こんにちは。

JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。

 

朝起きて、何気なく鏡を見たときに、

「 あれっ?!」

「 首のシワが目立つようになった気がする・・・」

「 毎日、お肌のケアはしっかりとしているのに何でだろう??」

なんていうことはありませんか?

 

『首』のシワは老化のサイン?!

ある統計によると、

年齢が出やすい体の部分の<1位>が『手』で、

<第2位>が『首』なんだそうです。

 

そのため、

『首』にシワがあると実年齢よりも老けて見られてしまい、悲しいですよね。

それだからこそ、

意識的に『首のケア』をして、ハリのある<美しいデコルテ>を作り上げるれば、

ー5歳は若く見えるようにななりますよ!

 

そのためにも、

まずは、首のシワが出来てしまう原因を知ることが大切です。

 

首のシワが出来る原因とは?

【1】リンパの滞り

首は、いつも自分の頭の重さを支える仕事をしているのですが、頭の重さは一体、どのくらいなのかご存知ですか?

実は、

頭の重さは、自分の体重の<約1/5>あると言われています。

 

つまり、

体重が 40kg の人で、およそ『 8kg 』もあると言う事です!

5kg のお米を持ったら相当重たく感じるのに、 8kg の重さがある頭を支えなければならない首の負担は、相当なものがあると想像できますよね。

 

そのために、

パソコンやスマホなどを見るなど、頭を前に傾けている姿勢が長くなると首の筋肉に大きな負担がかかり、首が凝り固まって、血行やリンパの流れが悪くなってしまいます。

 

その結果、

首の血行やリンパが滞ることによって、首はもちろん、顔も浮腫んでしまい、シワが出来てしまうんです。

 

【2】乾燥

首の部分にある肌は、実は、人間の皮膚の中でも一番薄いと言われている『目元』の皮膚と同じくらいの薄さしかないのをご存知ですか?

 

さらに、

首には<顔の2倍の汗腺>があり、

表面はベタつきやすくても、汗が蒸発する際に肌内部の水分も一緒に失われてしまうために、乾燥し、シワが出来やすくなってしまいます。

 

【3】UVケア

顔のUVケアをしっかりとされている人は多いと思いますが、首回りも顔と同様にしっかりとケアしていると言う人はひょっとしたら少ないのでは?

 

首は、前側だけではなく、360度全ての面に紫外線を浴びやすい上に、

とても乾燥しやすい場所なので、

うっかりと紫外線を浴びてしまうと、皮膚の深くまで紫外線が浸透してコラーゲンやエラスチンを破壊してしまい首のシワの原因となってしまいます。

 

【4】皮膚のたるみ

首の部分は加齢によって、

ハリを出すために欠かせないコラーゲンなどの<保水成分>や<皮下脂肪>が減少しやすいのに加え、

首の筋力が低下することで、

首の皮膚が『たるみ』やすくなってしまい、首のシワの原因となるんです。

 

【5】姿勢が悪い

・ 猫背

・ パソコン・スマホなどによる首の前傾姿勢

・ 頬杖

・ 枕の高さ

などの首に負担のかかりやすい姿勢や首にシワが寄る状態を長時間キープしてしまうと、首にシワが出来やすくなってしまいます。

 

首のシワを予防・改善する方法とは?

では、

首のシワの形成を防ぎ、改善するためにはどのような方法が良いのでしょうか?

①  顔と同じレベルのスキンケアをする

ついつい簡単に済ませてしまいがちな首のケアですが、

しっかりと化粧水を浸み込ませ、クリームなどの油分で水分が蒸発しないようにフタして乾燥を防ぐことがハリのある美しい首になるためには大切です!

また、

汗腺が顔の2倍あるために汗がよく出るので、タオルなどで小まめに拭き取りましょう。

但し、

皮膚がとても薄くデリケートな場所なので、ゴシゴシ拭くようなことはせずに、押さえるようにして優しく汗を拭きましょう。

 

② リンパマッサージ

首のリンパの流れをよくする上で重要なのは、

全身のリンパが集まってくる『 鎖骨下リンパ 』の流れを改善することが大切です!

 

肌に負担をかけないようにマッサージオイルなどを使い、

スベリをよくした状態で、

顎の下から首筋を通って鎖骨の所まで優しくマッサージをするように心がけましょう。

③ UVケア

先ほどもお話したように、首は360度どこでも紫外線が当たりやすいので、顔と同じレベルでしっかりと首にも小まめなUVケアを行うことが大切です。

④ 首肩の筋肉をほぐす

首は常に頭の重さ ( 体重の1/5kg ) を支えているので、首だけではなく、肩も合わせて疲労を溜めないようにすることが大切です。

首肩のストレッチやマッサージ、湯船に浸かって筋肉をほぐすなど自分でも出来る筋肉の疲労回復ケアを心がけるようにしましょう。

⑤ 姿勢を良くする

パソコンやスマホなどでの前傾姿勢や猫背などの首に負担のかかる姿勢をなるべく改善するように心がけることも大切です。

その他、

枕の高さが高など首のシワが出来やすい状態にならないように、首にフィットしたものを寝具の専門家に相談して手に入れるといいですね。

 

いかがでしたか?

首の皮膚はとても薄くて繊細なので、

顔と同じように、

しっかりと保湿、UVケアをして、

リンパマッサージやストレッチ、姿勢の改善などを意識的に行うことが必要なんですね。

 

なかなか自分でケアするのは難しいと言う人は、

是非、

上田式美容鍼灸(R)で綺麗な首と肌になって、

<−5歳>どころか、<ー10歳>若返って、お友達に羨ましがられちゃいましょう!