こんにちは。
JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。
美肌になるために重要なポイントとなるのは、
『ターンオーバー( 肌細胞の生まれ変わり )が定期的に行われること』
だというのはご存知だと思いますが、
この<ターンオーバー>が実際に行われているのは何処だかご存知ですか?
肌の基本構造とは?
聞いたことがあるかもしれませんが、肌は、
■ 表皮層
■ 真皮層
■ 皮下組織
という3つの層が構成しております。
実は、
この3つの層の全部が、ターンオーバーをするわけではなく、
生まれ変わりをするのは、
『表皮層』『真皮層』の2つだけなんです!
ターンオーバーの担い手になっている細胞とは?
肌細胞のターンオーバー(生まれ変わり)を実際にしているのは、
① 表皮幹細胞
② 真皮幹細胞
という特殊な細胞なんです。
<幹細胞>の働きとは?
① 表皮幹細胞
<表皮幹細胞>は表皮層の最下層にあり、
常に分裂と分化を繰り返しながら、自分と同じ<表皮幹細胞>と、
皮膚の表面を覆う『表皮角化細胞』の2種類の細胞を作り出す働きをしています。
実は<表皮幹細胞>は、
これら2種類の細胞を作り出す働きのみと思われていましたが、
それ以外にも、
保水成分として重要な『ヒアルロン酸』も作り出すことが分かったそうです!
② 真皮幹細胞
真皮層の上部で、表皮幹細胞の下に位置している<真皮幹細胞>は、
自分と同じ<真皮幹細胞>と、
『線維芽細胞』呼ばれる細胞を作り出す働きをしています。
この<線維芽細胞>とは、女性が大好きな、
■ コラーゲン
■ エラスチン
■ ヒアルロン酸
を作り出している細胞なんです!
<線維芽細胞>を中心にして、
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸という保水成分が集まることによって、
表皮を下から持ち上げて、肌にハリを出しています。
<幹細胞>が少なくなってしまう原因とは?
肌のターンオーバーのキーポイントとなる、
これら2つの<幹細胞>は、一体なぜ減少してしまうのでしょうか?
主な原因は、
<加齢>と<紫外線による光老化>なんです。
<加齢>はある程度仕方がないにしても、
『紫外線』によるダメージが、
シミ や コラーゲンの破壊 の原因となるだけではなく、
ターンオーバーを直接担っている<幹細胞>までも破壊してしまうことは、
意外と知られていないのでは?
だからこそ改めて、
美肌になるためには、<UVケア>が大きな鍵を握っている!
ということを意識して毎日の紫外線対策に取り組む必要がありますね。
そして、
<幹細胞>に対して直接アプローチするものとして、
『幹細胞コスメ』が生み出されて話題となっています。
<幹細胞コスメ>には、
① ヒト由来のもの
人間の皮下脂肪から採取した<幹細胞>を使う方法です。
② 動物由来のもの
羊のプラセンタなどから抽出した<幹細胞>を使うなどしていますが、
日本では、ウイルス感染などのリスクを考えてあまり流通していません。
③ 植物由来のもの
“不老の果実”と呼ばれる希少なリンゴの樹木や、アルガンツリーの芽など
生命力の強い植物から抽出した<幹細胞>を使う方法です。
但し、
植物と人間の<幹細胞>では異なるので、
どのくらい人の幹細胞に効果があるのかは未知数だそうです。
ちなみに、
それぞれの効果の強さの違いとしては、
■ 人の幹細胞 ・・・ 母乳
■ 動物の幹細胞 ・・・ 粉ミルク
■ 植物の幹細胞 ・・・ 豆乳
くらいの違いがあると言われているそうですよ。
しかし、
いくら<幹細胞>を刺激して、ターンオーバーを整えても、
表皮層のターンオーバーには最低でも<28日前後>はかかり、
真皮層にいたっては、
ターンオーバーするのに<4〜6年>もかかってしまいます。
だからこそ、
<幹細胞>を一番効果的に活性化する方法としておすすめなのが、
『 上田式美容鍼灸(R)』です!
0.16mmの極細の鍼を使って、
<表皮幹細胞>と<真皮幹細胞>を刺激することによって、
美容鍼を行なった翌日からターンオーバーを活性化させて、
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成を促進する効果があるんですよ!
アンチエイジング、美肌には、美容鍼が一番ですね!