌を低下させるので、

ストレス解消により女性ホルモン分泌も活性化されるので美肌効果があります。

ストレスが軽減する事で美肌の大敵である「睡眠不足」の解消にもつながります。

実は、よく笑う事は美しくなることにもつながるのです!

 

 

 

泣く事による健康への効果

「泣く」というのには、悲しい時もあるでしょうし、感動する時にも涙が出る事もあります。

いずれにしても、「泣く」時には感情が高ぶって、まずは自律神経の交感神経が興奮します。

この時には体は緊張状態になります。

その後、副交感神経が優位になって涙が出てくるのです。

一旦、興奮状態になりますがその後涙が出る時には体がリラックスした状態になります

さらに、涙が出る時には「セロトニン」と「エンドルフィン」の分泌が活発になります。

セロトニンとは、精神を安定させる物質で、これが不足しているとうつ状態になってしまう事もあります。

エンドルフィンは脳内麻薬ともいわれるホルモンで、心や体の痛みをやわらげてくれます。

つまり、泣く事によって体がリラックスして、さらに精神的にも落ち着いた状態になる事が出来るのです。

ストレス解消になり、心も体もスッキリできます!

 

 

泣くことによる美容効果

では、泣く事で美容にも効果はあるのでしょうか?

ここは笑った時の効果とも被るのですが、大きな効果としては「ストレス解消」です。

ストレスがたまるとお肌に良くありません。

時には思い切り泣いてストレスを発散させてあげる事で美肌作りにつながります。

 

ポイント

注意点が二つあります。

  • 泣けば、笑えば、なんでも良いわけではありません!

ポイントは「感情が動く」事です。

心の底から面白い、楽しいと感じる。

または悲しい事があった、感動した、という時が美しく健康になるチャンス。

むりやりくすぐられて笑っても、表情筋の運動にはなるかもしれませんが身体の中での変化は起こりません。

タンスの角に足をぶつけたとか、玉ねぎを切ったとかで涙が出た時も同様です。

感情が動いて涙が出た、笑った、という時に体の中での変化が起こります

  • 泣くときは思い切り泣きましょう

涙が出るのをこらえたりするとつい目をこすってしまったり、

ハンカチでまぶたを抑えたりこすったりしてしまいがちです。

このような状態では泣いた後に重たいまぶたになってしまいます。

重たくなったまぶたが下がってくると目の下のタルミが出来てしまいます。

シワが出来たり、クマになったりすることにつながります。

こうならないためには、泣くときは思い切り泣いて涙を流します。

流れた涙は頬の辺りで抑えたり拭いたりするようにしましょう。

こうすれば、寝る前に泣いたとしても朝にはスッキリした目で起きる事が出来ます。

 

東洋医学における感情

感情の動きを東洋医学的に見てみます。

東洋医学における考え方の一つに「五行論」というものがあります。

五行論とは、すべての物を「木・火・土・金・水」の五種類に分類するというものです。

東洋医学における感情はこの五行論では「怒・喜・思・憂・怖」の五つになります。

怒は怒る事

喜は喜ぶ事

思は思い悩む事

憂は憂い悲しむ事

怖は怖いと感じる事

この5つはそれぞれ関係しあっており、どれも必要な物です。

悲しい事や怒る事が悪い、喜ぶ事が良い、といった単純なものではありません。

喜ぶ事ばかりでも良くないのです。

良い事があった時にほっとして気が緩んだ時に体調を崩すようなイメージでしょうか。

このように、感情が動く事、つまり心の状態は体にも大きく影響します。

そして、その感情もどれかに偏りすぎると、それが原因で体調を崩してしまいます。

重要なのは「バランス」です。

泣く事、笑う事だけでなくそのほかの感情が動く事も大切です。

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なぜ目元の乾燥がひどくなるのか?~5つの原因&対策~

お肌が乾燥するこの季節、特に目の周りがカサカサに…なんて気になる方はいらっしゃいますか?

お顔の肌は敏感ですが、その中でも特に目の周りはお肌が乾燥しやすいのです。

 

目元が乾燥しやすい5つの原因

どうして目の周りは乾燥がひどくなってしまうのでしょうか?

