こんにちは!
JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。
いよいよ今週か12月がスタートしますが、
朝晩の気温がグッと下がって来たので、風邪を引いてしまった人も多いのでは?
風邪による肌への影響とは?
『顔は身体の状態を映し出す鏡』と言われるように、
風邪を引いてしまうと、
肌のバリア機能が低下してしまい、いつもよりも刺激対して敏感に反応したり、弱くなってしまいます。
その結果、
いつも使っていて何も問題がなかった化粧品が、肌に刺激を感じたり、沁(し)みたりすることがある他、
バリア機能が低下することで、
ニキビや吹き出物、蕁麻疹などが出やすくなってしまったり、
肌のキメが乱れて肌が乾燥してしまい、
かゆみやカサつきを感じたり、肌がチリチリするなどの敏感肌となってしまいます。
風邪で過敏になった肌に対するスキンケアとは?
風邪を引いて体力が落ち、免疫力が低下している時には、
肌のバリア機能も低下してしまい、肌が敏感になっているので、
いつも以上に丁寧なスキンケアを心がける必要があります。
そこで、まず大切なのは、
【1】刺激を極力抑えた洗顔をする
洗顔の際に肌を擦って刺激を与えないようにするために、
洗顔料をたっぷりと泡だてて、肌に直接触れないようにして、
優しく丁寧に汚れを落としましょう。
【2】優しくハンドプレスで保湿
洗顔後の化粧水を使う時は、
肌への刺激が大きくなりがちなコットンの使用は避けて、
優しく手のひらでハンドプレスしてあげると良いですよ。
そして、
風邪を引いて体調を崩している時には、
肌の乾燥が進みがちになるので、
化粧水を閉じ込めるために、美容液やクリームを手の平に伸ばしてから、
優しく包み込むようにして肌に乗せるようにしましょう!
【3】バリア機能が低下している時のいつもと違うケアはNG
最後に、風邪を引いてしまった時のスキンケアで注意すべきことは、
① いつもと違う化粧品を試してみるのはNG
② ピーリングなど刺激が強い角質ケアはNG
③ パックや顔剃りなども敏感になっている肌にはNG
上記のようなスキンケアは、
バリア機能が低下した状態の肌は、過敏に反応が出る可能性が高いので、
なるべく避けるようにしましょう!
いかがでしたか?
風邪を引いてしまい、肌が刺激に対して敏感に反応してしまう状態の時には、
なるべく、肌に刺激が入ることを避けて、
低下したバリア機能を助けるためにも、
肌が乾燥しないように、しっかりと保湿して、クリームなどの油分で水分の蒸発を防ぎましょう。
そして、
身体を冷やさないようにしながら、
「お白湯』などで水分補給をたっぷりと行い、
肌を守る働きのあるビタミンB6や肌細胞の回復に効果のあるビタミンCを積極的摂るのがおすすめですよ!