みなさんこんにちは

日本美容鍼灸マッサージ協会 認定講師の中野慎市です

今回は美容や健康にとってとても重要な「睡眠」

美容鍼灸をしているとよく睡眠に関する相談を受ける事があります
しっかり睡眠を取れていないと
翌日も疲労感が残ってしまったり
お顔の血色が悪くなりくすんでしまったり
自律神経のリズムが狂ってしまったりと
やはり睡眠はカラダの状態を整える意味でもとても大切になります。

 

いくら良い美容液を使っていても
コラーゲンや酵素などのカラダに良いものを使っていても
睡眠の質が悪いとおもったような効果が発揮されません

 

じゃあどうすれば良い「睡眠」ができるようになるの??

お任せください。
今回は皆様が素敵な夢の世界へ出発できる方法をお伝え致します!

1 リズムを整える

毎日違う時間に起きたり寝たりしているとアナタの身体は中々安心して「快眠」してくれません。
寝る時間や起きる時間をできるだけ同じに整えるだけでなく
可能であれば食事を食べる3食の時間も同じにしてあげると
胃腸や内蔵の働くリズムも整うので
カラダが安心して眠りにつくことができます。

 

そんなこといっても、仕事や用事で忙しい!!

 

そんな方は寝る時間はその日によって多少変わるかもしれませんが
どちらかというと「寝る時間」よりも「起きる時間」を整えることを優先しましょう。

 

2 ベッドは「寝る場所」とカラダに覚えさせる

私たちが生きる今の時代はパソコンやスマホなどいつでも気軽に
様々な情報を得ることができる便利なものがたくさんあります

なので、ついつい布団やベッドに入って眠る直前までスマホやタブレットなどを
見てしまうことも多いかと思います。

しかし、睡眠効率を上げるには脳に「布団に入る=睡眠」ということを覚えさせることが大切です。
布団に入ってから1時間以上経っても寝る事ができないのは
睡眠効率が悪いとされています。

ですのでベッドには睡眠に関係のないものは一切持ち込まず
眼をつぶって寝る事だけに集中しましょう。

最初は退屈に感じるかもしれませんが
慣れるまでの辛抱ですし、
一日中色々な刺激をうけてきたあなたのカラダは
きっとカラダは喜ぶはずです。

3 呼吸法で眠る

みなさんこんなことありませんか?
布団に入ってから寝ようとすると。。。
やり残した仕事が気になる。。。
今日あんなことがあったけど明日はどうしよう。。。
明日の休みが楽しみ過ぎて寝れない。。。

 

などなど、布団に入ってから悶々と色々なことを考えてしまい
睡眠に集中できないなんてこともあるかと思います。

そんな時に効果が実証されているのが
アリゾナ大学医学部のアンドリュー・ウェイル教授が考案した
「4-7-8呼吸法」と呼ばれる瞑想方法です。

瞑想において一番大切なことは呼吸を意識することで
この478呼吸法はマインドフルネス呼吸法とも呼ばれています。

 

レッツトライ!

1 まずは口を閉じて、4つ数えながら鼻から息を吸い込みます。

2、次に息を止めて7つ数えます

3、そして8つ数えながらゆっくり口から息を吐いていきます

 
このサイクルを1として、3回繰り返します
3回繰り返すとだいたい1分ぐらいになります。私は最初、2の7秒息を止めるところで逆に目が覚めるわ!
と思ってしまうぐらい苦しく感じましたが
心を落ち着けて瞑想するように穏やかな気持ちでおこなうと
副交感神経が高まってくるのが分かります。笑

なんとこの方法を実践し、1サイクル目の最中に寝てしまったという人もいるようですよもう羊を延々と数える時代は終わったのです!笑

4 寝れるツボを押す

えっ?ツボってなんなの?
東洋医学などに普段触れることが無い方は
そう思う方が多いかもしれません。

ツボとは東洋医学の考えから生まれたものです。

 

東洋医学では
全身を気(エネルギー)と血(体液)が上手く巡ることで
健康が保たれていると考えます。

 

気血の通り道は経絡(けいらく)と呼ばれ、
経絡が交わるポイント、いわば交差点が経穴(けいけつ)で、
一般的にはこの交差点を「ツボ」と呼んでいます。

 

経絡が何らかの作用

例えば、不眠や暴飲暴食による体調不良などになって
経絡の流れが滞ってしまうと病に至るといわれています。

 

これを改善するために、
ツボ(経穴)に鍼や灸を施して、気血の流れをスムーズにするわけですね。

 

鍼灸は2000 年以上の長い歴史があるだけに、
東洋の人々が経験的に見つけてきた、
身体の不調を発見するポイント、とみることができるでしょう。

その中でも、不眠の時に流れが悪くなってしまうポイント、
つまり”ツボ”が耳にあるということなんですね。

そのツボの名はズバリ「安眠」!!

どうでしょう。
いかにも眠れそうな名前じゃないでしょうか。

 

【ツボの押し方】

耳の後ろにある下に向かって尖っている骨から
下におよそ指の幅1本分のところ(うなじとぶつかる辺り)が「安眠」のツボです。

そこを反対側の手を頭の後ろから回す様にして中指で押さえ
約20秒ほど心地よい強さで押さえます。

疲れている時はこれを2〜3回繰り返しましょう。

【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
この他にも有名なものであれば「寝る前の軽い運動」や
「カラダを暖める」「リラックスできる香りを嗅ぐ」などがありますが
ようは自分のカラダの「寝る」というスイッチを
どう切り替えられるかということですので
ここで紹介したものを実践していただき
自分に合った快眠法を発見していただければと思います。