こんにちは!
JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。
朝に行なった方が良い洗顔方法とは?
みなさんは、普段の朝の洗顔をどのように行なっていますか?
『ぬるま湯のみのシンプル洗顔』ですか?
それとも
『洗顔フォームや石鹸を使ってしっかりと洗顔』する派ですか?
洗顔の仕方については、
雑誌やネット上などいろいろなところで、いろいろな意見が言われているので、
本当は一体どうしたら良いのか? とお悩みではありませんか?
そこで今回は、
美肌にとって重要な役割を果たしている朝洗顔について、
美容鍼灸師がお勧めする朝洗顔の方法をご紹介したいと思います!
1.朝の肌の状態を確認しましょう
まずはじめに、
朝、洗顔する時点での肌がどのような状態になっているのか? を確認することが大切です。
一般的な朝の肌の状態は、
夜寝ている時に行う、弱くなったり傷ついたりした肌細胞を修復する過程で排出される<老廃物>や<皮脂汚れ>が肌に付着して汚れが溜まった状態と言えます。
とは言え、
夜間の肌細胞修復過程で出る老廃物や皮脂汚れの量は、
その人の<年齢>や、その人の<生活のリズム>
などによって、大きく変化してしまいます。
例えば、
仕事が忙しく、家に帰るのも遅くなり、
いつも深夜にならないと就寝できない人は、
肌細胞のダメージが大きくても、修復作業をできる時間が少ないので、
排出される老廃物は意外と少なかったり、
日中の肌のダメージによって肌が乾燥してしまい、
皮脂の分泌量がそもそも低下してしまっている人なども、
朝の老廃物は少なくなるなど、
その人その人によって、朝の肌の状態は大きな差があると言えます。
チェック項目を決めて朝の肌状態を推測する
そこで、
以下のチェック項目を基に、自分の肌にどのくらい老廃物や皮脂汚れが溜まっているのかを把握しましょう。
① 前日の朝の肌の状態をチェックしておく
② 就寝時間をチェック
③ 睡眠時間の長さをチェック
④ 起床後の肌の乾燥具合をチェック
以上4つのチェック項目で、
朝、肌に溜まった老廃物や皮脂汚れの量を大まかに把握して、洗顔方法を決めることが大切です。
朝と夜とでは洗顔の目的が違う!
ところで、朝と夜とで洗顔方法を変えていますか?
何故かと言えば、
朝と夜とでは洗顔の目的が違ってくるからなんです!
実は、
<夜の洗顔>は、
日中に紫外線や化粧品の薬品成分により受けたダメージを修復して、
新しい肌細胞に作り変える土台を作ることを目的としています。
それに対して<朝の洗顔>は、
夜間の肌細胞の修復作業による老廃物や皮脂汚れをしっかりと落として、
日中の紫外線や乾燥、化粧品の化学成分やホコリなどの外的刺激から肌を守ることが目的となります。
そういった訳で、
正しい朝の洗顔方法とは、その日の朝の自分の肌状態を見極め、それに合わせた洗顔方法を選ぶことが大事なので、
■ 老廃物や皮脂汚れが少ない、肌が乾燥している朝は、
↓ ↓ ↓
『ぬるま湯のみのシンプル洗顔』が正解であり、
■ 老廃物や皮脂が多く、肌のザラつきやくすみがある朝は、
↓ ↓ ↓
『洗顔フォームや石鹸を使った、しっかり洗顔で汚れをスッキリ落とす』
ことが大切となる訳です。
もちろん、
朝の洗顔後は、化粧水で十分に潤いを補給することが大切なのですが、
意外と知られていないポイントとして、
美容液を使う必要はありません!
何故かというと、
朝の肌は、美容液を使っても肌に栄養が入りづらい状態になっているからなんです。
そういった訳で、
朝の保湿は、化粧水を浸透させた後は、
乳液やクリームなどの油分で肌内部の水分が蒸発するのを防ぐことにポイントを置きましょう。
もちろん、
外出前の紫外線対策に<UVケア>を忘れずにして下さいね。