お顔で気になる悩みの一つ「シワ」
そもそも、なぜシワが出来てしまうのかというと、
「皮膚の乾燥」
が原因です。
衣類を洗濯してきちんと伸ばして干さないとシワが出来るように、
お肌が乾燥するとシワが出来ます。
シワを深くしてしまう原因は「たるみ」。
お顔の筋肉が固くなったり弱くなったりすることでたるんでしまい、シワが深くなります。
さて、シワは悪いものなのでしょうか?
代表的なものをいくつか見ていきましょう。
〇ほうれい線
ほうれい線は口の周りの「口輪筋」が固くなり、頬を引き上げる「小頬骨筋」が弱くなることで目立つようになります。
お悩みで多いところの一つですね。
ほうれい線は「法令線」とも書き、人相学的にはその方の人生経験が現れる所と言われています。
「経験」や「貫禄」を表すところであり、例えば、無理に引き上げて無くしてしまうと…
若く見える、というより幼く見えてしまう場合があります。
今現在の地位に至るまで、さまざまな経験があったことでしょう。
それらが現れている部位を消してしまうのは少し残念な部分もあります…
しかし、あまりにクッキリと入ったほうれい線は見た目年齢で数歳損してしまいます
お顔の筋肉やお肌のケアにより、少しでも薄くすることで自然な感じで見た目年齢を引き下げてくれるでしょう。
美容鍼はその方の5年~10年前の状態を目指すもの、不自然な感じになることはありません。
〇額のシワ
額のシワは前頭筋が固くなることにより出来ます。
眉を引き上げる筋肉が弱くなると、目を開ける時に必要以上に額に力が入るのでシワも出来やすくなります。
そんな額のシワも、人相学的には仕事運を表す所と言われています。
額を上中下と三つに分けた時に、まっすぐ真横に三本のシワが入っているのが最も良い状態。
上は上司や先輩の立場の人から助けや運をもらいやすく仕事が上手くいく事が多い。
中は自分で道を切り開いていくことが出来る人。
下は部下や後輩などからの助けをもらいやすく人間関係に恵まれる事が多い。
…と言われています。
どんなシワでも良いという訳ではなく、まっすぐ、横に入った物が良いとされています。
〇眉間のシワ
皺眉筋という筋肉が固く緊張すると眉間にシワが寄ります。
この状態が続いて皮膚の乾燥が進むとクッキリとしたシワになります。
残念ながら…
人相学的にも、眉間のシワは不幸を呼ぶと言われます。
眉間のシワが出来るのはどんな時でしょう?
表情のクセだったり、視力に問題があって目が疲れやすかったりすると出来やすいというのもありますが
何かに怒っていたり、イライラしたりする事がある時に出来る事が多いと思いませんか?
精神的に、あまり良い状態ではないことが多いかと思います。
そして、例えばそばにいる家族が眉間にシワを寄せていたらどう感じるでしょう?
なんとなく、こちらもいい気分にはなりませんね。
つまり、そういった感情が周りにも伝播してしまう、不幸を呼ぶシワと言われる由縁です。
〇「シワ」にも意味があるので…
なぜこのようなお話をするかというと、ネガティブに捉えてしまうと余計に良くないことが多いからです。
「シワが気になる!」
「何とかしなきゃ!」
…とイライラすると、余計に眉間にシワが増えてしまうかもしれません…
しかしながら、
「ほうれい線、深くなった気がするけど、それなりに経験積んできた証拠なのかしら…」
→「でも、あまり深いと目立つから、しっかりお顔をケアしていこう!」
「額のシワは仕事運、もっと良い事あるかもしれない!」
→「でもあまりにクッキリしていると額を出しにくいから、お手入れしないとね」
というような感じで、100%ネガティブに捉えてしまうのではなく、
良い意味もあるけど、少しずつでも前向きに改善しよう、と考えて頂きたいのです。
そして、眉間のシワに関してはしっかり対処していきましょう。
イライラを発散する趣味を持ったり、視力が悪い方は検眼して視力矯正がちゃんと出来ているのかを調べましょう。
眼鏡を変えただけで目つきが変わったり、肩こりが無くなることもあるのであまりに長期間に渡って変えていない方は検眼をお勧めします。