こんにちは!
JFACe公認、美容鍼灸認定講師の井上堅介です。
一般的に、肌の老化を引き起こす現象として知られているのは、
・ 紫外線
・ 高血糖による糖化作用
・ タバコ
などがありますが、
どれも気を付けているのに、最近肌が老化して来ているような気が・・・
と、お悩みではありませんか?
身近な癖が老化につながる⁈
実は、
割と身近に存在している癖や症状が、肌の老化と関係していることがあるんです。
それは何かと言うと、
『歯の食いしばり』です!
歯の食いしばりを起こしている日本人が増えている⁉︎
一般的に、
私たちが口を閉じた時に、
上下の歯は触れ合わずに 2mm 程度 の隙間を開けた状態でキープされています。
ところが、
● 仕事などに集中している時
● 強いストレスがかかった時
などに<歯を食いしばり>を行うと、
鎮痛作用のある『βエンドルフィン』という脳内麻薬がされ、
ストレスや苦痛が軽減させる効果があります。
そのために、
脳内麻薬を分泌させて、
ストレスなどを手軽に改善しようとして、
<歯の食いしばり>を習慣化させてしまう傾向があります。
誰もがストレスを抱え込みやすいと言われている現在の社会では、
多くの日本人が<歯の食いしばり>を起こしているというデータが出ているそうです。
歯の食いしばりの習慣化が引き起こすものとは?
歯の食いしばりが習慣化してしまうと、
例えば、
正座した時に、膝の裏の神経が圧迫されて足が痺れてしまうように、
歯の食いしばりが習慣化することでアゴの周期の筋肉が凝り固まり、
顎周辺の骨や神経も圧迫してしまい、
神経が機能不全を起こして、その影響が、
・ 口
・ 耳
・ 目
・ 脳
・ 肩・首
などに不調を引き起こすようになってしまいます。
その結果、
顔周辺の血流やリンパの流れが悪くなり、
肌細胞が栄養不足を引き起こし、肌の水分量も低下してしまうために、
肌細胞の老化が加速してしまいます。
さらに、
歯の食いしばりが習慣化すると、
唾液腺が圧迫されてしまい、
アンチエイジングには欠かせない、若返りホルモンと呼ばれる『パロチン』の分泌が抑制され、
ますます肌細胞が老化してしまうという悲しい状態に陥ってしまうんです。
まとめ
<歯の食いしばり>が習慣化してしまうと、
顎周期の筋肉の緊張が顎周辺の骨や神経を圧迫してしまい、
肌細胞の老化を進めてしまうだけではなく、
頭痛や肩凝り、腰痛などの症状をはじめとして、
・ 息がしづらい
・ 座っているのがしんどい
・ 目の奥が痛い
・ 耳鳴り
など様々な自律神経症状様の愁訴の原因とも考えられているほど、
身体に大きな影響と負担を与えてしまいます。
そこで、
自分は<歯の食いしばり>症状がないかどうかを、
以下の設問を参考にチェックしてみてください!
① 朝起きると口の周りやこめかみの筋肉が疲れている
② アゴがだるい
③ 歯や歯茎が痛い
④ 歯や歯茎に水がしみる
⑤ 仕事をしているといつの間にか歯を食いしばっている
⑥ 慢性的に肩凝りや頭痛がある
⑦ 舌に歯の跡がついている
いかがでしたか?
当てはまる項目が多いほど、
<歯の食いしばり>の癖がある可能性が高いので注意してくださいね。