 

1.そもそも皮膚が薄い

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層構造になっています。

表皮の角質層には皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子といった「バリア機能」がお肌を乾燥から守っています。

しかし、目元では皮膚は0.5mmと非常に薄く、わずかな刺激でもバリア機能が失われてしまいます。

 

2.皮脂膜ができにくい

皮脂膜は皮脂腺から分泌される皮脂と、汗腺から分泌される汗が混ざって作られますが、

目元には汗腺も皮脂腺も少ないため、そもそもバリア機能が弱い部位です。

 

3.刺激を受けやすい

それほど敏感な部位であるにも関わらず、目は1分間に15~20回もまばたきをします。

それだけでなく、眼球も動いているので、皮膚がひんぱんに伸び縮みする事も乾燥しやすい原因の一つです。

目が疲れるとこすってしまったり、メイクを落とす時にも摩擦されることが多く、バリア機能が失われる原因となります。

 

4.疾患によるもの

また、疾患によっても起こります。

アトピー性皮膚炎の方はバリア機能が弱く、乾燥しやすく、肌に炎症が起きやすくなります。

接触性皮膚炎(かぶれ)は刺激性接触性皮膚炎とアレルギー性接触性皮膚炎に分類されます。

刺激性接触性皮膚炎は接触した物の刺激によるもので、目元では目薬や化粧品の刺激により起こる事が多いです。

アレルギー性接触性皮膚炎は接触した物にアレルギーがある場合に起こり、花粉症の時期には注意が必要です。

 

 

5.過剰なストレス

現代は「ストレス社会」と言われており、仕事や人間関係などで過剰なストレスを抱えている方が多いです。

ストレスが多すぎると自律神経のバランスが崩れます。

ホルモンバランスの乱れ、お肌のターンオーバーの乱れを引き起こし、

肌の乾燥や肌荒れが起こりやすくなります

東洋医学ではストレスは五臓六腑の「肝」と関係があります。

肝は目との関係も深く、目回りのトラブルにも関係すると考えられています。

 

 

 

乾燥による症状

目元は乾燥がひどくなることでどんな状態になってしまうでしょう?

 

・化粧ノリが悪い

お肌が乾燥しているとファンデーションなどが皮膚へ密着しにくく、いわゆる「化粧ノリ」が悪くなります。

乾燥して密着していないことに加えて皮膚が頻繁に動く事によりメイクがよれてしまった状態になります。

 

・目の周りの小じわ

乾燥することによりシワが出来やすくなります。

目元の細かいシワは乾燥が進んで深くなるといわゆる「カラスの足跡」が出来てしまいます。

目をこすってしまったり、頻繁に触れてしまったり、お手入れの時に強い刺激をしてしまうとシワが出来やすくなってしまいます。

 

・敏感肌

化粧品が合わなかったり、花粉症の時期には花粉で肌が荒れてしまう事がありますが、特にバリア機能が低下していると肌荒れや赤み、湿疹などがひどくなります。

 

 

目元の乾燥への5つ対策

1.十分な保湿

特に目元はほかの部位の倍くらい十分に保湿をしてあげましょう。

バリア機能が低下しているといつもの化粧水でもしみる場合があります。

特に炎症がひどい時にはワセリンを塗るのが効果的です。

 

 

2.負担の少ないメイク

メイクを落とす時には少なからずお肌の負担になります。

あまりに乾燥がひどい時にはメイクをしないのが理想ではありますが、

そうもいかない時もありますのでお肌に負担の少ないメイクにします。

お湯だけで落とせるメイクを使ったり、クレンジング剤は目元専用の物を使用して負担を掛けないようにしましょう。

 

3.洗顔方法

通常の洗顔が乾燥の原因となっている場合もあります。

こすってしまったり、お湯の温度が高いなどでもバリア機能を低下させてしまいますが、

そもそも頻繁に洗いすぎている事でも乾燥の原因になります。

大量に手入れをすればよいというものではありません。

夜のうちにしっかりメイクを落とせていれば、翌朝は洗顔料を使わずぬるま湯で流すだけにしておくなど、乾燥が気になる方は気を付けてみましょう。

 

4.環境の改善

目元に限った話ではありませんが、空気が乾燥する時期はお肌の乾燥も進みます。

部屋の中は空調でさらに乾燥も進んでいます。

加湿器を置いたり、ぬれたタオルを部屋に干したり、観葉植物を置くなど、

部屋の湿度を保つことに気をつけましょう。

 

5.ストレス解消

ストレスの原因を完全に取り除くことはまず難しいでしょう。

適度な運動や趣味に取り組むなど、ストレス解消できる手段を持ち、

上手く付き合っていく事が理想です。

 

まとめ

そもそも空気が乾燥していたり空調が入っている環境にいる事が多かったりする今の時期には、

お肌の乾燥を引き起こしやすいです。

目元は特に乾燥しやすい部位でもあり、さらにこすってしまうなどの刺激を受けてしまう事が多く、敏感なお顔の中でも特に乾燥しやすいです。

通常の乾燥肌への対策だけでなく目元は特に十分な対策が必要です。

目元に十分な保湿をするだけでなく、体の状態も整えていく事も大切です。

 

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美肌の基本「ターンオーバー」、ご存知ですか?

人体で最大の臓器とは?

 

人間の体は「細胞」から出来ています。

細胞が集まって「組織」を作り、組織が集まって「器官(臓器)」となります。

そして、臓器が集まり、人、体を作っています。

さて、人間の身体には色々な臓器がありますが、

その中で一番大きな「臓器」は何かご存知ですか?

日頃当たり前のように目にしているので逆に目立たないかもしれませんが、

それは「皮膚」なんです。

 

皮膚の持つ役割

 

皮膚は体重のおよそ16パーセントを占めています

皮膚は身体の外側を覆っており、

外と内を分ける境界として存在します。

外部からの刺激や細菌・ウィルスの感染から身を守ったり、

収縮して熱を保持したり弛緩して熱を放出したりすることで体温を調節したり

温覚、痛覚、触覚などの「感覚器」として働いたり

また、皮下組織では余った栄養を皮下脂肪として蓄えたり

等々、様々な役割があります。

 

皮膚の構造

皮膚は外側から

①表皮

②真皮

③皮下組織

の三層に分かれた構造になっています。

さらに一番外側にある表皮は

・角質層

・顆粒層

・有棘層

・基底層

の四層に分かれます。

 

「ターンオーバー」とは?

お肌を気にする方なら一度は聞いたことがあるかと思われる「ターンオーバー」。

実際、どのような事を言っているのかご存知でしょうか。

表皮では、最も内側の基底層で細胞分裂を繰り返し、細胞が成長しながら表面へと向かいます。

そして、最後は角質を作り垢となって剥がれ落ちます。

この表皮の入れ替わりの事を「ターンオーバー」と呼びます。

ターンオーバーは健康な20代の女性ではおよそ「28日」くらいと言われています。

しかしながら

加齢による新陳代謝の低下

乾燥や紫外線等の外からの刺激、

ストレス過多や睡眠不足などの生活習慣などにより

ターンオーバーが乱れて、表皮の入れ替わりが遅くなってしまいます。

 

ターンオーバーが乱れると…

ターンオーバーが遅いと、古い角質がいつまでも肌に残り

表面が固くなりガサガサした肌になったり、

肌の弾力性が低下してハリが無くなったり、

透明感のないくすんだ肌になったり、

乾燥しやすくなって小じわの原因になります

 

このように、ターンオーバーの乱れは遅れてしまうので促進した方が良い、という面が注目されがちですが

では、ターンオーバーは早ければ早いほど良いのでしょうか

 

垢すりや角質のケアを過剰にやりすぎたり、洗顔のし過ぎや誤った洗顔をしているとターンオーバーが早まります。

ターンオーバーが早まり過ぎると、基底層から分裂して出来た細胞が成熟しないまま表面まで出てきてしまい、

未熟な細胞ばかりだと、肌理(キメ)が粗くなったり

皮膚のバリア機能が低下して乾燥肌を作りやすくなったり

といった肌トラブルにつながります。

ですので、むやみやたらにターンオーバーを早めればよいという訳ではありません。

 

ターンオーバーを整える為に…

ターンオーバーを整えて、皮膚の良い状態を保つためには、

・お肌を作るために栄養素のバランスの取れた食事

・十分な睡眠

・ストレス解消

・正しいお肌ケア

等が大切です。

特に、お肌のケアは足りなくてもやり過ぎてもNG。

しっかり洗顔して汚れやメイクを落とす事は大切ですが、

何度も洗顔すればよいという訳ではありません。

また、洗顔の仕方もゴシゴシとこする様に洗うとお肌に負担をかけてしまいます。

洗顔料を十分に泡立てて、こすらずにお顔にやさしく広げます。

あとはぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。

ここで、熱いお湯を使ってしまうと皮脂が流れ出しやすくなる事で乾燥肌を作ります。

また、シャワーのお湯を直接顔にかけると水圧で皮脂が流れてしまいます。

皮膚の表面温度は30℃位なので、同じくらいのぬるま湯が望ましいです。

そして、シャワーからかけるのではなく手ですくって顔にかけて洗い流しましょう。

 

 

真皮層はターンオーバーしないの?

では、表皮の下の真皮層ではどうなっているのでしょうか?

真皮層はコラーゲン繊維が網目状の構造を作っており、

網目がびっしりと細かく詰まっている→肌理が細かい

コラーゲン繊維が壊れて網目が乱れてスカスカしている→肌理が粗い

と表現されます。

真皮層も生まれ変わりますが、「ターンオーバー」とは呼びません。

真皮は表皮よりもずっと時間がかかり、4~6年くらいかかります。

お肌のハリや肌理の細かさは真皮のコラーゲン繊維が重要になります。

ハリが無くなってたるみ・シワが出来たり、肌理が粗くなって毛穴が目立ったり黒ずんだり等のお肌トラブルは

ターンオーバーを整えるだけでは解決しません。

紫外線対策などのお肌ケアだけでなく、美容鍼の刺激によってもコラーゲン分泌を促進することが出来、お肌の状態を改善する事が出来ます。